Re: 淡々と行こうかと思います

[掲示板: 〈過去ログ〉多読による外国語教育 -- 最新メッセージID: 1456 // 時刻: 2024/11/24(20:15)]

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[♪] 412. Re: 淡々と行こうかと思います

お名前: 酒井@快読100万語!
投稿日: 2004/9/4(17:23)

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bigfootさん、こんばんは!

〉同僚に、所属学科の学生に1年間で、入学時から1年間で百万語読ませて、2年から専門原書が読めるようにして欲しいなどと言われたりしているのです。その人なら1月でできるでしょうが、名選手必ずしも名監督ならずというのでしょうか。ちょっと話を聞いて、読む気になって、できるのなら誰も苦労はしませんよね。

電気通信大学は本も揃っているし、よい環境だと思いますが、
それでも1年間で100万語を読む人は1割いないのではないかと
思います。(語数を計算していないので、正確には言えません。)

2年間で100万語を読ませて、3年から専門原書をというなら
まだしもですが、1年でというのはかなり苦しいですね。
もしどうしてもというなら、方法はあります。しかしそれは
学生は喜ぶでしょうが、先生方が苦しくなります。

つまり、成績を出席だけでつける、大量の本と、居心地のよい
部屋を用意し、いつでも暇なときにその部屋で好きなだけ読書をし、
適切な助言を受けられて、お茶が飲めて、静かな音楽が流れている・・・

そういう環境を整えれば、かなりの学生が1年間で100万語を
通過するでしょう。2年目にもう100万語か200万語読めば、
3年から専門書というのは、決して夢ではないと思います。

〉キリン読みの対象になる本も多く揃える必要があるのでしょうか。

まあ、とにかくたくさんの本が必要です。そして、それを
チャンプルー読みすることになります。

〉ノルマも単位も黙殺します。夏休み明けの多読講義指導、
とにかくやってみます。

黙殺大賛成! でも、ぜひ指導している教室をほかの先生方に
見に来てもらいましょう。学生の集中ぶりに、多読に対する
見方が変わってくるかもしれません。


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