Re: 世界史クラブ外活動報告 〜図書館ハードカバー絵本編〜

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181. Re: 世界史クラブ外活動報告 〜図書館ハードカバー絵本編〜

お名前: チクワ
投稿日: 2004/5/27(00:33)

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入口でアルバイトをしながら、お部屋の中の活動をききかじり、
門前のクロトカゲ習わぬ世界史に絡むの巻

世界史クラブのみなさま、ご来場のみなさまこんばんはー。
チクワも世界史クラブさんの影響を受けながら、ちょこっとお話を読んでみましたー。

まずは杏樹さんご紹介GRの中から。

〉★OBW4
〉「The Eagle of the Ninth」
〉ローズマリー・サトクリフの「第九軍団のワシ」のリトールド。古代ローマ、
〉行方不明になった父の消息を求めてブリテンへ旅をする少年の物語。

知り合いに好きな人がいて、以前から気になっていた作家さんでした。
この本はつまり、1900年初頭にイギリス南部でRoman Eagleが
土中から発掘されたことに着想を得て書かれたということなのかな?(前書きにそんなようなことが・・・)
うーん、どこまでが史実なんでしょう。
A.D.117年にローマ軍の第9軍団がごっそり行方不明になったのも?
登場人物たちも、実在の人だったりするのかな?
そういうことがわかっていたらきっともっと面白かったんでしょうが、そうでなくてもなかなかよかったです。
とくに終わりの方の目的のものをゲットしてから逃げるあたりがスリリング。

この本を読んでいて、あ、きっと原作はこの辺がもうすうこし、詳しく書き込んでいるんだろうな、とか
ストーリーのあちこちで感じました。原作も見てみたいな。
実はこういう感じをもったのは初めて。たいてい、GRでだいたいわかったから、いいや、と
思うひとなんです。
杏樹さん、ありがとうございました!

さて。
杏樹さんがGR、akoさんがORT、ICR, SIRを担当され、活動報告は活発に続くのですが
図書館の絵本にも、そういうのがあれば、どーんと絵もでかいし、楽しいだろうなーと思って
探してみました〜。どうせ、たくさんではないだろー、とも思って・・・
思ったとおり、どうやって探したらよいやら状態になってしまいましたが。でもいくつか読みました。
ふふふ。入口の受付でお店を広げちゃえー。

ささ、御用とお急ぎでない方、そしていままさに世界史クラブに入室しようとしているアナタ、
ここにもいいのがありますよ〜。≪い、いえ、そんなたいしたものでは〜!!!≫
↑クロチクワトカゲと、≪チクワの良心≫のせめぎあいの構図・・・

さて、どうやって調べたらいいんだろー、うんまずはヒーロー、ヒロイン路線かな・・・

◆ King Arthur and the Round Table <Hudson Talbott>
人物の顔はひと昔まえのマンガ風ですが、見開き2ページ本文なしでアーサー王の軍隊が
突進するシーンを真正面から描いていたり(つまり迎え討つ感じ) 、
円卓も、どでかく描かれていて、立派!太陽のまわりに12星座の絵が配されていて、きれいでしたー。
円卓の騎士って、こんなに人数多いんですかー?数えたら赤穂浪士より多かった・・・
あ、アーサー王物語って、完全なフィクションと思っていいんでしょうか?(質問の多い報告だこと。)

で、この絵本の印象が強くて、前述の The Eagle of the Ninthと平行して読んだら
混乱したのでした・・・

◆ Abraham Lincoln <Ingri & Edgar Parin d’Aulaire> 1939年コールデコット賞受賞 7000語くらい
政治家名でも、探してみました。リンカーンで、コールデコット賞なのでびっくり。素朴な絵です。
リンカーンは小〜中学校くらいの教育を受けておらず、自分で本を読んで勉強したようですね。
おー、多読していたんだー。と感動♪そしてこの絵本は次の絵本とイメージがかぶります。

(同じd’Aulaireさんの絵本で、Benjamin Franklinとゆうのも地元図書館にあるのでまた読もー。)
(ところでこの作者名のd‘って、どんなときにつくのー?(また質問!))
(ジャンヌダルクのダルク(of Arc)と同じ?)

◆ This is Washington, D.C. <M. Sasek>
絵本の地理紹介、名所案内です。
同じシリーズのうちのThis Is LondonとThis is New Yorkが書評にありました。
リンカーンの生涯を絵本で読んだあと、別の絵本でその暗殺された建物、場所、
運ばれた病院などの絵を見て、説明を読むと感慨が・・・

◆ The Minstrel and the Dragon Pup
上記GRの作者、Rosemary Sutcliffを検索してみたら、絵本がありました。
これ、よかったですー。
卵のときに母親から離れてしまい、人間の前で卵からかえったので、人間のこわさを母親から
おそわらなかった竜の子が、その人間(音楽師)と、旅をしているが、悪い旅芸人に見世物にするために
さらわれる・・・
まず、言葉がやさしい。Sutcliffが絵本のために言葉を工夫したのか、もとから彼女の原文は
読みやすいのか・・・。原文で読んでみたいと思いました。
それから、構成がうまくできてる・・・というのか、あ、前に書いてあったことがここで効いている・・・
見たいなことを、何度も感じ、読んでいておもしろかったです。

このほか、聖書 神話 あたりは、わりといろいろありますね。
ネイティヴ アメリカンものも、けっこうあります。これは過去に追っかけていました。

でも、正直いって、チクワの思い付きでは、探すのはこれで限界・・・
どんな人物なら、絵本(ハードカバー)にされていそうなのでしょー?(実はここが最大の質問)
Joan of Arcは、なかったです。残念。(DK ELTにはあるのね〜)

だいたい、図書館絵本は、だれもが行き当たれるもんではありませんので、
その辺をかんがえるとどうもよけーなことをしているような気がするんですが。byクロトカゲ

んー、でもね、でもね。
世界史はやっぱスケールの大きいイメージがあって、でっかい絵も一緒に見ることができると
やっぱり迫力あるし。
ひとつのテーマをもって図書館の絵本を追いかけてみるのは面白かったですよー、
あなたもやってみませんかー?ということでー。
どうぞおゆるしくださいませ♪

いてっ、あー、しっぽ踏まれた〜(泣)、しゅるしゅるしゅる〜。(クロチクワトカゲ逃げる)
(では〜)


追伸・・・杏樹さん、fiddleさん、パン屋さん情報をありがとうございましたー。
(書くところがちがいまして・・・)


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