[掲示板: 〈過去ログ〉多読による外国語教育 -- 最新メッセージID: 1456 // 時刻: 2024/11/25(09:21)]
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お名前: たむ
投稿日: 2005/10/15(12:04)
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何日もたってしまいましたが、ご覧になっていますでしょうか。
pandada45さんの「変わるのは企業の現場から」というご指摘、
目が開かれるような感じがしました。実際、自分の英語体験を
ふりかえっても、現場でのコミュニケーションに困った経験から
英語の勉強について考え始めたのでした。はじめ従来の学校
英語教育はどうでもいい、という感じでしたが、困っているのは
私だけではないという事例をたくさん知るようになって、ガンは
ここにあると思うようになりました。
しかし、pandada45さんの言われるとおり、変わっていくのは
企業などの現場からなのだろうと納得しました。学校は、とくに
公立の学校は、大学進学率や就職率を気にはしているでしょう
が、英語教育の結果を問われることはあまりない、したがって
変わる必要などあまり感じない保守的(守旧派!)組織なの
でしょう、と思います。
3現主義、まったく同感です。英語は実際に、どういうレベルでも
いいですが、使えなければ話しにならない。とくに英語人が意味の
あることをしゃべったときに聞き取れなければ、すべてが始まらない
でしょう。その点、学校英語教育はあまりに無力で無駄です。さらに
無用のコンプレックスやトラウマを生み出すという点、また社会人に
なってから学校英語の方法を「継続・深化」させようとしても、新たな
挫折が待っている点で、有害でさえあると思っています。
一つ私の関係した事例を申し上げますと、航空会社の整備士の方たち
の話しです。仕事の必要から、アメリカの整備士の資格を取る必要もある
のだそうですが、会社は「英語が必要」!ということから2・3カ月の訓練を
私どもの英会話学校に依頼してきます。こちらもそれなりの努力はします
が、実際、試験を受けるために渡米するとき、英語がとても不安だと皆さん
口にされます。アメリカのホテルから電話してきて、ぜんぜんわからない、
と言ってこられた方もいました。しかし、ほとんどの方が実際には試験に
受かるのです。聞いてみますと、試験官の英語はほとんどわからないが、
こんなことを聞いているのだろうという推測で、なんとか答えるという
話しです。筆記試験の比重がおおきいのかもしれません。
さらに、このあとです。何年かして、この整備士の一人の方にお会いする
機会があり、資格は生きていますか、仕事につながっていますか、と
お尋ねしたところ、まったく役に立たない、という返事です。資格はある
けれど、実際には英語人のパイロットなどと話をしなければならないが、
その点がまったくダメなので、結局仕事を取るにはいたらないのだ、と
いうことでした。
まとまりませんが、私の直面している「現場」はこんなところです。
pandada45さんの「現場」はどんなところなんでしょう?
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