[掲示板: 〈過去ログ〉多読による外国語教育 -- 最新メッセージID: 1456 // 時刻: 2024/11/24(05:03)]
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お名前: yhiroaki http://hilog.net/eigo/
投稿日: 2007/3/13(22:58)
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酒井さん、こんにちは
>おおざっぱな意味が辞書に書いてあればいいのですが、
>かならずしも書いてないですねえ・・・
>yhiroakiさんは英和辞典をお使いですか?
>だとすると、おおざっぱな意味はまず書いてないと思います。
>英英辞典にもめったに書いてないですねえ。
辞書は英和も英英も使っていないですね。英英は
買ったことがないし、和英は中学生の時に買ったやつが
本棚にあるのはありますが。
あそうだ、ごくごくたまに読了後まで良く出てきた
単語のspellingを覚えていたら、アルクの英辞朗で調べる
ことはあるので、英和を使ってることになりますね!
でも、読了後まで覚えてることはほとんどないです。
多読と平行して単語本によるvocablary buildingを
やっていても、辞書を使わないこととは相反しない
ですよね?
>あ、「おおざっぱな意味」ってどういうものかによりますね。
>yhiroakiさんのいう「おおざっぱな意味」というのは
>たとえばどんなことでしょう?
おおざっぱな意味と僕が言っているのは、例えば、
"head"は「頭」とかです。
例えば、今日読んだMagic Tree House #9にもheadは
"Where we headed, boss?"というセリフで出てきます。
これはあるグループが馬に乗って走っていて、ところで
何処に向かってるんだっけ?ボス、という状況(だと
思うのですが)で使われています。
この時、headが頭だと知っていて、ニヤッとそういう
使い方もするんだねーと思うのが今の僕の読み方です。
そういう気づきを読書の目的にしているわけではない
ので、一瞬こころによぎる、くらいの感覚ですが。
でも本当にまれに、headって頭だけど、そういえば
後頭部じゃなくて、おでこのイメージだよなあ、
プロレスのヘッドバット(!)にしても、と思う時も
あります。
ですので、僕にとっては、単語本に求めるものの中で、
英英辞典のような"単語の定義"は必須ではありません。
あったらあったで、それを読んだだけでほぅっとイメージが
広がるのでしょうけれど、僕はイメージを広げるのは
読書を通じてでいいかなと今のところ思っています。
単語本で「おおざっぱな意味」の知識を増やさず、
読書を通じてだんだんとheadが形作られる、というのも
頭ではわかるのですが、
"headは頭"から入って膨らましたり修正したりしていく
やり方もありなんじゃないかと思っています。
というか、僕は後者のほうが効率がいいのではないか
と思って、今のところを後者を選択しています。
>ぼく自身、語彙増強をすすめることがあります。
>それは試験や資格取得対策のドーピングとして、ですね。
>そういう切羽詰まった状況でない場合は、懸念が残ります。
試験や資格取得という意味で切羽詰った状況にはないです。
ざっと20年以内にnon-nativeとして英語圏で生活できる
ようになりたいと思っているので、本当は切羽詰っているの
かもしれないですが。
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お名前: Ryotasan
投稿日: 2007/3/14(18:28)
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こんばんは、yhiroakiさん。
場つなぎに、少し書きますね。
英語の head という単語は、頭からアゴの先までを含むんです。プロレスだったら headlock というのもありますね。
首無し男の幽霊が馬に乗って夜道を徘徊するという怪談話があり、英語では "Headless Horseman" と言います。この幽霊は、通りかかった人間に自分の head を投げつけることもあります。
The Beatles の歌詞で "his eyes in his head" というのがあります。これも頭の中に目があるわけではなく、あたりまえの人の顔をあらわしています。
単語集や英和辞典などで head = 頭 と暗記した人が、多読の中でこういう修正をしていくのは無用な回り道だという考え方もあるというわけです。
勿論、ここで述べたような考え方は少数派というか、日本では異端に近いかも知れません。(^-^;)
いずれにしても、どんどん疑問をぶつけて下さい。
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yhiroakiさん、Ryotasanさん、こんばんは!
いま、子母沢 寛の『新選組始末記』を読んでいるので、ついついお邪魔しました。
head、head、head。とっても血なまぐさいんです…
headとtorsoが離れる話が多く…
ちなみに、torsoを英英で引いてみますと、「the main part of the body,
not including the head, arms or legs」とありました。
昔の日本語では「くび」ですね。今は「生首」と言わなければ、この意味になりませんが。
しかし、「クビになる」の「クビ」は、この用法の名残りだろうと思います。
サッカー(正式にはfootball。サッカーと言うは、卓球をピンポンと言うがごとし)に、
ヘディングという技がありますが、理屈からは、顔面を使ってもいいことになりますね。
そんな人はいませんが… (わたしはやったことがありますが…)
「考えろ。頭を使え。」と言う場合、brainを使うのかなと思ったのですが、
「use your head」でよいみたいですね。「ダブル・ジョパディー」という映画で
そう言ってました。Think. Use your head.
あっ! このごろよく話題にしてるGHQのHもheadだ!
