[掲示板: 〈過去ログ〉多読による外国語教育 -- 最新メッセージID: 1456 // 時刻: 2024/11/25(09:29)]
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お名前: yamasina
投稿日: 2005/10/8(14:03)
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こんにちは。レスありがとうございます。
>プロジェクト、おもしろそうですね。
>英語の先生方からいろいろお話が聞けるとおもしろいと思います。
おもしろがっていただけてありがたいです。相手の本音がみんなで共有できるといいんですが。
>「挑発的行動」とは、具体的には最近の酒井先生の
>伊藤和夫さんへの言及・批判をさしているわけですね?
>これを「挑発」ととるかどうか、私はとうぜんの批判の
>ように考えます。批判された方は批判を返せばいいの
>であって、それ以外のことを考えるのは私にはフェア
>なことだとは思えないのです。伊藤さんは故人だそう
>ですが、それなら弟子筋の人や、われこそはと思われる
>方が批判を返せばいい。これは、貫かなければならない
>大事なことと思います。
私は、学校教育に多読を普及させるのにプラスかマイナスかという視点で考えています(この点では酒井さんと一致しています)。この視点からいうと、「貫かなければならない大事なこと」であったとしても、二の次になります。
私は、現状「批判には批判で返すべきと言って批判すること」はマイナスと考えていますし、正当な批判であってもプラスにならないと思っています。まあ、ここは感覚的なところでひとそれぞれいろいろな感じ方があると思います。また、例えば、このスレッドで「頑迷な意見」で苦労した話がいっぱい出れば、私自身の感じ方が変わる可能性はあります。
>SSS多読法には、なんというか「毒」があります。私が
>そうみるというのではなく、これをまだ知らない人
>がみたら、そう感じるだろうということなのですが。
>つまり、「日本語を使わない」ということです。
>この1点が、すべての英語教育者たちを「震撼」させる
>のではないかと思うのです。すべての英語学習法が
>はじめは日本語で訳をつけて理解する、そのうち
>直読直解ができるようになることを暗黙の前提に
>しているように思われます。しかし、「直読直解」は
>いぜん日本語訳に頼っているのではないでしょうか。
>SSS多読法はこの点で明確に、最初から、そして身に
>ついてしまった日本語とは別の回路で英語を読むよう
>に言っています。私にはこの点がSSS多読法の本質的に
>画期的な点だと思えるのです。
>この「毒」については、yamasinaさんはどうお考えで
>しょうか。
「すべての英語教育者たちを「震撼」させる」は大げさだと思います。また、「しかし、「直読直解」はいぜん日本語訳に頼っているのではないでしょうか」は少し議論の余地があるかなと思います。全体としては、それほど異論はありません。
>つまり酒井先生の「右・左問題」は、「融和的手段」を
>とるか、または相手が「嫌な気分」になろうとも
>明確に主張していくか、という選択肢になるのでは
>ないかと思います。
「融和的手段」という言葉でOKです。
>ほかのいろいろな点については、また次に参加させていただきます。
是非よろしくお願いします。
ではでは
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