Re: SSS コラム  身の丈にあった英語の発信を 

[掲示板: 〈過去ログ〉多読による外国語教育 -- 最新メッセージID: 1456 // 時刻: 2024/9/21(08:02)]

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666. Re: SSS コラム  身の丈にあった英語の発信を 

お名前: ジェミニ http://creek.hp.infoseek.co.jp/ti-net/index.html
投稿日: 2005/9/18(21:48)

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 古川さん、こんにちは。ジェミニです。

〉先生方に聞いたところ、生徒の原案をもとに、外国人の英語の先生が原稿を
〉書き、生徒達は、夏休み前から、その先生が吹き込んだテープをお手本に、
〉暗記するまで復唱する練習をしているとのことで、思わず納得しました。
〉 審査も、内容より、英語の発音やプレゼンテーションの態度に重きをおい
〉ているようでした。

 スピーチって自分の言いたいことを皆さんに聞いてもらうためのものですから、自分が自ら言いたい内容もなくスピーチコンテストに出るのはどうかと思います。
 まるで、夏休みの工作、自由研究を親が作ってやっているようなものですね。

 恥ずかしながら、自分も10年ほど前、富山でのスピーチコンテストに出たことがあります。自分で作成した原稿もろくろく暗記していなかったので、入賞はしませんでしたが・・・。

 そこで、優勝したのは女子高校生でした。他のスピーチコンテストでも入賞したことがあると、スピーチは堂々としたものでした。彼女の場合は、自分でスピーチ原稿を作成していたようです。ただ、題材が安楽死とかあまり高校生になじみがない内容だった気がします。自分の実体験がにじんだ内容だったらさらに良かったのにと思います。

 あのときも、他に何人か高校生が参加していましたが、その学校の先生が丸抱えで指導しているのが、ありありと分かりました。

 話は変わって、その頃、外国人による日本語弁論大会のお世話をしたこともあります。外国の方がスピーチするのを手伝うというものでした。そのコンテストはなかなか参加者も少なく出てもらうだけでありがたかったので、参加者には手厚くサポートするという考えでした。

 4年にわたり、4人ほどお世話をしましたが、最初の2人に関しては、こちらでいろいろと相手の話を聞いて、原稿もこちらで作成した覚えがあります。また、一人は英語での原稿をこちらで日本語に訳してスピーチの原稿としました。最後の方は全部自分でやる方で日本語も達者で自分のやることは富山弁のイントネーションについてアドバイスする程度のものでした。

 本来なら、参加者は皆、自分でスピーチの準備をするのが当たり前なんでしょうが、そうすると参加者が集まらないと言うことも有るんじゃないかと思います。

 でも、もし、自分の思いを英語で言えて、それを大勢の方がきちんと聞いていただければ、それは、カラオケを歌うよりも開館じゃないかなと思います。

 それでは。


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