英和辞書的イメージだと「頭」だから、考えるだけの機関に思えるけど、
headだから、頭脳でもあるが、ちゃんと目を光らせて、よく聞いて、
口で内部・外部に表示したりする機関、てことなんだな。
とすると、さっきの「ダブル・ジョパディー」の例も、単によく考えろってだけでなく、
目や耳や口を存分に使え、ってことなのかもしれない。
(あ。でも、いま英英を引いてみたら、the mind or brain という意味もある…)
う〜ん、おもしろい。
あ、すみません。ひとりでおもしろがって・・・
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お名前: Julie http://paperback.blog10.fc2.com/
投稿日: 2007/3/15(03:15)
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yhiroakiさん、10万語通過おめでとうございます♪
〉 例えば、今日読んだMagic Tree House #9にもheadは
〉"Where we headed, boss?"というセリフで出てきます。
〉これはあるグループが馬に乗って走っていて、ところで
〉何処に向かってるんだっけ?ボス、という状況(だと
〉思うのですが)で使われています。
〉 この時、headが頭だと知っていて、ニヤッとそういう
〉使い方もするんだねーと思うのが今の僕の読み方です。
〉そういう気づきを読書の目的にしているわけではない
〉ので、一瞬こころによぎる、くらいの感覚ですが。
これ、いいですねえ。
いい感じで読まれてますねえ。
こういう一瞬のニヤッがあるから多読が続きますね。(^^)
さて、私は自分の体験を話すしかないのですが。
私はかなり単語を覚えてから多読をはじめたクチです。
しかし、読み進めて、単語の意味が広がってきてからも、
昔暗記した報いで、単語を見た瞬間にポップアップのように
頭の中に特定の「訳語」が浮かぶようになりました。
多読をはじめたばかりの頃は、これが便利だったんですが(爆)、
読み進めるうちに、邪魔になりました。
だって、あきらかにそうじゃないとわかっていても、
その「訳語」が浮かんで打ち消してからじゃないと先に進めなくて、
読書の邪魔になるんです。(^^;;;
多読的に単語を習得するにしたがって悩みはじめ、
100万語通過した頃が一番苦しんでいたと思います。
300万の頃もまだ苦しんでました。
500万語読んでやっと消えました。
でも、1000万語読んだ今でも、うっかりすると出てきます。
もう一つの体験。
多読してから出合った単語についてです。
あるとき本を読んでいたら、その単語のところで
ふわっと風が吹いて木の葉がさらさらと鳴る音がしたんです。
(頭の中で、ですよ)
気持ちのよい、さわやかな光景が広がりました。
たぶんそれまでにもその単語に何度も出会っていたのでしょう。
そして、それは、なにか楽しい、気持ちのいいシーンと
繋がっていたのだと思います。
その単語のところで、いままで知らず知らずのうちに溜っていた情景が
さあっと流れてきたのだと思います。
もし私がその「訳語」を暗記しちゃっていたら、
たぶん、暗記した単語が出てきたな、やったー、
としか思わなかったと思います。
辞書にはたぶん、「(木の葉が)揺れる」としか
書いてないんじゃないかな。
以上、体験談でしたー。
yhiroakiさんも、Happy Reading♪
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お名前: yhiroaki http://hilog.net/eigo/
投稿日: 2007/3/15(23:20)
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Julieさん、こんにちは。
体験談ありがとうございます。
"邪魔になる"ですか。そして"苦しい"
それは考えてもみなかったですね。
今の僕にはあまり実感がわかないのですが、
例えばどんな単語が一番苦しかったですか?
例えば、"head=頭"だと暗記していて、それが
おでこだったり首から上だったりにadjust
されても、僕は苦しいと思わないんです。
例えば、someとかanyとかですかね。
学校で肯定文で使う"いくつかの"はsome、
疑問文と否定文んで使う"いくつかの"はany
というひどいことを習った後10年以上たって、
時々触れる英文を通じて、今は
完全に特定されてないけれどある程度
このあたりという目星のついている"何か"
という時にsomeと、何でもいいからとにかく
"何か"という時にanyという感触に変わって
きました。この感触がnativeと共有できる
ものかどうかはともかく、もともと覚えていた
意味とは大分違ってきています。
でも、そのことで苦しいと感じたことは、
僕はないんですよねえ。
僕も100万語くらい読めば苦しむのかなあ。
そうだったとしても、Julieさんの体験談の
おかげで、原因がわかっているだけにJulieさん
よりは苦しまないかもしれないですね!
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お名前: ひまわり
投稿日: 2007/3/16(01:37)
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Julieさん、yhiroakiさん、はじめまして、こんばんは。
わたしも、横から、失礼いたします。ひまわりと申します。
実は、きょう昼間にJulieさんの体験談を読んだとき、
「まさに!そう!そう!」と、ひとこと書かずにいられないような思いでおりました。
いままで自分ではうまく表現できなかったわたし自身の「訳語」の悩みを、
Julieさんが、あまりに的確な表現で書き表してくださっていて、うれしかったからです。
そして、今、Julieさんの体験に対するyhiroakiさんの、
〉体験談ありがとうございます。
〉"邪魔になる"ですか。そして"苦しい"
〉それは考えてもみなかったですね。
に始まるコメントを拝読しているうち、
Julieさんと同じ体験をしている者が、実は、ここにも一人いますと、
やはりわたしもひとこと、書かせていただいても悪くはないかな・・・という思いが強くなり、
おそるおそる出てまいりました。
(Julieさんの体験談)
〉私はかなり単語を覚えてから多読をはじめたクチです。
〉しかし、読み進めて、単語の意味が広がってきてからも、
〉昔暗記した報いで、単語を見た瞬間にポップアップのように
〉頭の中に特定の「訳語」が浮かぶようになりました。
〉多読をはじめたばかりの頃は、これが便利だったんですが(爆)、
〉読み進めるうちに、邪魔になりました。
〉だって、あきらかにそうじゃないとわかっていても、
〉その「訳語」が浮かんで打ち消してからじゃないと先に進めなくて、
〉読書の邪魔になるんです。(^^;;;
〉多読的に単語を習得するにしたがって悩みはじめ、
〉100万語通過した頃が一番苦しんでいたと思います。
〉300万の頃もまだ苦しんでました。
〉500万語読んでやっと消えました。
〉でも、1000万語読んだ今でも、うっかりすると出てきます。
わたしは、昨年12月に300万語を通過し、今、360万語です。
わたしも100万語をこえたあたりから、「訳語」に悩まされはじめました。
Julieさんが書かれていたのとまったく同じ状況です。
Julieさんの体験談に対し、yhiroakiさんが、
〉今の僕にはあまり実感がわかないのですが、
〉例えばどんな単語が一番苦しかったですか?
とたずねていらっしゃいますね。
そのあと、「例えば」と、yhiroakiさんが「someとかany」の例を挙げていらっしゃいますが、
わたしの「訳語が邪魔になる」「苦しい」という実感は、それとはすこし感じがちがうかな・・・という感触でした。
わたしの場合(Julieさんとまったく同じというわけではないと思いますが)、
とくに文中の短いセリフや簡単なことばを読むときに、
ぎこちない一対一対応の「訳語」が音声多重放送のように重なって頭の中で響きはじめ、
その日本語の響きが英語を邪魔して具合が悪い、ということが続き、大変苦しみました。
(具体例を、と思ったのですが、ごめんなさい、今は「訳語」からようやく解放されつつあるところで、すぐには思い出すことができません。また、無理に思い出そうとすると、今はまだ同じ苦しさの中に落ちてしまいそうな不安があるので、もうすこし余裕ができてから、そういうことは考えることにしたいです。)
とにかく、それ以来、英語で読書をするとき、頭の中に響く日本語をどうやって消すか?ということが、
わたしにとっての大きな課題になっています。
そのことについて、300万語の通過報告に書きました。
そのとき、何人かの方が同じ悩みを抱いているという返信をくださり、
この悩みは、わたし一人の悩みではなかったのだということを、初めて知りました。
yhiroakiさんも、
〉僕も100万語くらい読めば苦しむのかなあ。
と書かれています。
そうですね。yhiroakiさんも、同じように苦しむ日がくるのかもしれませんね。
そして、
〉そうだったとしても、Julieさんの体験談の
〉おかげで、原因がわかっているだけにJulieさん
〉よりは苦しまないかもしれないですね!
