Re: 高校生や高専生にも読み聞かせやブックトークはどうでしょう?

[掲示板: 〈過去ログ〉多読による外国語教育 -- 最新メッセージID: 1456 // 時刻: 2024/11/24(09:02)]

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456. Re: 高校生や高専生にも読み聞かせやブックトークはどうでしょう?

お名前: Deno
投稿日: 2004/11/8(10:38)

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ゆきんこさん、SUNSUNさん。

こんにちは Deno@高専 です。

学校に本をそろえただけで任務終了かと思っていましたが、
そうはいかず、学生を集め多読指導を始めたのが、去年の今ごろ。
イントロの多読の説明をした後は放任していました。
学生は優秀でどんどん読んじゃう。
すごいすごいと手放しで喜んでいましたが今年に入って学生が忙しく
なったこともあって、停滞。
その様子を酒井先生が見て、一刀両断、レベルの上げすぎ!
それからは、学生が難しい物を読み過ぎないように注意しながら
声をかけることにしていました。

多読の時間も一週間に一回90分。後期に入ってさらに忙しくなる事も
あって、学生も来ないんじゃないかなと思ってましたが、毎回4〜7
人くらいがやってきます。先日はみんなの読んでる本の紹介をそれぞ
れにやってもらったのですが、みんな照れくさそうに紹介してくれま
した。これだけでも多読に広がりが出てきた感じを受けたものでした。

そういう段階でしたので、ゆきんこさんの ブックトーク は興味を
引きました。おもしろいですね。

オフ会などでは自然とブックトークをやってたりしますが、
ゆきんこさんのおかげで明確になりました。

まず読み聞かせについて。
二十歳くらいの学生相手にORTやももたろうで読み聞かせはちょっと
抵抗がありますが、学生のノリ次第ではおもしろくなるかな。
いまは多読指導を本がすぐに選べるようまた管理がしやすいように図書
館でやってるのですが、他の学生もいるので、こういう場合は別の教室
を用意しないといけませんね。
90分が退屈しないように多読入門時(高校高専低学年)のちょっと大
人の読み聞かせといった方法があるといいですね。

本の紹介は自然と出来ますね。余り喋りたがらない学生もいますが、こ
れくらいだったら無理がない。私はしゃべりすぎて落ちまで話してしま
って学生にブーイングでした。

ブックトーク、これは指導者がやることですか。それとも指導される側
にやってもらうの?どちらにしろかなりの本を読んでくるとこれはおも
しろいですね。点と点だった一つ一つの本が、線で結ばれていく。よく
学生が殆ど読んでもないのに文学論などを受講していることがあります
が、ちょっと無理があると思うのです。多読をやっている人だったらま
ずねたがあるから文学論とはいかないまでも自然とブックトークに入っ
ていけますね。

〉〉〉一番大切なのは色々読み、調べ、心をこめて語りかけ
〉〉〉聞き手の反応を見ながらすすめること
〉〉〉きちんと練習することです。
〉〉〉いい読み手、語り手の方はお話しや読み聞かせをしながら
〉〉〉その本に対する思いや、そのお話しの面白さなどを的確に伝えてくださるので
〉〉〉大人でも引き込まれてああ読みたいと思うものです。
〉〉〉絵本、マジック、パネルシアター、紙芝居、指人形などなど
〉〉〉色々なものと組み合わせることもあり、本の内容は最後までは言いません。
〉〉〉読みたくなるようにひきこまれたところではい、あとはよんでねと。

多読は量が重要だけど、多読が出来るのは本の語りの素晴らしさがあること
だったのですよね。その素晴らしさを学生とも共有したいと思ってます。

ゆきんこさん、SUNSUNさん、ありがとうございました。


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