Re: 私が思うところ

[掲示板: 〈過去ログ〉多読による外国語教育 -- 最新メッセージID: 1456 // 時刻: 2024/7/1(06:17)]

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739. Re: 私が思うところ

お名前: marin
投稿日: 2005/10/6(21:50)

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スヌーピーさん、みなさん、こんばんは。 marinです。

スヌーピーさんの意見にとっても同意です。

〉受験英語を含む学校英語は、英語の不得意な人を生み出してしまったけど、
〉一方で英語が得意だと勘違いした人も生み出してしまったと思うのです。

英語が得意でなくても、英語に関しては何かしらのカンチガイをしてしまった人
は多いと思います。学校英語は「使える英語」から離れたものを追い求めすぎ
た結果だと私も思います。

私のカンチガイの一例も詳しく書いておきます。(繰り返しになるのですが、
具体例を。)

私のカンチガイは、ネイティブ並みのきれいな発音、正しい文法で、高度?な
語彙を使って話すことがすばらしいことで、そうでないことは恥ずかしいこと
だと思っていたことです。

もちろん、それができるならそれにこしたことはありませんが、言語の根本は
そんなところにありませんよね。

海外の人との会議にて、とある部長さんがお話をされました。
思い切りJapanease Englishでしたが、たいへん素晴らしい内容で、当然ですが、
海外の方々もとても感心していました。
その当時の私のリスニング力で理解できる(もちろん、100%なんてレベルでは
全然ないです)話でしたので、難しいレベルのものでもありませんでした。

この時に、美しい発音とか、正しい文法とか、語彙をたくさん知らないとか、
そんなことばかりなんで気にしていたんだろうと、がっくりきました。

もちろん、それを気にすること自体が悪いという意味ではなく、それがあたかも
一番重要視しなければいけないように思っていたということが大きなカンチガイ
で、がっくりきた点です。

重要なのは伝える内容であり、それが人に伝わるかということなんですよね。

こんな本質的なことを見る目を曇らせていた自分が本当に情けなかったです。

つい最近の出来事ですが、英語の話をしていた時に、Aさんは結構英語できる
よね、という話になりました。その時に、Aさんは、「できるって言っても、
話す時はまるっきりJapanease Englishですよ。きれいな発音ができないわけ
じゃないけど、それに気をとられると、思ってることがうまく言えなくなる
から。」と言っていました。

Aさんのように、本質を見失わない目をもちたいものです。

それでは。

 


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▼返答


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