とも書かれていますが、この点については、わたしは、どうかな?という気持ちです。
その苦しさは、原因がわかっていれば軽くて済む、というものでもないかもしれないと、
自分の体験を通しては、感じています。
日本語をまとった英語を頭に染みこませてしまった者が、英語で英語を読めるようになるためには、
英語が、頭に刻まれた日本語の殻を脱皮しなくてはならないのだと思います。
この苦しさは、その脱皮に伴う必然的な苦しさなのではないかな、と、わたしは思っています。
また、300万語通過報告の時、同じ悩みを抱えていると返信してくださった方たちが、
同時に「多読を続けるうちにその悩みは消えてきたように思う」というような内容も添えてくださいました。
どうやって、日本語を脱皮するかのヒントも、そのときのやりとりでいくつかもらったように思います。
yhiroakiさんにもそういうふうに苦しむときが訪れるかも知れませんが、
そんなときは、この掲示板でのやりとりがきっと色んな意味で支えになると思います。
Julieさんの、
〉500万語読んでやっと消えました。
〉でも、1000万語読んだ今でも、うっかりすると出てきます。
ここを読んで、これから先、500万語、1000万語と、
自分も進んでいく多読の道の行方を、なんとなく思い描くことができた気がします。
体験談を伺うのは、とてもいいものですね。Julieさん、ありがとうございました。
Julieさんの「もう一つの体験」についても、「そう!そう!」という思いがあったのですが、
それについては、省略することにします。
yhiroakiさん、突然、横から失礼いたしました。
それでは、yhiroakiさんも、Julieさんも、Happy Reading!
(急いで書いたので、あれこれ、余計なことを書いたり、逆に肝心なことを書いてなかったり、と、いろいろあるかとは思いますが、どうぞおゆるしください)
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お名前: Julie http://paperback.blog10.fc2.com/
投稿日: 2007/3/16(09:37)
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ひまわりさん、みなさん、こんにちはー! Julie です。
昨日は掲示板読んだのだけど、返信を書いてられませんでした。(^^;
で、ひまわりさんへ、唐突ですが(笑)。
文字なし絵本いいですよ〜♪
Tuesday なんか大好き♪(あ、これは12語)
言葉のない世界でね、言葉になる前の世界で物語を楽しむのがここちよい。
休憩にいいよ〜〜♪
以下、チョッキンします。(^^)
(ごめんなさい。でも、すごーく、すごーくわかるの)
〉その苦しさは、原因がわかっていれば軽くて済む、というものでもないかもしれないと、
〉自分の体験を通しては、感じています。
〉日本語をまとった英語を頭に染みこませてしまった者が、英語で英語を読めるようになるためには、
〉英語が、頭に刻まれた日本語の殻を脱皮しなくてはならないのだと思います。
〉この苦しさは、その脱皮に伴う必然的な苦しさなのではないかな、と、わたしは思っています。
うん、脱皮の苦しさですね。
ひまわりさん、うまいこと言うなあ。
〉Julieさんの、
〉〉500万語読んでやっと消えました。
〉〉でも、1000万語読んだ今でも、うっかりすると出てきます。
〉ここを読んで、これから先、500万語、1000万語と、
〉自分も進んでいく多読の道の行方を、なんとなく思い描くことができた気がします。
安心してください、500万で消えます。(私の場合だけど・爆)
300万語のころ酒井先生に相談したら
「量が解決する」とおっしゃっていただきました。
本当でしたよ、先生。
今は、日本語と英語と別々に切り離して鑑賞できるような感じかな。
ではでは、ひまわりさんも Happy Reading♪
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みなさん、こんにちは! たかぽんです。
〉(具体例を、と思ったのですが、ごめんなさい、今は「訳語」からようやく解放されつつあるところで、すぐには思い出すことができません。また、無理に思い出そうとすると、今はまだ同じ苦しさの中に落ちてしまいそうな不安があるので、もうすこし余裕ができてから、そういうことは考えることにしたいです。)
私もそういうことあった、と思い出しました。。
「無理に思い出そうとすると、今はまだ同じ苦しさの中に落ちてしまいそうな不安が」ありました。
たぶん、500万語ぐらいのころにもそういう悩みを書いていたと思います。
今は(推定2000万語?)、あまりそういう不安は無くなりました。
英和辞書もここ何年も引いたおぼえが無いし、学校英語から遥かに遠ざかったので(爆)、
いい具合に洗い流されたんだと思います。
というのもありますし、日本語と英語と、別々の体系が頭の中にできたような感じもあります。
別人格が頭の中に生まれたような感じというか。
「すべての訳語は、どうせ誤訳だ」と思って、落ち着いています。(笑)
しかし、ちょっと、別の苦しみ期に入っている感じもあります。つまり、
今まで日本語の干渉というか介添えでなんとかやっていた子どもが、
自分ひとりでやっていかないといけないような感じ。
イメージとしては、親がひとりいて、ふたりの兄弟がいるような感じ。
兄の名は日本吾、弟の名は英吾。
今までは、英吾が宿題をしてると、日本吾がしょっちゅうちょっかいを出していた。
これはこういうことだよ、あっそれまちがってる、などと。
もー、お兄ちゃんうるさい!! と英吾も思う反面、宿題手伝ってくれるから、
ついつい甘えてしまっていた。
しかーし、これではいくら経っても少しも成長しないし、かえって、間違ったことを
覚えてしまうのではないかと気がついた。
(気がついたというか、近所の落ち着きのないやんちゃ坊主、さかぽんの助言もあったのだが。)
そこで英吾は、兄のいるところでは勉強をしないようにした。宿題は学校で済ませたり。
そんな弟の態度を寂しく思う兄は、奇襲攻撃的に、「この単語の意味知ってる?」などと、
弟に何かを教えようとするのだが、弟は、頑なになるばかりで、兄の言うことを聞かない。
兄もようやく、弟も自分の力で成長しようとしてるんだなー、と理解できた。
もう弟に干渉するのはやめようと思う、日本吾であった。そして、何か、
どうしても弟に教えたい場合は、親に言って、親から弟に教えてもらう、
ということにした。(完)
この最後の部分は、シマウマ読みはいいかな、ということです。
この単語はこの意味、という読み方をするんじゃなくて、ボーッと、ボーッと、
その文章の流れを日本語で読む、という感じ。
ハートに直接訴えかけるという感じです。
(ますますわからんで・・・)
今の私の英吾の状態は、兄の干渉をやっと抜けたものの、放り出されたような感じです。
英語を見ても、なんか、一種のゲシュタルト崩壊的な感じで、かえって、
すらすら読めなくなっています。
自分の、生の意識(無意識?)の部分(上で言う「親」)に直接つながってきつつある、
という感じがして、そこに怖さというか、嫌に反発したい気持ちもあります。
・・・まぁ延々とわけのわからない話をしてきました。
私の今のこうしたグズグズも、たくさん、楽しみながら読んでいくことで
解消されていくだろうと思います。
這えば立て 立てば歩めの親心 (?)
