[掲示板: 〈過去ログ〉多読による外国語教育 -- 最新メッセージID: 1456 // 時刻: 2024/11/25(09:23)]
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951. 発音習得にも百聞は一見にしかず? ライオンたちとイングリッシュを見て
お名前: Oh!Mah!Ah!
投稿日: 2006/5/13(23:11)
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NHK教育放送木曜日朝6時45分から7時10分までのライオンたちとイングリッシュを最近録画して繰り返し、見ています。
少しレベルが高いかも知れませんが本の読み聞かせがあるし、白髪のおじさんが顔を見せて、発音をしてくれますね。それと人形が、口をパクパクして、頭をしきりに振っていますが、あのリズムが英語のリズムに良く合っている気がします。よくなりきって音読するのが大切だといいますが、あの仕草も実は英語らしい英語を発声するのに大事なのではないかと、ふと思ったのです。子供が発音を習得する過程において、単なる癖、感情の表現ではなくて大事ではないのかと。
発音の習得に、口だけではなく、あご、頭がどう動くかみるのが実は大切なのでは?口先だけで言葉を発するのではなく、子供は一生懸命声を出そうとします。外国人も一度は子供の真似をしなければいけないのではと。
頭が乱反射する高年のおじさんでも、あの仕草を真似すれば、臨界期に戻れ、LとRの区別ができるようになるのではと思ったのです。
LとRの区別をする講談社の訓練ソフトで、途中正解率30%で血糖不足になったか意識不明気味になりながら、何日もかけて最終段階まで行ったのですが、最後の段階が、どうしても超えられなかったのです。口の中だけを意識して発音していたから、耳だけで訓練したから、結局聞き取れるようにならなかったのではと。
声の物まねが上手い生徒がいるように、聞いてすぐオウム返しでできる人もいるだろうけれど、私は、だめです。大間違いかもしれませんがこれをしばらくしてみようかと思っております。頭振り振りチーパッパ。
学校で同僚が、Native Speakerの先生と一緒に、学生に何か話してみなさいと言っても、英語の実力?関係なくどの学生も口を真一文字に結んで発言しない。No〜t I これこそ、CLAM SCHOOL。学生が悪いんじゃないんです。私たちが悪いんです?いや、これに関しては私ではないなあ。
話は変わって、吉田松陰が、処刑前夜に弟子達への遺言書を、ちょうど八丈島に遠島になる所だったヤクザ者に託した所、そのヤクザ者は15年経って、やっと東京に戻ることができた後、あちこち弟子を探して、そのときは政府の顕官になっていた弟子に手渡し、感激した顕官から食い扶持を世話すると言われたけれど、断ってどこかに立ち去ったという話しが某新聞に出ていました。奇跡が起きたはずだわいと言えば、御反論があるだろうと思いますが。
また、蛇足ですが、Between the Lions. は、ユーモアたっぷりながら、さりげなく価値観を教えようとしているのにも共感します。
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