[掲示板: 〈過去ログ〉多読による外国語教育 -- 最新メッセージID: 1456 // 時刻: 2024/11/25(02:35)]
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お名前: bigfoot
投稿日: 2004/12/9(20:56)
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bigfootです。
大学パイロット講義で、多読授業を開始して2月経ちました。上の人から成果をすぐに報告してくれと聞こえるメールをもらい、「ちょっと早いがな」と思いつつ読速測定、アンケートを取りました。(実はもっと先の3月ごろでよかったのですが)
読速は、多読開始時に読んでもらったFlying Homeを再度読んでもらいました。TOEICの点が500点以上の人たちは、860点の人から例外なく読速があがっておりました。初回に比べ2倍にあがり200を越えた人が2人出ました。一方、400点位から下の人は、あまり変わらずこれは燃料充填の段階だと思われます。400点の人で670wpmという人がいましたが、慎重に見守りたいと思います。TOEICTEST英語学習ダイアリー(鹿野晴夫著)によると、470点を越えていたら戻り訳をしていないそうですから、スムーズに英語を英語として読めるようになったと言えるのでしょうか。さらに直読直解に入れば600点突破だそうですから、理解できる話です。
英語を読むのが楽しくなった、楽になったという肯定的返答を列挙して、あてはまるのに丸をつけてもらいました。ほとんどの学生がどちらかに丸をつけてくれました。(誘導です)
400点以下の人は英文になじめるようになったという感想が多く、時間はかかりますが、これから量をこなせば、楽しくなるし伸びていくのでしょうね。
TOEIC対策的なドリルでは伸びていない読速を500点以上は例外なく伸ばしたと言う事実は厳然たる物で、追加加入者を募るメールを出そうと思います。音声面ではシャドーイングを指導できるわけではないので、良さそうなサイト、ソフトを紹介して行きます。
部屋には、片手で運べる折りたたみの軽量机を2脚持込、ピンク、赤レベルは全て平置きし、オレンジレベルは本棚に入れております。
日中開放のための防犯カメラ取り付け工事も終わり、多読の広がりに弾みがつくことを期待しています。では〜Happy Teachers!
これは独り言ですが、ある会社の元会長の御孫さんが学習院高校からアメリカの高校に転校して、英語ができないことよりショックだったのは、自分に話す内容がないことだったそうです。お前の話は唐突だとよく言われます。やめます。おやすみなさい。
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