自分でもよくわかってないので、あまり真剣に読まないでくださいね。(もう遅い?)
ではでは!
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お名前: Julie http://paperback.blog10.fc2.com/
投稿日: 2007/3/16(10:55)
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yhiroaki さん、こんにちは! Julie です。
〉今の僕にはあまり実感がわかないのですが、
〉例えばどんな単語が一番苦しかったですか?
えっと、、、、。たぶん潜在的には
丸暗記した単語全部です(爆)。
(だからこそ「うっとおしい」ともいう・・・)
あ、わたしも多読をはじめたばかりの頃は
yhiroaki さんと同じく、単語の説明が広がっても
それが苦しいとは思いませんでした。(^^)
むしろポップアップのように訳語が浮かぶのが便利だなー
と思ってましたよ(爆爆)。
たかぽんさんが上で例をあげてくれてるように、
climb をみるたびに、頭の中で登ったり降りたりして(笑)
回り道して読むようになるとは思いもしませんでした。
(それが回り道だなって感じるまでに100万語かかったのかも。
最初は回り道でも着くとこには着けるんだからいーじゃんって
おもってましたー 爆)
いやー、一回learnしたものをunlearnするのって
たいへんですわ〜。
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お名前: yhiroaki http://hilog.net/eigo/
投稿日: 2007/3/18(01:31)
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ひまわりさん、Julieさん、たかぽんさん、こんにちは。
多読を続けていくと暗記した単語が邪魔になる体験談
ありがとうございます。
ひまわりさんの300万語通過のメッセージを拝見しま
したが、ご自分で対処策を編み出して対処されて
いましたね。100万語通過のメッセージは見つけられ
なかったのですが。
このまま単語本も続けるにせよ、続けないにせよ、
学校英語などを通じてすでにlearn済みのことは
それなりにあるので、同じ苦しみに陥った時には
参考にさせていただきます。
さあ、みなさんのメッセージを読んで、このまま
多読と平行して単語本を続けるか、100万語くらい
までは単語本は一旦封をするか迷い始めました。
せっかく覚えたことが邪魔になるというのは、
やはりインパクトが大きいです。
ただ、いずれにせよ自分で自分の責任のもと決める
ことです。他のかたも含め、せっかくいただいた
みなさんの意見も参考にして決めたいと思います。
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お名前: yhiroaki http://hilog.net/eigo/
投稿日: 2007/3/15(22:50)
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Ryotasanさん、たかぽんさん、こんにちは。
headはそう確かに首から上全体に使いますね。それでも
その中でおでこ中心のあたりに意味の上での重心がある
印象が僕にはあります。
おでこのあたりを含む時は首から上全体にひろげて言う
けれど、例えばアゴを指してheadとは言わない、という
ような。
そして、この"おでこ中心"という感触がnativeと違って
いたら、Ryotasanさんの次のコメントにつながりますかね。
>単語集や英和辞典などで head = 頭 と暗記した人が、
>多読の中でこういう修正をしていくのは無用な回り道だ
>という考え方もあるというわけです。
この時、どちらが近道なんでしょうねえ。
徐々に徐々にheadが形作られていくのと、
head=頭とまず覚えてそこから修正していくのと。
例えば、DUO3.0の中にoverlookとう単語が出てきていて
・例文で使われているのは、「〜を見落とす(見過ごす)」
なのですが、
他の意味として
・「(場所が)を見渡せる」と、
・「(過ちなど)を大目に見る」
が紹介されています。
これを3つの別の意味として暗記するんじゃなくて、3つ
まとめて1つのイメージ、全体としては視界に入っているが
細かいところは見ない・見えない、として把握するような
ことは、単語本を使う上でも心がけているのですが。
ところで、The Beatlesの"his eyes in his head"は
"The Fool On The Hill"ですよね。この曲は僕がBeatlesの
曲で唯一カラオケで歌ったことのある曲です。
いや、オチなしの余談です。
headquaterのheadは基本的にはbrainとしてのheadのような
気が僕はします。どこかの経営者が年頭の挨拶とかで、
いやいや目も耳も口もあるんだよとoverhead部門の社員に
訓示していそうですが!
