[掲示板: 〈過去ログ〉多読による外国語教育 -- 最新メッセージID: 1456 // 時刻: 2024/11/25(06:57)]
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741. 多読を学校教育に普及させるにはどうすればいいか考えよう
お名前: yamasina
投稿日: 2005/10/7(13:25)
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こんにちは。
多読を学校教育に普及させることは、この掲示板に集うひとの多くにとって共通の願いと思います。
しかし、その具体的手段についてはあまりここで語られてきたとは言えません。
一方で、
>一つには、敵はこちらがどう出ようとも多読普及に手を貸すことは
>ないだろう、と思われること。
(http://www.seg.co.jp/cgi-bin/kb7.cgi?b=sss-talk&c=t&id=527)
といった、議論に疲れてしまった諦め気分の発言とともに、挑発的行動もやむなしという風潮があります。
そのような行動に移る前に、今一度平和的手段でなにができるか考えたいのです。
1.なにが普及を阻害しているか
2.それに対してどうできるか
を整理することによって、いくらかでも道筋や光明が見いだせたら、と思います。
(最終的成果のひとつとしては、学校の英語の先生向けのFAQ作成が可能ではないかと)
1.なにが普及を阻害しているか
「頑固な教育関係者が悪い」などというひとくくりの話ではなく、もう少しブレイクします。まず、相手が何を考えているか考えましょう。
ご苦労なさって多読を導入されている(しようとしている)先生方が、ぶつかった障害などを教えて頂けませんか。(あまり、苦労話は言いたくないかと存じますが。まず「予算が…」とかでしょうか?)
また、文部科学省の役人や学習指導要領を作成するひとから、中学高校の先生までレベルは様々と思いますが、酒井先生が上記諦念に至ってしまった議論の嫌な思い出を少し開陳していただけないでしょうか。
そのほか、我々が友人に勧めたときの反応や、児童英語のお母さんの疑問なども参考になるかもしれません。
おそらく、頑迷な意見、誤解から素朴な疑問まで、相手の立場に応じていろいろ出たと思うのです。役人と現場の先生では当然異なる視点の意見疑問議論となるでしょうから。
このスレッドでは、まず1.の阻害要因、疑問、議論のポイントを収集して、ある程度集まったら、別のスレッドでそれぞれの問題の解決方法を可能かどうかを含め議論したいと思いますが、どうでしょうか。
ではでは
追記:古川さんへ
このようなことは、多読学会のほうで取組まれているかなあとも思うのですが、あまり資料が開示されていないようです。ワークショップのプログラムを見ても興味深い内容が列挙されていますが、要旨だけでもwebに載せて、多くのひとが見られるようにできないでしょうか。
▼返答