[掲示板: 〈過去ログ〉英語で趣味を楽しむ -- 最新メッセージID: 1605 // 時刻: 2024/11/23(17:51)]
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お名前: 柊
投稿日: 2006/12/28(18:18)
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こんにちは。柊です。
ちょっと遅ればせながらですが、パソコンがいかれている(前触れなしに電源が切れます。怖いです。今もそのパソコンなので、びくびくしています)間にも世界史熱が冷めやらず、遅いかなと思いながらもちょっと語りたくなってきました。って、思いきりはた迷惑な酔っぱらいにそっくりですね。
ええ、まずはパピイさんへ。
和書ということは、田中芳樹と篠田真由美でしょうか? それとも、以前どこかで書いた柳広司でしょうか? 心当たりが多くて、それもどうかと思いますが。
まあ、どちらにしても、歴史にこだわった上に架空の歴史を作り上げて歴史小説を書いてみたり、歴史的人物の人生と絡む推理小説を書いたりしている人なので、かなりの歴史マニアだと思います。なので、非常に惹かれます。
amazonで時代小説など見ていても、新撰組を読んでいる人は、誰が書いたものだろうと新撰組を読みあさるようですし、そういう類の読み方をする人がいる、ということではないかと思います。
ミグさんがたまにしている大人読みの話なども、私は何も考えずに興味ある時代と人について読みあさった結果、ほぼ実践しているだろうと思います。
特にアン・ブーリンのように、書く人によって魔女から聖女までイメージの違う人は、この人はこう書く、この人はこうかと、そういう読み比べが楽しいので。
杏樹さんへ。
「王女リーズ」でエリザベス一世にはまり、英語の歴史書を読もうと思ったのが英語の勉強の動機の重要な一つなので、同じ著者の「薫風のフィレンツェ」も興味はあったのですが、最近読むのが面倒でパスする本が多いので、読んでないです。
しかし、絵心がないのを自認(というかむしろ自負?)しているのですが、ある日ぼけっと見ていたTV番組でレオナルド・ダ・ヴィンチの「最後の晩餐」の修復画像を見て(CGを駆使したもので、実際に修復したものではなかったのですが)、この人はすごいと衝撃を感じたので、レオナルド・ダ・ヴィンチやメディチ家、それに何とはなしにイタリアやスペインの言葉の響きには惹かれるものがあります。
三雲岳斗の「レオナルド・ダ・ヴィンチの事件簿」という感じのシリーズにもはまっていますし。しかし今のところ、当時の知識人であれば誰でも良かったのかなという感じがいまいち、柳広司の衝撃に及びませんが。
それから、篠田真由美の本でイタリアを舞台にしていたり、イタリア美術が出てくるものが多いので、そっちからも興味があります。
ただ、今のところとっかかりがないので、これについてという何かを見つけたら、そのあとはまっしぐらかなと。
マリア・テレジアには結構興味があります。マリー・アントワネットの伝記を読んでいたら、マリア・テレジア10歳の肖像画というのが載っていて、今まで見た肖像画の中で一番の美人だし、ものすごく賢そうだと思いました。もっとも、即位後は普通のおばさんで、あまり威厳もなく、こんな感じで大国を統治していたというのは、なかなかすごい人だと思いますが。
それに、ハプスブルク家のように沢山の王家と婚姻関係にあり、何ヵ国も支配して、なおかつかなり長い間途絶えずに続いた家というのも、珍しいと思って、歴史好きとしてはやはり、どこかで行き当たる家なのだろうなと思います。
実際、スペインのイサベル一世の子どもの代で二重に婚姻関係を結んでいるので、そのあとのスペインには絶対に関係してきますし。
akoさんへ。
未だに、どの時代が得意なのかわかりませんが、どうも魔女系に詳しいようですね。世界史の裏に魔法使いが暗躍するファンタジーも好きなので、魔女関係で面白そうな本、そのうち教えて下さいね(和書でも何語でもいいです!)。
最後に酒井先生へ。
えー、酒井先生に「あっけにとられて」なんて言われる日が来ようとは、思ってもいませんでした。かなり、英語以外でもふかーく掘り下げる人だなあと、失礼ながら、観察しているつもりでいたので、その人に言われたからにはもう、こっちの道(どっちの道?)に進むしかないと、覚悟を決めました。
どっちの道かはわかりませんが、というか、分野的にもかなりかけ離れたあちこちで色々掘り下げたいものがどっさりありますが、とにかく、興味の赴くままに突き進もうと思います。
やろうやろうと思っていたスペイン語にしろ、ハングルにしろ、多読とそれで培った英語関係の経験のおかげで、思ったより楽に、そして忍耐力不要でできそうだと思っているので、多読に出会えたおかげで、目標が案外近いかもしれない、そして、案外楽しく進めるかもしれないという気になりました。
という訳で、ご存じかもしれませんが、京極夏彦の「陰摩羅鬼の瑕」より、大好きな台詞を贈ります。ちょっと、多読に似ているかもと思いまして。まあ、この台詞を言っている榎木津は結構破天荒なので、こうまではっきりきつい言い方はしなくてもと思いますけど。
ー道楽を嘗めていますね。道楽というのは道を楽しむと書くのです。世の中には道は渋い顔をしていないと歩けないと思っている愚か者が多いが、それは大いなる間違いです
道を楽しんで歩くことができない無能な者が云い訳がましくそう云うことを云うのだと、無能探偵は明朗快活に云った。
いいなあ、道楽。という気になります。ので、道楽の道に進もうと思います。
Hooray,世界史クラブ〜!
英語停滞中と言っている間も、結局日本語で世界史の本を読んでいました。かなり重症です。
あ、酒井先生に追伸です。どの程度需要があるものやらわからないのですが(できるほどに歴史にはまっている人がどの程度の人数いるかというと、少なそうなので)、私の経験だと、一人の人にはまってその人について書いてある本を読みあさると、かなりドーピングに近い方法でペーパーバックが読めるようになるようです。大人読みですね。その代わり、それ以外はもっとYLが下でも全然わからなかったりしますけど。
歴史で百万語の場合、ミステリとは違う、一人の人についてだけ読んでいくという方法があるのではと思います。とっくにお気づきかもしれませんが、歴史で百万語の時は是非、これもやりたいなーと、やってほしいなーではなく、私がやりたいだけですが。
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