[掲示板: 〈過去ログ〉多読による外国語教育 -- 最新メッセージID: 1456 // 時刻: 2024/11/25(00:46)]
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樹さん はじめまして。ゆーまと申します。
かなり場違な気がしたのですが、自分が
〉まだ英語の何も知らない社会人
に思い切り当てはまっていて、メルマガを見て気になっていました。。
私も受動態とか過去完了とかいったものが何かはさっぱり。助動詞・・canだっけというレベルです。
友人に付き合って行った英会話教室の20分の体験レッスンで、レッスン前に全く出来ないと言うと、「皆さんそう言われるけど、思っているより基礎はあるものですよ」といったことを言われましたが、終了後に「やはり、この(一番下の)テキストからですね・・」と申し訳なさそうに言われました。
単語力というサイトでは、初級テストでコンスタントに100台を並べる単語力でした。
(それでもnotが否定、edが付くのは過去形、くらいは知っています。)
今、多読を始めてちょうど2ヶ月ですが、ようやく読みやすいものが見えてきたと思うので、ちょっとお話させていただきます。
〉初めての人のためにOxford Reading Treeを購入したいと思いますが、
〉見てみると、どうも絵本なので、「果たして大の大人が興味を持って読むのかどうか」
ORTは良いと思います。たぶん普通の人よりも、単語を知らないものにとっては、絵を見て意味を理解することで、どんどん単語を覚えられるのでそれが楽しいです。また、お話そのものも、短い中にミニコント的なオチが合ったりするので楽しめます(全員が・・とは約束できませんが・・)。英語が全然わからないからこそ、簡単だろうが「英語の本でわかる!」というのがより楽しみをくれていると思います。
ですので経験から、最初は絵で理解できる絵本がかなり有効だと思います。
私は最初、このORTのシリーズ以外にあまり楽しめる本が見つけられずちょっと困りました。
レベル0の後半のGRといわれる一連は、そこそこの時間で読めるものの、あまりよくわからないものも多く、面白くなかったのです。
今、ORTの途中までを含め280冊読んだところですが、ガイドブック等の評価と、自分の基準がかなりずれているのは、基礎(特に語彙)の違いかなーとなんとなく思い始めています。
10万語を過ぎてもそのままでしたが、間違えて借りてきた I CAN READのレベル4(Billy the Ghost and Me)がすごく面白く読めて、そのあたりからはレベル0の前半のLRという部類のものと、レベル1-2のストーリーのしっかりある長さのものを読んでいます。このほうが、わからない単語があってもストーリーを追うことで読書としてはかなり楽しめるのです。
樹さんの生徒さんは、英文和訳などしようにも出来ない英語力の方たち(私がまさにそうです)のようにお見受けしますので、ご参考になればと思います。文法は元々頭にないので、使われているものが易しかろうが、少し難しかろうが、たぶん少し英語がわかる方が想像されるよりも、本人には気になりません(というよりわからない)。元が全然ないから、少し出来る方々よりも易しい本への抵抗もはるかに少ないと思われます(私は全くありません)。
もちろん、レベル0前半でも、レベル1-2でもさっぱりわからないものもたくさんありますが、元々わからないことがわかっているから(しつこい?)気になりません。
傾向としてこんな感じです。
蛇足ですが、私の場合、必要に迫られない立場で「英語でもやろうかなー」と思ったので、多読はあくまで読書として楽しむという位置づけです。なので、3原則には反しますが、お話が楽しめなければ、たまに単語の意味も調べています(日本語の本でも調べるので)。でも楽しみのために調べるせいか、覚えられる確率が勉強とはかなり違います。
樹さんの生徒さんも読書として面白いと思う方が出てくだされば、理解するために文法も知りたくなるかもしれません。(自分は・・どうかな?)
あくまでも、多読を勉強とはしていないからだと思います。
でも、確実に英語に慣れてきています。まさに、習うより慣れろ。です。
何だか場違いな上に、まとまりがありませんが、先輩方がしっかりレベル分けしてくださっている数々の資料を、ありがたく利用させて頂きながらhappy readingさせていただきましょう。今 どうかなーと思っているORTも、きっと樹さんご自身が楽しみますよ〜。
ではでは、失礼しました。
追伸。
ちなみに上記の単語力は、昨日やったら最初400近くが出てビックリ。(その後は200台後半で落ち着いていました。)
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