柊さん

[掲示板: 〈過去ログ〉英語で趣味を楽しむ -- 最新メッセージID: 1605 // 時刻: 2024/11/23(17:51)]

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888. 柊さん

お名前: 杏樹
投稿日: 2007/1/3(23:49)

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柊さん、こんにちは。

雑談してるといつまでもレスをつけたくなります。

〉 こちらこそ、よろしくお願いします。特に、ぼろぼろとこぼれる初歩的なミス。

実は私もそんなに細かいことまで知ってるわけじゃないんです。書く時に調べた、ということが多いです。たくさんのことを知ってるというより、調べ方とか本の探し方とかを知ってる、といったほうがいいかもしれません。歴史学科にいた名残は、「裏を取る」態度が身に染み付いたことでしょうか。…なんて偉そうにいいますが、テキトーに書いて間違ってた、と言うこともありますので…。

〉〉「王女リーズ」ですか。別人のような名前…。

〉 お話の中身も、別人のよーです。かいつまむと、美女な姉にいじめられ、自信を持てずにいたリーズが、護衛官のセシルに励まされ、というような感じでしょうか。つまり、生涯の恋人があのウィリアム・セシルだったという。
〉 ただ、この方の場合、エリザベス一世という女王がいた、という以外の部分は史実ではないので、世界史のテストでこれ書いたらバッテン付けられますよと、あとがきで書いているので、まあいいかなと。

そういうフィクション、ありますね。あとがきに書いてあるだけ親切かも…。

〉 トリノの聖骸布についての番組をやっているのは、ちらっと見ました。あまり感じが良くなかったので、さっさと局を替えましたが、結構、流行りらしくて多いですね。

トリノの聖骸布は前に布の鑑定で12世紀ごろのものだと判定されたから明らかに「ニセモノ」なんですが、それを覆す説を唱えているのが面白かったです。しかもご丁寧にどうやって身体のあとがついたか検証までして。なんとでも言えるもんだなーと感心しました。

〉 そういえば、「ダ・ヴィンチ・コード」が何かも知らないんですね。まあ、いっかと思って放っておいてますが。

ま、ほっておいてもいいんですが…。
これはダン・ブラウンの書いたサスペンス小説です。ヨーロッパに伝わっているキリスト教に関するトンデモ話やいろいろな伝説をつなぎ合わせてスリリングな物語を作ってあるものです。ダ・ヴィンチの絵がそのキーワードになるんです。
ハラハラドキドキの連続で読み出したら止められないスピード感がありますからヒットしたんでしょう。いずれ原書で読んでみたいと思ってましたが、職場で日本語訳が回ってて、みんな読んだからどう?と置いて行かれたので誘惑に負けて読みました。そうしたらわざわざ原書で味わうほどのこともなかったからまあいいか、と思いました。

〉〉12〜13歳のではありませんか。利発そうな美少女ですね。昨年「マリア・テレジアとハプスブルク展」という展覧会があって、おもしろかったです。しかしその美少女が35歳になるとすっかり「おばさん」なのには驚きましたが、35歳の肖像と60歳の肖像があまり変わってないというのが不思議。
〉〉貫禄があって肝っ玉母さんみたいです。
〉〉若くして父親が死に、プロイセンから横槍を入れられながらもハプスブルク家を継承し、戦争を戦い抜き、子どもをたくさん産んで育てて…すごい人です。しかも夫は初恋の憧れの人で、結婚前のラブラブの手紙まで展示してありました。

〉 う、新年初ぼろです。今年もお見捨てなく〜。
〉 戴冠後の絵は見ましたが、35と60が同じに見えるって、確かにすごいですね。しかもあの時代、ハプスブルク家の相続人に生まれながら、恋愛結婚したというのもすごい。

私は展覧会で見たばかりなので覚えてたんで…。

〉 戦争は他の家に任せて、ハプスブルク家は結婚せよとかなんとか、そういうやつですね。末裔も含めてしまうと、もう、たどりようがなさそうな気がします。ハプスブルクを名乗っているところだけ追いかけようかと思ったり。ただ、系図がはっきり残っているのってやっぱり王家とかなので、遺伝病ではやたらによく出てきますね。
〉 「仮面の男」の王太后の名前がアンヌ・ドートッリシュで、最近覚えたのが「ドートリッシュ」はフランス語でオーストリア人という意味というので、この頃オーストリア人ということは、ハプスブルクかなあとか、きりがなさそうですね。

アンヌ・ドートリッシュはスペイン・ハプスブルク家です。さっき系図を見たらフェリペ2世の孫でした。「ド・オートリッシュ」が縮まって「ドートリッシュ」になります。「ド」は英語のofに当たり、「アンヌ・ドートリッシュ」は「オーストリアのアンヌ」という意味になります。
実はマリー・アントワネットのフルネームの最後にも「オートリッシュ」がついています。

〉 正月になり、A happy new yearの最初のAの謎がやっと解けました。これは、多読的文法の楽しみでしょうね。
〉 しかし、メリー・クリスマスとセットで言われることが多いし、正月にあまり深い意味がなさそうですね、あちらは。あちらがどちらか、これから探究に行ってきます。

Aの謎なんて考えたことがありませんでした。
文法を全く気にしないので、時々は気にしたほうがいいかと思うぐらいです。
欧米ではクリスマスは「顕現日」つまりキリスト誕生の12月25日から12日目の1月6日まで続きます。この日は「三王礼拝」が行われた日とされています。聖書には三人の博士が星に導かれてキリストを探しあてたと書かれていますが、ヨーロッパの伝説ではどこかで「三人の王」が礼拝をしに来た、にすり替わってしまったらしいです。三人の王がキリストを見出したので「顕現日」らしいです。

それではHooray 世界史クラブ!


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