[掲示板: 〈過去ログ〉多読による外国語教育 -- 最新メッセージID: 1456 // 時刻: 2024/11/24(16:04)]
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お名前: emmie
投稿日: 2007/9/16(15:50)
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みなさん、こんにちは。
掲示板では親子広場に時々でていますemmieです。
4月から都内私立高校で土曜講座、英文多読を担当しています。
(年間13回、3・4時間目連続、生徒数49人、図書室にて)
この高校では多読学会の先生が熱心に多読をすすめられていますので、
本はけっこう充実しており恵まれています。
昨日は酒井先生にお話と見学に来ていただきました。
前半を終えて、なんとなく進むべき道からそれてしまっている気がしていたのですが、
先生に率直に指摘していただいて、気づかされるところが多くありました。
その中の一つに、多読三原則の三番目、
投げ出すってことを積極的にすすめてこなかったってことがあるんです。
恵まれた量の本があるといっても、
親子多読のように、雑誌や漫画、くだらない本などを買うわけにいきませんから、
次々投げ出されたら、いつか本が尽きてしまうといらぬ心配をしていました。
あとORTなどを順番にまじめに読む生徒を見ては安心していました。
でも、この投げ出すってことがあたりまえ、という雰囲気にしてあげない限り、
多読も他の授業の同様で、与えられたからやるもの。
たとえ授業の中で語数が伸びていても、授業の中では、まじめに読んでいても、
授業、勉強、テストなどの縛りがなければ読まない、で終わってしまう。
生徒がschooltime readers じゃなくて lifetime readers になってくれるように
願っているつもりが、全然的外れな状態になっていました。
改めて、多読三原則を大切にしようと思いました。
ここからは生徒に好評なもの紹介です。
・Usborne Young Reading(UYR)は女子に好評。
・ぐりとぐらの音声付は男女とも手に取ります。
・Foundation Reading Library(FRL)は、あんな絵で手に取る人いるはずないと思っていましたが、
意外や意外、結構くだらな面白いのです。すすめる生徒みんな続けて読もうとします。
・ディズニーは知っているから安心するのか、みんな手に取ります。
・酒井先生が生徒に一番よかった本はって聞かれたんですが、
私が持参した雑誌Seventeenとサブダの飛び出す絵本をあげた生徒がありました。
飛び出す絵本は大型書店にいけばたくさん見れますが、
知らない生徒が多く、気付け薬にぴったり。
では。
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