[掲示板: 〈過去ログ〉多読による外国語教育 -- 最新メッセージID: 1456 // 時刻: 2024/11/25(07:47)]
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お名前: つむぎ
投稿日: 2006/5/7(21:03)
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>古川さん 返信ありがとうございます。 >東京のある私立中学校でも、多読の課外指導をしていますが、 >たいていの生徒は、読書記録の偽装をしていると聞いています。 >おそらく真相は、1割の子だけが、正直に申告している >のだと思います。不正ができても、したくない子が馬鹿を見る >のが「語数」による評価です。] う〜ん、厳しい現実ですね。 ごまかす子もいるだろうけど、あくまで少数なのだと思っていましたが、ちょっと甘すぎましたね。 語数を成績に直結させるのはできるだけ避けた方がよいということがよくわかりました。 ただ私の場合、初回に評価の仕方を明示してしまったので、 今年度に限っては今更変えるわけにもいかないかなと思っています。 幸い単位を取れるための最低語数はまだ伝えていなかったので、 Oh!Mah!Ah!さんのように、きちんと出席していればまず達成できるであろう 数字を目標として提示し、学生が単位のためにわざわざ不正しなくても いいような状況に近づけたいと思います。そして来年度はまた違った 評価方法を考えたいです。 >一方、多読は、生徒を信頼しないとうまくいきません。 その通りですね。このやり方でいくと決めたからには、 学生を信用していきたいと思います。 >「語数をごまかして書いても単位はあげるけど、 >そんなことをしても英語の力はつかないよ」 >というメッセージを伝えるしか無いと思います。 そのようにしたいと思います。多読をがんばれば確実に今より力がつく、 これは本当だし、学生にとって実際に非常に大きなメリットですので これを何度も言うことで、少しでも実際に読んでもらえるようにしたいと 思います。どうもありがとうございました。 >Oh! Mah!Ah!さん 「楽チンではないが、楽しくできる英語多読」 すごくいいキャッチフレーズですね。 楽チンではないけど、楽しくできる、本当、その通りだと思います。 >日本では、多読こそ教員が、一度は学生の目の前に突き付ける? >提示する必要義務がある学習法なのです。] 私もそう思います。多読「だけ」やれば十分なのかはまだ個人的には わからないけれど、多読は「必ず」加えた方がよい英語学習法だと 思っています。 一回の授業でこれくらいは読めるだろうから通年で…という計算、 私もしてみたのですが、こちらが思うようには皆さん読めないようですね。 まず1コマで1万語というのが、私の教えている学生さんにはかなり無理 みたいです。通年で10万語ならいけそうですね。 こちらに書き込み皆さんに返信をいただくことで、かなり自分のなかでも 考えが整理できました。本当にありがとうございました。
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お名前: 古川@SSS http://www.seg.co.jp/
投稿日: 2006/5/7(23:37)
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"つむぎ"さん がんばってくださいね。
あとよかったら、
[url:http://www.seg.co.jp/sss/information/SSSER-2006-new.doc]
なる雑文を書いたのでよかったら参考にしてください。
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お名前: Oh!Mah!Ah!
投稿日: 2006/5/8(08:10)
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つむぎさん
もう一つ。山本夏彦が随筆で「犬は鎖につなぐと放せ、放せと騒ぎ立てる。放すと、喜び勇んで飛んで出ていき、あちこちうろうろするが、それほど遠くには行かない」とか書いておられました。梁ほど願って棒ほどかなうともいいますが、学生の中に喜ぶ人が一人でも出てくればいいのではないでしょうか。では〜