Re: ♪The lo〜ng and winding road

[掲示板: 〈過去ログ〉英語で趣味を楽しむ -- 最新メッセージID: 1605 // 時刻: 2024/11/23(18:18)]

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904. Re: ♪The lo〜ng and winding road

お名前: Ryotasan
投稿日: 2007/1/17(20:37)

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柊さんこんばんは。

"Wise men say" を "Wise man said" と聞き間違えても、会話などで大きな支障はないと思います。やはり場面の意味が基本です。

専門家による訓練を受けた歌手が発声練習で喉を温めたあと、その人の声の良さが最大限に発揮される調に設定された歌をうたうわけです。これは、普通の人にはかなりきついです。

「ささやき」というか、マイクを使わない stage whisper であればお腹から声が出ると思います。立って歌うか座って歌うかでも違います。

〉 ビートルズは結構悲しいです。Let it beは、かなりキリスト教的な感じ方がないとストーンとは来ない気がしますし。一応納得していますが、たぶん、作った人と違う納得の仕方だろうな、と。

音楽的には賛美歌を土台にした歌ですね。あの歌は悲しい諦めの歌だと僕は長い間思っていました。多読を始めた後もずっとそうでした。

最近は、諦めつつも未来への希望を捨てていない歌だと考えるようになりました。暗闇の中に光がさしたり、音楽が聞こえてきたりという内容からそう判断できる気がするのです。

本を読んでいて難しいとか、つまらないと感じたら、読むのをやめること、多読三原則の三番目を実践するとき、この歌を思い出します。

There will be an answer. Let it be.

〉 GLAYはたまに、完璧に、どこをとっても、わからなかったりします。聞き取れる単語がいくつか数えてしまうぐらいに。それが歌詞カードを見ながら一度聞いたら完璧に聞き取れるようになったので、英語のリスニングで先にスクリプトを読むなというのは本当だと実感しました。それから、ヒップホップはもう、わかることを諦めています。
〉 ただ、本人もファンもロックと言っていても、GLAYは演歌だと私は信じていますが(特に冬は)。しかし、ふつうの演歌で意味がわからなかったことはないですね。発音も崩さないし、はっきり歌うので。

なるほど。Glayのばあい歌詞はロックでも、音楽的には演歌に近いのかも知れませんね。今では演歌の伴奏に "Hotel California" 風のロック・ギターが入ることが珍しくないですから。

〉 森山良子が音楽番組で、父親(森山久という、有名なジャズの人だそうですが)に、歌詞が伝わらなかったら、どんなにきれいな歌い方をしてもだめだと小さい頃に言われてという話をしていて、それが次の代にも伝わったのか、森山直太朗も発音が崩れません。

ジャズの人たちは歌詞を大切にしてきましたね。かつてビリー・ホリデイは、伴奏のピアノ奏者にも歌詞をふまえてピアノを弾くよう要求したそうです。

〉 森山直太朗がよく細かい点を足すので、歌詞カードに「実際と違います」と書いてあることが多いですね。あまり意味は変わっていませんが。日本語でも、「アーティストの意向で歌詞を載せていません」という曲は見たことがあります。もっとも、これはその分しっかり聞き取ってほしいという意味だと思いますが。

同じ歌でも、声で表現するのと、文字で印刷するのでは、別の作品になるというか、別の表現なのかも知れませんね。

〉 外国の曲がメロディーだけそのままで全く違う日本語歌詞がつくというのは、よくありますよね。

ウルフルズの「明日があるさ」は英語の原曲と全く違いますね。英語の "My Way" と日本語の『マイ・ウェイ』は大体同じですが、フランス語の原曲は題名も内容も全く別でした。

〉 試しながらやってみます。人生すべて実験です、特に趣味関係は。
〉 歌だったら、ずーっと同じことを言っていても飽きないかなとか、歌う癖を真似するなら、発音が(悪い意味では)気にならないかなとか、考えているところです。要は、一番横着していてもできそうな方法を模索中というか。

メロディ無しで、歌詞だけ朗読してみると、中身のある歌詞かどうか良く分かりますよ。

〉〉19世紀米国の作家 Washington Irving は、米国の歴史小説を構想し、コロンブスの伝記から始めようとスペインへ取材に行き、住み着いてしまいました。グラナダのことが出てくる本も書きました。Tales of the Alhambra です。ギターの音楽が好きな人にお勧めの本ですが、GRなどは無いかも知れません。一番最後のエピソードだけ洋販ラダー文庫に入っていますが。

〉 結局、歴史小説は無理だったんでしょうか。まあ、目的と違うことをやって、結局そっちの方が楽しいというのはよくありますよね。
〉 洋販ラダーは和書扱いでしたね。今度探してみます。

コロンブス伝も書き上げて出版しました。The Life and Voyages of Christopher Columbus という題名ですが、僕は読んでいません。

アルハンブラの話、洋販ラダーでは、有名な "Rip Van Winkle" や "Sleepy Hollow" と一緒の本に収録されています。本の題名は The Sketch Book です。

〉 いえ、祖父の言葉を理解するのに、直接的にその単語の意味をとるのではなく、「たぶんこういう意味で使っている」と考えると理解しやすいという、私の側の話です。「力士が退職」とか、結構意味的には近いけど、ちょっと違うという言い回しが増えてきたので。英語はやる気ないそうです。
〉 ただ、全部は通じなくてもいいと思って話すようになると、結構面白い話が聞けるようになりました。地域的にも時間的にも、当たり前ですが長い道を通ってきた人なので(♪The lo〜ng and winding road)。以前は祖父の昔話が苦手でしたが、そうやってある程度の見切りをつけて、前々から聞きたかったことを聞いてとすると、なかなか楽しいです。

僕が考えていたのは、柊さんの脳に起きた変化のことです。高齢者の脳を活性化させる話ではありません。(^-^;)

〉 日本語でも、同じ言葉でも違う意味で使っていたり、あるものが別のものの象徴になったり、日本語について考えることが多くなりました。祖父は、アザラシを小さい頃に食べていた人なので、今でもニュースでアザラシを見るとおいしそうだと思うようです。私はアザラシを見ると可愛いとしか思わないので、育ちによって違ってくるというのを、外国ではないのに感じています。

うーん。面白い話ですね。どこか北国にお住まいだったのでしょうか。

英語の本を読んだ後で日本語の本を読むと、難しい文章でもさすが日本語、すいすい読めてしまうことがあります。僕は英語の多読を始めてから、日本語の古典に対する抵抗感も少なくなりました。

またいろいろ教えて下さいね。


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