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お名前: Ryotasan
投稿日: 2007/3/16(14:24)
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〉Ryotasanさん、たかぽんさん、こんにちは。
こんにちは yhiroaki さん。もう少し head やその他の単語について考えてみましょう。
〉headはそう確かに首から上全体に使いますね。それでも
〉その中でおでこ中心のあたりに意味の上での重心がある
〉印象が僕にはあります。
多読や多聴を通してそういう印象が形成されたのなら良いんですが、僕は逆の経験をしてきました。多読をすればするほど head の範囲が広がっていき、今はもう頭やおでこだけを指して head と呼ぶ感覚は無いのです。
〉おでこのあたりを含む時は首から上全体にひろげて言う
〉けれど、例えばアゴを指してheadとは言わない、という
〉ような。
アゴの部分に限定するなら jaw とか chin ですね。おでこを指すなら forehead ではないでしょうか。どこが中心かときかれたら brain だと思います。
〉そして、この"おでこ中心"という感触がnativeと違って
〉いたら、Ryotasanさんの次のコメントにつながりますかね。
〉>単語集や英和辞典などで head = 頭 と暗記した人が、
〉>多読の中でこういう修正をしていくのは無用な回り道だ
〉>という考え方もあるというわけです。
〉この時、どちらが近道なんでしょうねえ。
〉徐々に徐々にheadが形作られていくのと、
〉head=頭とまず覚えてそこから修正していくのと。
英語文化圏の子どもたちのために基礎的な英単語を解説した絵本などを見れば、head がどこを指すのか一目瞭然です。これが最も簡単だと思いますが、いかがでしょう。
画像検索の結果も示しておきます。よかったらご覧下さい。
http://tinyurl.com/2n5jy6
〉例えば、DUO3.0の中にoverlookとう単語が出てきていて
〉・例文で使われているのは、「〜を見落とす(見過ごす)」
〉 なのですが、
〉他の意味として
〉・「(場所が)を見渡せる」と、
〉・「(過ちなど)を大目に見る」
〉が紹介されています。
〉これを3つの別の意味として暗記するんじゃなくて、3つ
〉まとめて1つのイメージ、全体としては視界に入っているが
〉細かいところは見ない・見えない、として把握するような
〉ことは、単語本を使う上でも心がけているのですが。
上記の記述を拝見しても僕は overlook の感じを映像化できません。昔からそうでした。でも、ペーパーバックを読んでいて、まとまった内容がある文章の中で同じ単語に出会えば、たちどころに映像化できます。そういえば The Shining の舞台になった建物の名前は Overlook Hotel でした。
〉ところで、The Beatlesの"his eyes in his head"は
〉"The Fool On The Hill"ですよね。この曲は僕がBeatlesの
〉曲で唯一カラオケで歌ったことのある曲です。
〉いや、オチなしの余談です。
そうです。多読を始めるまえ、この曲を聴いても "his eyes in his head" というのがどういうことなのか、さっぱり分かりませんでした。
〉headquaterのheadは基本的にはbrainとしてのheadのような
〉気が僕はします。どこかの経営者が年頭の挨拶とかで、
〉いやいや目も耳も口もあるんだよとoverhead部門の社員に
〉訓示していそうですが!
書き込みを拝見していると、yhiroaki さんが優れた知性の持ち主であると分かります。あなたのような人のことを形容する表現の一つに "You have a good head on your shoulders" という決まり文句があります。これは brain の宿る場所として head を位置づけている表現ですが、"on your shoulders" と言っているとおり両肩と接触しているんです。おでこや頭だけに限定していると考えるには無理があります。おそらく neck までを含んで head と言っているのではないでしょうか。つまり headquarters に相当する日本語は、首脳部なのだと思います。
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お名前: yhiroaki http://hilog.net/eigo/
投稿日: 2007/3/18(01:10)
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Ryotasanさん、こんにちは。
>多読や多聴を通してそういう印象が形成されたのなら
>良いんですが、僕は逆の経験をしてきました。多読を
>すればするほど head の範囲が広がっていき、今はもう
>頭やおでこだけを指して head と呼ぶ感覚は無いのです。
#1093で書いた"向かう"というイメージから、後頭部
というよりは前頭部、それも脳と結びつきの強い(距離的
に近い)おでこのイメージを持つにいたっていました。
掲示板のやり取りを通じて、首から上のイメージに
修正されつつあるのですが。やはりこうやって文章に
して書き込んでいると強い印象として記憶に残って
いきます。
>英語文化圏の子どもたちのために基礎的な英単語を
>解説した絵本などを見れば、head がどこを指すのか
>一目瞭然です。これが最も簡単だと思いますが、
>いかがでしょう。
僕が例として持ち出したheadのような単語はそう
かもしれないですね。
headよりもう少し抽象的だったり専門的だったり
して難しい単語の場合はどうでしょう。
別のtreeで#1114や#1121でyamasinaさんが挙げ
られている、例えばの話としての
unlearn500万語vs無からのlearn5000万語
的な話になっていくような気がしますが。
>上記の記述を拝見しても僕は overlook の感じを
>映像化できません。昔からそうでした。でも、
>ペーパーバックを読んでいて、まとまった内容が
>ある文章の中で同じ単語に出会えば、たちどころに
>映像化できます。
なるほど。これは人によって違いそうですね。
僕の場合はNHKで放送していた「ハートで感じる
英文法」等の大西泰斗氏の影響も結構受けている
ので、単語は訳語を1つ1つ暗記するんじゃなくて
根底にあるイメージで理解する、というのを
心がけようとしていて、
overlookのように一見全然違う意味を持つ語が
登場すると挑戦意識が芽生えるようです。
#1114でyamasinaさんが挙げていたtaxiに
ついても語に対する挑戦意識を掻き立てられ
るのですが、こちらは1つのイメージに結べて
いません。"徘徊する乗り物"として結びつける
のは強引な気がするし。語源が違うのかしら。
>多読を始めるまえ、この曲を聴いても
>"his eyes in his head" というのがどういう
>ことなのか、さっぱり分かりませんでした。
僕はこの歌詞については、なんの違和感も
なく受け入れていました。このあたりも個人差が
あるようですね。
多読をしていても、むしろ受け入れすぎて
記憶に残らずささっと読み進んで、結果として
効果が挙がらないんじゃないかと不安になったり
もします。
ただ、多分、僕みたいに感じる人もいっぱい
いるんだろうなあと思うし、効果がある・ないは
結局自分である程度のところまでやってみないと
判断がつかないのであまりつべこべ考えず、読み
進んでいこうと思っています。
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お名前: 久子
投稿日: 2007/3/18(11:36)
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yhiroakiさん Ryotasanさん みなさん こんにちは。
yhiroakiさんと皆さんのやり取り興味深く拝見しています。
活字を読むのが好きで、文章を味わって読むより 意味が
少々分からなくても 適当に自分で分からないところを埋め
ながら ドンドン読んでしまう方です。
日本語なら、読むものがなければ 品質表示やマニュアル
辞典など 読書対象になりにくいものでも読みます。
楽して英語が読めるようになるなら、こりゃいいや と
多読に飛びついた口です。仕事で英文を読む必要があるため
これが早く読めればOKで、他は必要ない と考えていたと
いうもの多読になじみやすかったのだと思います。
現在は、聞く、話す、書く すべてが必要になり シャドウイング
英文日記、セルフトーキング など あれこれ手を出しています。
多読は4年半くらい 読書記録によると 1000万語以上
学校での英語学習は、対訳や文型がなかなか覚えられないので
成績は悪かったです。単語集の暗記も苦手、単語集の例文ではダメで
ある程度の長さのある文章で使われてないと覚えられません。
酒井先生 曰く 「多読の王道を行っている」のだそうです。
これは、自分の出来ることだけをやった結果がそうなっただけで、
