[掲示板: 〈過去ログ〉多読による外国語教育 -- 最新メッセージID: 1456 // 時刻: 2024/11/25(00:53)]
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お名前: yksi
投稿日: 2005/9/25(10:59)
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ロックフェラー綾さん はじめまして yksiと申します。
「詐術」は、言い過ぎではありませんか?
高専で英文多読授業を導入して3年を迎えた「詐術師」として、一言、弁明させて下さいね。
〉こんにちわ。実際問題として過去形を知らない人はいないと思います。
〉実は学校英語を挫折した人の多くも中、初歩的な学校文法の知識を化石化した形で持っています。それらが多読を通じて活性化され、知識が血肉化され、実用に耐えうる実践的知識として最定着するわけです。
〉実はまったく文法的知識を欠いた人に多読を課すことで英語が身につくかどうか、やった人はいません。
社会人タドキストの進歩が、中学生、高校生よりも速いことが多い理由として、この考えに同意しますが、かなり文法的知識が乏しい人が、多読により外国語を使えるようになった例はあるわけですので、強調し過ぎでは?
〉現状では、SSSのやり方は多かれ少なかれ学校英語の成果に依存したものです。
SSSのやり方は、学校英語の成果(特に、中学校で英文や英語の音に触れたことは、英文多読に役立っています。文法知識は、功罪両方でしょう)に依存しているケースが多いだけでなく、
学校英語の弊害(日本語に訳さないと内容を理解したと思えない、語彙と文法を暗記すれば英語が使えるようになるとの幻想と、思わせること。また、多くの卒業生を英語嫌いにすること)に悩まされているケースも多いです。
〉にもかかわらずあたかも学校英語に完全に取って代わるかのような宣伝をしているならそれは詐術といえましょう。
この部分の表現が、かなりきついです。
たとえば、私の考えは、
SSSのやり方は、学校英語のうち、
1)大学の教養英語、高専の英語のかなりの部分には、完全に取って代われると思います。
(少なくとも、学生が、期末試験で英文テキストの日本語訳を一夜漬けで覚えて単位を取ろうとする科目は、すぐにでも変えた方がよい。)
2)高等学校の英語についても、大学受験への対応を誤らなければ、その大きな部分をカバーできる感じがします。
(英文多読の成果を大学入試のような試験で確認するには、時間がかかるので、受験生(高3)が、大学受験のために多読を始める」のは、一般には薦められませんが、高1〜高2には、英文多読に時間を使うことを強く薦めます。)
3)中学校の英語にも、徐々に多読を導入した方がよいと思います。
(読み聞かせを使う等、高校生以上とは、導入、指導の仕方が異なるかとは思いますが、多読の導入により中学卒業時の英語嫌いをかなり減らせると思う)
ですが、このことを公言したら、「詐術」ということになりますでしょうか?
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