Re: 多読効果を示す客観的数値

[掲示板: 〈過去ログ〉多読による外国語教育 -- 最新メッセージID: 1456 // 時刻: 2024/11/26(09:42)]

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808. Re: 多読効果を示す客観的数値

お名前: メイ
投稿日: 2005/11/14(21:48)

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なにわねこさん、はじめまして。
多読通信編集をしているメイです。

あのう、もしかして多読通信の方にお問い合わせをくださった
Aさんですよね?
お問い合わせの内容や文章が一致していますので。

そうだとしたら、お返事が遅くなってすみません。
どなたか、私よりもっと頼りになる方からお返事が来るかと思いますが、
多読学会のこともお知らせしたくて 出てきました。

私は大学で多読授業をやって4年目になります。
読めていく学生の姿に励まされたり、なかなかその気になってくれない
人をどうしたら?と悩んだりの日々ですが、それでも毎年、必ずかなりの
人が何らか進歩するのが楽しみで、ここまで続いています。

さて、お問い合わせの件についてです。

〉私の勤める学校では来年度から正式に多読を毎時間実施することとなりました。しかし中学(我校は中高一貫校です)で多読効果を計る客観的指標を設けようとしても、TOEIC,TOEIC BRIDGE,TOEFLと言ったものは現実的ではありません。生徒たちのレベルがその様なテストを受けるまでに達していないからです。英検という手立てもあるかもしれませんが、私たちが考えている対象となる試験ではありません。何かもっと中学生も手が届き、かつ国際色の強い試験はないでしょうか。誰かご存知でしたら教えてください。

私のところでは英語運用能力評価協会というところが主催している 
ACEテスト(Assessment of Communicative English)を使っています。
形式はTOEICなどに似ていて、vocabulary, grammar, reading, listeningの
レベルがわかります。
これを授業開始時と終了時に行って(年2回) その伸びを見ています。

これは、高校卒業程度のレベル設定なので、中学生用には
BACE(Basic Assessment of Communicative English)というのが
あります。

TOEICよりも安価で短時間ですむところがよいかと思います。

こちらを見ると詳しいことがわかります。
[url:http://www.english-assessment.org/about/index.html]

ところで、もしよろしければ、ぜひ多読学会の研究会にいらっしゃいませんか?
12月3日(土)3時からです。(詳しくは、SSSのホームページをご覧ください)
講師の高瀬先生は、長らく多読をやってきている方で、中高の事情にも
詳しいです。
また、児童英語からも数人、参加してくださる予定で、多くのお教室では
中学生も教えていらっしゃるので、生きた知恵が借りられると思います。

もちろん、酒井先生もいらっしゃいますので、いろいろご相談できますし。
本のことは古川さんに相談されると、よくわかると思います。

ちょっとご案内まで。

メイ


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