ライティングの試み

[掲示板: 〈過去ログ〉多読による外国語教育 -- 最新メッセージID: 1456 // 時刻: 2024/11/25(21:17)]

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794. ライティングの試み

お名前: 桜印
投稿日: 2005/10/29(17:17)

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最近は東大をはじめとして自由英作文が増えてきています
かつては曖昧模糊とした日本人小説家のエッセイを和訳することを求めるような無茶なものが東大や京大などで出されてきました(多分英文科の教授が出題しているのでしょう。困ったことだ)
中堅大学や私学は英作文は採点が難しいため、きまりきった「鯨の公式」のような英語で英訳することを求められていました。
このような状況が改善されてきたのはよいことです。
しかし、自由英作文の指導は教師にとって頭がいたい。
そもそも教師のほうも英語で発想し発信する能力を欠いていることが多いためです。
それはさておき、自由英作文では高度な文法も語彙もいりません。むしろ平易な英文で伝えたいことを伝えることが大事です。
GRをはじめとした多読教材の英語は自由英作文のお手本になるようなものばかりです。
やさしい英語だからと馬鹿にしたような態度をとる同僚にたいして、じゃあ、このレベルの英語でもいいから我々教師は自由に書けるのか?と聞いたら黙ってしまいました。気まずかった・・・
やさしい英語を大量にインプットすれば自由英作文の素地ができると思うんです。甘いかな。いや、まずは大量インプット、アウトプットはあとから自然に出てくるのでしょう。うん。
生徒にはメールを英語で書いてお互いを自己紹介するようにさせています。そこから趣味や勉強やクラブのことなど自然に話題は広がっていきます。英語の間違いは訂正しません。これが大事です。メッセージのほうが重要なんです。英語が間違っていてもいいたいことが伝わればかまいません。
好きなことを書く
嫌いになったらやめる
英語の間違いは直さない
これが私のライティング三原則です。大げさかな。


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