[掲示板: 〈過去ログ〉多読による外国語教育 -- 最新メッセージID: 1456 // 時刻: 2024/11/24(10:50)]
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お名前: 中沢@白朋セミナー http://www.h4.dion.ne.jp/~hakuho/
投稿日: 2003/5/6(17:02)
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高橋 様
古川さんから私のほうに回ってきましたので、ひと言。
それにしてもこちらの掲示板でお会いするとは、奇遇ですね。
〉文法については、読みながら理解するということなのでしょうか。
〉まったく、無の状態から読んだり聴いたりするだけで理解すると言うのは
かなり大変なのではないかと思いますが、どうなのでしょう。
中1の生徒が多読を始めると言うことは大事なことで、
必要なことだと思います。
また、通常は古川さんの言われるように、
方法はstory tellingになると思います。
で、数多く読んでもらったので、理屈で教えてもらわなくても
身体に自然としみこんでいると言うのが理想なのですが、
週2回、1回30分くらい読んでもらった程度では
身体に沁み込むというのは無理だと思います。
中1がstory tellingだけで勝負しようとしたら
それこそ毎日ではないでしょうか、日本語がそうであったように。
というよりも中学生の場合はそれより先に
学校で定期テストというのがあり、否応なしに
文法的アプローチに頭の中がなってしまっています。
でも、この教科書、問題集の英語学習というものは
理屈を覚えただけですので、すぐ忘れてしまいます。
ですから、修正をかけるという意味で、
理屈と平行して英文をまるごと浴びるという体験が
価値を増すのだと思います。
中1で1年間読み聞かせの体験を持った子は
無理なく中2から自分ひとりの多読へ入れます。
白朋セミナー 中沢
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