本人としては 「えっ そうだったの」といった感じです。
前置きが長くなりましたが、一点だけ yhiroakiさんの疑問に
少しお答えできるかと思いまして、出てきました。
〉 多読をしていても、むしろ受け入れすぎて
〉記憶に残らずささっと読み進んで、結果として
〉効果が挙がらないんじゃないかと不安になったり
〉もします。
少なくとも私の場合は、ただただ読むだけでも記憶に
残り、次第にそれぞれの単語のイメージが固まって
きました。ただし、日本語でうまく説明できないので
自分としては本当に分かっているのか? との疑念は
抜け切れません。
日本語で説明できないと判った気がしない ようです。
仕事では正確さが要求されるので、辞書は英英も英和も
両方使ってましたから、ただ読むだけで習得したのか
どうかは、測定することはできませんし、回り道しているのか
近道しているのかも分かりません。
最近、大西泰斗氏の本を何冊か読んだところ その本に
書いてある単語のイメージと自分がうまく日本語で説明
できないでいたイメージは大きく重なっていました。
これで、自分はそれなりに英語分かっているのだと 少し
安心しました。
私の経験からすると 単語集も辞書も 対訳を覚えるのではなく
自分の中のイメージを膨らませせる補助として利用するのは
いいのかな と思います。
いずれにしろ 回り道でも近道でも 継続できないことには
始まらないので、自分に負担や無理がかからなく、やりたい
ことを我慢するなどもしない方法で 長く続けることの方が
重要です。
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お名前: yhiroaki http://hilog.net/eigo/
投稿日: 2007/3/20(23:53)
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久子、こんにちは。
>少なくとも私の場合は、ただただ読むだけでも記憶に
>残り、次第にそれぞれの単語のイメージが固まって
>きました。
すばらしいですね!僕自身に効果があるかどうかは
まずは一定量を読んでみないと判断しようがないと
思っていますが、他の人の体験談は勇気づけられます。
>最近、大西泰斗氏の本を何冊か読んだところ その本に
>書いてある単語のイメージと自分がうまく日本語で説明
>できないでいたイメージは大きく重なっていました。
>これで、自分はそれなりに英語分かっているのだと 少し
>安心しました。
大西泰斗氏の「文法も単語もイメージで捉える」という
考え方は、根底では多読の英語を英語のまま理解する
という考え方に通じるものだと思います。ただ、その文法
なり単語なりのイメージを記憶に留めるための方法論が
提示されていないと感じています。
多読の場合は、少なくとも掲示板のみなさんのmessageを
みるかぎり、単語なりを記憶のイメージが記憶に留まって
いるようで有効な方法かもしれないと思って取り組んで
います。
>いずれにしろ 回り道でも近道でも 継続できないことには
>始まらないので、自分に負担や無理がかからなく、やりたい
>ことを我慢するなどもしない方法で 長く続けることの方が
>重要です。
そのですね。負担に感じず続けられる範囲で取り組んで
いきたいと思います。みなさんの掲示板のmessageの最後に
Happy Reading!で結ばれているのをみるたびにそのことを
思い返しています。
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お名前: Ryotasan
投稿日: 2007/3/18(22:20)
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たしかに、We're headed for といった表現には前へ進んでいく感じがあります。似たような表現で go forward を意味する go ahead も前向きな head を示しているようです。
僕がこれまで多読をして出会ってきた中で、こういう headed や ahead が使われている例は、どれもその主体が移動中という文脈でした。
そこで考えたんですが、これは船首とか馬の首など、乗り物の head という感覚で捉えた方が、首全体を指す head と整合性がないでしょうか。自動車であれば headlight のある箇所が head です。これは頭というより front だと思います。
ちなみに headfirst とか headlong という単語もあり、これは何も考えずしゃにむにつっこんでいく感じのようです。
それから over に関しては、上の方とか、上方を飛び越してむこうがわという感覚で理解していればそれで良いと思います。
ほかの単語はどうなのか疑問をお持ちのようですね? 具体例を出して下さればお答えできると思いますが、別のスレッドにした方が良いかも知れません。
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お名前: yhiroaki http://hilog.net/eigo/
投稿日: 2007/3/21(00:01)
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Ryotasanさん、こんにちは。
>そこで考えたんですが、これは船首とか馬の首など、乗り物の
>head という感覚で捉えた方が、首全体を指す head と整合性が
>ないでしょうか。
なるほど。そうかもしれないですね!
僕が#1129に書いた「#1093で書いた"向かう"というイメージ
から」以降は、Ryotasanさんが#1111で「多読や多聴を通して
そういう印象が形成されたのなら良いんですが、」という
コメントに対し、
僕の、10万語通過したばかりの乏しいものではありますが
多読によるイメージ(少なくとも読書を通じて修正された
イメージ)なんです、ということをお知らせしようと思った
ものですが、
こうやって、1つの言葉についてイメージを語るのは面白い
ですね。#1129でも書きましたがRyotasanさんとのやりとりを
通じてさらにイメージが修正されつつあります。
>ほかの単語はどうなのか疑問をお持ちのようですね?
>具体例を出して下さればお答えできると思いますが、
>別のスレッドにした方が良いかも知れません。
#1111でRyoutasanが書いてくれた「英語文化圏の子ども
たちのために基礎的な英単語を解説した絵本などを見れば、
head がどこを指すのか一目瞭然です。」というコメントに
対し、
基礎的なものより難度の高い英単語の場合、基礎的な
ものと違って、英単語を解説した絵本が存在しないのでは
ないかと思ったわけです。
ですので具体的な単語を想定したものではありません
でした。
そして、これは、基礎的でない単語の場合に、
・無から多読で単語のイメージを築くか、
・単語本で基本的な意味を把握した後で多読で修正して
いく(unlearn)か、
どちらが効果的かの議論になるので、別treeの議論と
重複するなと後になって築いた次第です。
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お名前: Ryotasan
投稿日: 2007/3/22(08:11)
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おはようございます, yhiroaki さん。
そろそろ別のスレッドにした方が良さそうなところですが、二つだけお答えします。
〉 僕が#1129に書いた「#1093で書いた"向かう"というイメージ
〉から」以降は、Ryotasanさんが#1111で「多読や多聴を通して
〉そういう印象が形成されたのなら良いんですが、」という
〉コメントに対し、
〉 僕の、10万語通過したばかりの乏しいものではありますが
〉多読によるイメージ(少なくとも読書を通じて修正された
〉イメージ)なんです、
これは移動中の場面で headed が使われたりする例ですね。そういう風に場面と繋げて理解するのは非常に良い方法だと思います。移動中であることが分からないと、乗り物の head という発想にはたどり着けませんから。
〉 基礎的なものより難度の高い英単語の場合、基礎的な
〉ものと違って、英単語を解説した絵本が存在しないのでは
〉ないかと思ったわけです。
これも至極当然の疑問ですね。答の一つは「場面」です。基礎的な単語で書かれた箇所を理解することで場面が分かれば、そこで見慣れない単語に出会っても、そういう出会いを繰り返すうちに、その単語と場面が繋がってきます。そうなれば、ほぼ理解したも同然で、覚えるのも早いです。
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お名前: yhiroaki http://hilog.net/eigo/
投稿日: 2007/3/24(17:03)
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Ryotasanさん、こんにちは。
そうですね!
