[掲示板: 〈過去ログ〉多読による外国語教育 -- 最新メッセージID: 1456 // 時刻: 2024/11/26(07:43)]
上へ | 前のメッセージへ | 次のメッセージへ | ここから後の返答を全表示 | 返答を書き込む | 訂正する | 削除する
お名前: bigfoot
投稿日: 2005/12/6(12:09)
------------------------------
昨日見た番組の要約引用です。ここには不適切かも知れませんが。
NHK福祉ネット12月12日13時20分から再放送があるようです。
「NHK障害福祉賞」最優秀の杉田知代子さん(41歳)。静岡市で、電機メーカーのサービス課に勤務。脳性マヒとLD(学習障害)がある。自分の頭は穴だらけのチーズのようなものという杉田さん。足が不自由で、小・中学校時代の成績はいつもクラスで一番下だった。中学時代には壮絶ないじめも受けたが、担任の先生の協力で乗り越えてきた。その先生が教える英語との出会いが、杉田さんの前途を切り開いた。
LDのため数字の順に並べることが出来ず、日本語の文章は、指で押さえていないと読めない。だが、英語だけはなぜかすっと頭に入った(注:日本語よりはるかに早く自然に読める。和訳は苦手なので半分しかできないが他のテストは全く出来なかったので良く出来たと自分で思え励みになったそう。それから訳読式で一生懸命やった。多読と会えればなおさら素晴らしそう)。その英語を頼りに、高校、大学と進学、さらに就職し、自分で人生を切り開いてきた。これまでのさまざまな困難も、時にユーモアを交えながら、手記に記した杉田さん。
------------------------------
〉 LDのため数字の順に並べることが出来ず、日本語の文章は、指で押さえていないと読めない。だが、英語だけはなぜかすっと頭に入った(注:日本語よりはるかに早く自然に読める。和訳は苦手なので半分しかできないが他のテストは全く出来なかったので良く出来たと自分で思え励みになったそう。
LDの方は知的障害言語能力、読字・書字、算数・計算の困難を抱えています。日本語はだめでも英語ができるということは脳の別の部分を使っているからかもしれませんね。日本語を司る部分の機能が低いためにかえって英語を英語として理解するようになっている。通常の日本人は日本語と同じ部分で英語を理解し、しかも訳読式学習がその傾向を強めているということでしょう。