[掲示板: 〈過去ログ〉多読による外国語教育 -- 最新メッセージID: 1456 // 時刻: 2024/11/25(06:48)]
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酒井先生、メイさん、返信ありがとうございました。 こうやって何人もの方が貴重な時間を割き、アドバイスくださったり 考えてくださったりすること、本当にありがたいことだと思っています。 >酒井先生 >努力自体を評価すると、人間性の評価になりかねませんね。 >(努力は主観的なものだと思います。学生は努力したつもりでも >先生がそれを努力と認めないときの心の傷はとても大きいのでは?) 確かにそうなのですよね。語数で評価すると、本人的にはものすごくがんばった 数字でも、評価をするときには平均と比べて低いとか高いとかいう見方にならざるを 得ないので、確かに公平に評価というのには無理がありますね。 >ひどい偽りかどうかは、つむぎさんと学生さんの信頼関係次第です。 >けれども、つむぎさんはとても心の素直な方のようだから、 >ひどくはなくてもかなりの偽りである可能性はあると思います。 >つむぎさんがそんな風に楽観的(?)だとすると >学生をcheatingへと誘うだけでなく、 >正直な学生にも「cheatingしようかな、どうしようかな?」という >誘惑になるかもしれません。 そうですか、ちょっとショックですね(^^;) 私も信頼関係はとても大事だと思います。そのために学生とのコミュニケーションは 大切ですよね。人数が多いとこれが難しくなるので困ります。 信頼関係のためにも、古川さんの言葉にもあったように、 学生を疑うのは止めてもっとおおらかになろうと思ったのですが、 そういう楽観的な態度がさらにcheatingを誘発してしまうのですね… 語数で評価するのをやめればよいというのはよくわかったのですが、 すでにこのやり方で行くと公言して今年度は始まってしまっているので、 急にやり方を変えるのは、難しいと感じています。しかし来年度からは変えます。 今年度は、学生との信頼関係をできるだけ築けるよう努力していくしかないですね。 あとは語数の目標数を低く設定し、cheatする必要性ができるだけなくなるように したいと思います。 酒井先生の授業も進化し続けているのですね。 なんとか都合を合わせて、また見学に行かせていただこうと思います。 またいろいろご相談させてください。どうもありがとうございました。 >メイさん メイさんの評価の仕方を具体的に教えてくださりありがとうございます。 とても参考になりました。 >ただ、cheatingしにくい状況を作ることはできると思います。 >まずは、授業中に学生と良いコミュニケーションができて、信頼関係が >できると なぜかcheatingは少なくなる気がします。 熱中している学生に声をかけるのが邪魔になるような気がしてなかなかできず、 つい文字によるコミュニケーションに頼ってしまいがちなのですが (提出物にたいするフィードバックを書くなど)、 やはり直接話すことは重要ですよね。がんばります。 >昨年度はけっこう読んでいたのに、なぜかテストの結果はあまり >よくなくて、私はかなり落ち込んでしまいました。 実は私も去年まったく同じ状況でした。 メイさんが学生に対して話されたことはその通りだと思います。 やはり実力テストで多読で伸びた力を評価するのは、少なくとも現時点では 難しいようですね。 >ここで大事にしていることは、学生の意欲を助長するような評価をしたいと >いうことです。 >誰にでも公平にがんばる余地があれば、無理してcheatingをする気持ちは >少なくなると思います。 よく理解できました。語数でも冊数でもよいというのは、とてもよいですね。 それでもそれを成績に反映させるのは最小限にとどめるということですね。 メイさん、今回もアドバイスありがとうございました。感謝します。 今度学会などで直接お会いできたら嬉しいです。
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