多読を通じての効果は場面と関連付けられる
ことだと想像しています。
この効果を期待して読み進んでいきたいと
思います。
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お名前: トオル
投稿日: 2007/3/17(05:58)
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yhiroakiさん、こんにちは。
アメリカ、ボストンに住んでいるトオルと申します。
〉 ざっと20年以内にnon-nativeとして英語圏で生活できる
〉ようになりたいと思っているので、本当は切羽詰っているの
〉かもしれないですが。
英語の習得方法には私も自分の考えがありますが、
英語の習得方法よりも、yhiroakiさんのこの目標を大切にしてください。
私は今、多読を始めて5年ですが、3年半でアメリカに来ることが
できました。
きっかけは多読を始めて1年経ったころに、
ボストンにある会社を訪問し、それがきっかけで一緒に仕事を
することになったことでした。
多読を始める前は、英語に全く自信がなかったのですが、
多読を始めて1年後には一緒に仕事をしても何とかなるだろうと
思えたことが自信につながりました。
(まあよく思えたもんだと思いますが、若かったからですね)
だから、私は多読を始めてよかったと今でも思っています。
目標さえ決まれば、手段はなんとかなるものです。
ところで、yhiroakiさん。
英語圏で生活できるってどういうことでしょうか?
もっと具体的なことをイメージすると、
自分がやるべきことが見えてきます。
極端な話、ほとんど英語を話さなくても英語圏で生活はできるので。
ただし、ものすごい疎外感、孤独感があるので、
英語はできるだけ自由に使えたほうがいいです。
ボストンに来て思ったのは、
日本で身に付けた自分の常識をアメリカの常識だと思わないで、
生活したほうが楽しめるということです。
unlearnしないと楽しめないところが面白いと思っています。
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お名前: yhiroaki http://hilog.net/eigo/
投稿日: 2007/3/18(02:17)
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トオルさん、こんにちは。
>英語圏で生活できるってどういうことでしょうか?
>もっと具体的なことをイメージすると、
>自分がやるべきことが見えてきます。
少し個人的な計画の話になるので、元の書き込み
では控えたのですが、僕の計画は次のようなものです。
約20年後に妻と一緒に海外に移住します。1つの
ところに留まるわけではなくて、ビザや季節など
色々な条件で変わりますが、1〜6ヶ月程度で転々と
したいと思っています。いろんな国を渡り歩きたい
のです。
目的は観光です。海外で働くつもりはありません。
ピラミッドを観てみたい。エアーズロックに登りたい。
マチュピチュにいってみたい。ストーンヘイジを
訪れたい。世界各地の料理を本場で食べたい。
などなど。
20年後には、こどもも独り立ちしてくれる予定(!)
ですし、それ以上後になると今度は僕自身の体力が
不安になってきます。
そのためには、financial independenceを達成
することが必要ですので、目標額を決めて資産形成に
努めているところです。
同じように語学力が欠かせないと思っています。
数年前にハワイのマウイ島にに旅行した時にも、
オアフ島と違い日本語は全く通じませんでした。
そして、この程度の観光旅行でも、
例えばレンタカーを日本で予約していったら、
一緒に頼んでおいたチャイルドシートがついていなくて、
カウンターの女性にその旨申し出ると、彼女の手元の
伝票にはチャイルドシートのことは書いてないと
言われて、1時間近く交渉する羽目になりました。
結局、交渉のかいあって、次の日にホテルに届けて
くれることになりましたが。
ホテルも日本の代理店を通じて予約していったら、
朝食つきのプランだったはずなのに朝食代をcharge
され、frontにその旨を言うとやはり1時間近く交渉
する羽目になり、最後には朝食のcouponをもらえたの
ですが、すでにchargeされた朝食代はこちらでcancel
しておくからと言われて、checkoutの時に確認して
みたら、案の定chargeされたままで再度交渉する
ハメになったり・・・。
と、やっぱり観光であっても語学力というか、
それなりのコミュニケーション能力は欠かせないん
だなと実感したわけです。
多聴多読マガジンの創刊号に、こちらが客だったら
相手が聞こうと努力してくれる、という趣旨のことが
書いてありました。まだ契約前だったらこれは真実だと
思うのですが、契約した後に契約時に合意したはずの
サービスを受けられない場合の交渉はこちらが客で
あってもほとんど対等のコミュニケーションを要求
される、というのが僕の印象です。
特に契約相手とサービスを提供してくれる人が違う
場合は顕著にそうだと思いました。
本当は色々な国にいこうと思っているので、英語だけ
では足りないのですが、英語がわかるのとわからないのと
では大きな差があると思っています。
僕が目指す英語の習得のレベルは、non-nativeとして
nativeとスムースに会話ができるところです。nativeと
同じレベルになろうとは思っていません。こいつは
nativeじゃねーな、と思われてかまわない。
もし、英語力が早い時期にこのレベルに達することが
できたら、英語を深追いするのではなくて、別の言語を
使えるようになりたいと思っています。
というくらいにはイメージは固めているつもりです。
いや、具体的にどこにいくかとかは全然固まっていない
のですが、それはその時の僕のいろいろな状況によるし
世界情勢がどうなっているかにもよるので、今の時点で
これ以上具体化することは考えていません。
この夢というか、目標のために多読を再開し、
単語本もやり始めました。
もし、その目的だったら、こうしたほうがいいのでは
ないかというアドバイスがあれば、ぜひお願いします!
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お名前: トオル
投稿日: 2007/3/18(13:40)
------------------------------
yhiroakiさん、こんにちは。
〉>英語圏で生活できるってどういうことでしょうか?
〉>もっと具体的なことをイメージすると、
〉>自分がやるべきことが見えてきます。
〉 少し個人的な計画の話になるので、元の書き込み
〉では控えたのですが、僕の計画は次のようなものです。
〉 約20年後に妻と一緒に海外に移住します。1つの
〉ところに留まるわけではなくて、ビザや季節など
〉色々な条件で変わりますが、1〜6ヶ月程度で転々と
〉したいと思っています。いろんな国を渡り歩きたい
〉のです。
〉 目的は観光です。海外で働くつもりはありません。
〉ピラミッドを観てみたい。エアーズロックに登りたい。
〉マチュピチュにいってみたい。ストーンヘイジを
〉訪れたい。世界各地の料理を本場で食べたい。
〉などなど。
〉 20年後には、こどもも独り立ちしてくれる予定(!)
〉ですし、それ以上後になると今度は僕自身の体力が
〉不安になってきます。
〉 そのためには、financial independenceを達成
〉することが必要ですので、目標額を決めて資産形成に
〉努めているところです。
yhiroakiさんの計画は素敵ですね。
是非、実現してください。
私の中では、短期の観光旅行・出張と
数ヶ月であっても住むというのは全然違うことなので、
以下は観光がメインだという前提で書きます。
〉 同じように語学力が欠かせないと思っています。
〉数年前にハワイのマウイ島にに旅行した時にも、
〉オアフ島と違い日本語は全く通じませんでした。
〉そして、この程度の観光旅行でも、
〉 例えばレンタカーを日本で予約していったら、
〉一緒に頼んでおいたチャイルドシートがついていなくて、
〉カウンターの女性にその旨申し出ると、彼女の手元の
〉伝票にはチャイルドシートのことは書いてないと
〉言われて、1時間近く交渉する羽目になりました。
〉結局、交渉のかいあって、次の日にホテルに届けて
〉くれることになりましたが。
〉 ホテルも日本の代理店を通じて予約していったら、
〉朝食つきのプランだったはずなのに朝食代をcharge
〉され、frontにその旨を言うとやはり1時間近く交渉
〉する羽目になり、最後には朝食のcouponをもらえたの
〉ですが、すでにchargeされた朝食代はこちらでcancel
〉しておくからと言われて、checkoutの時に確認して
〉みたら、案の定chargeされたままで再度交渉する
〉ハメになったり・・・。
担当者は客のクレームに対して、
判断する権限を与えれていないので
担当者にいくら言っても話は進みません。
マネージャを呼んで、クレームをいうのがいいと思います。
もし、マネージャにクレームを言ってもダメな場合は
会社のカスタマーセンターに経緯とマネージャの名前を言って
クレームします。
私はクレームに対し、ある程度の時間はかかると思っていて、
それは英語の問題ではないと考えています。
〉 と、やっぱり観光であっても語学力というか、
〉それなりのコミュニケーション能力は欠かせないん
〉だなと実感したわけです。
英語でクレームを言えるなら、その国のシステムを理解したほうが
いいかもしれません。
短期間の滞在でどこまでその国のシステム、考え方を理解できるか
わかりませんし、どこまで理解する必要があるかもわかりません。
しかし、旅行での経験は今後、役に立つと思います。
〉 多聴多読マガジンの創刊号に、こちらが客だったら
〉相手が聞こうと努力してくれる、という趣旨のことが
〉書いてありました。まだ契約前だったらこれは真実だと
〉思うのですが、契約した後に契約時に合意したはずの
〉サービスを受けられない場合の交渉はこちらが客で
〉あってもほとんど対等のコミュニケーションを要求
〉される、というのが僕の印象です。
私もお金を支払う前と支払った後では全然対応がちがうと思います。
お金を支払った後でも、客として強く出る唯一の方法は
「キャンセル」です。
自分の要求したものと対価が見合わないので「やめる」というのが
アメリカでの考え方だと理解しています。
〉 特に契約相手とサービスを提供してくれる人が違う
〉場合は顕著にそうだと思いました。
日本で代理店を通して契約した場合は、
すぐに「キャンセル」ができないので、客としての立場は弱くなるかも。
私なら、チャージされた朝食は日本の旅行代理店に請求します。
〉 本当は色々な国にいこうと思っているので、英語だけ
〉では足りないのですが、英語がわかるのとわからないのと
〉では大きな差があると思っています。
〉 僕が目指す英語の習得のレベルは、non-nativeとして
〉nativeとスムースに会話ができるところです。nativeと
〉同じレベルになろうとは思っていません。こいつは
〉nativeじゃねーな、と思われてかまわない。
〉 もし、英語力が早い時期にこのレベルに達することが
〉できたら、英語を深追いするのではなくて、別の言語を
〉使えるようになりたいと思っています。
自分が達成すべきレベルがわかっているのであれば、
比較的早く達成できると思います。
3〜5年以内ぐらい。もっと早く達成できるかもしれません。
達成したと思ったら、アメリカでウィークリーマンションの
ような短期のアパートをかりて、1週間程度「住んで」みたら
いいと思います。これで判断できると思います。
短期アパートはボストンにはありますし、
ニューヨークやLAにもあります。
(他のエリアはよくわかりません)
〉 というくらいにはイメージは固めているつもりです。
〉いや、具体的にどこにいくかとかは全然固まっていない
〉のですが、それはその時の僕のいろいろな状況によるし
〉世界情勢がどうなっているかにもよるので、今の時点で
〉これ以上具体化することは考えていません。
〉 この夢というか、目標のために多読を再開し、
〉単語本もやり始めました。
〉 もし、その目的だったら、こうしたほうがいいのでは
〉ないかというアドバイスがあれば、ぜひお願いします!
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お名前: yhiroaki http://hilog.net/eigo/
投稿日: 2007/3/21(00:08)
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トオルさん、こんにちは。
>yhiroakiさんの計画は素敵ですね。
>是非、実現してください。
ありがとうございます!
そして観光旅行の際の交渉の心構え、いろいろとありがとう
ございました。
> 自分が達成すべきレベルがわかっているのであれば、
>比較的早く達成できると思います。
>3〜5年以内ぐらい。もっと早く達成できるかもしれません。
多読を始めるかたは、「ペーパーバックを原書で読みたい」
を目標にしているcaseが多い印象があります。
僕の目標にfitするのか不安になることもありますが、
今のところ代替案が思いつかないので、多読と多聴に取り組んで
いきたいと考えています。
>達成したと思ったら、アメリカでウィークリーマンションの
>ような短期のアパートをかりて、1週間程度「住んで」みたら
>いいと思います。これで判断できると思います。
>短期アパートはボストンにはありますし、
>ニューヨークやLAにもあります。
>(他のエリアはよくわかりません)
そうですね!20年後の計画実行の時には、いまのところ
日本に生活基盤は残さないつもりなので、短期滞在を
試してみるのがいいのでしょうね!
そういう計画を立てないといけないlevelに早くなり
たいもんです。