[掲示板: 〈過去ログ〉多読による外国語教育 -- 最新メッセージID: 1456 // 時刻: 2024/11/24(04:49)]
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お名前: yamasina
投稿日: 2007/3/14(18:56)
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先生方、こんにちは。
興味深く拝見しています。で、せっかくですので質問です。
>「文法や精読や単語力増強も全く「悪いこと」とは思っていません」
>というところもぼくには言いきっていいのかどうかと思います。
>というのは、ぼくは「こども式」を追求することで、
>「文法や精読や単語力増強が悪いことか、良いことか、あるいは中間か
>を確かめようとしている」
>のだと思います。
「良い/悪い」というのは、何に/何が良いとか悪いとかなのでしょうか。
受験に良い/悪い
効率が良い/悪い
速さが良い/悪い
深さが良い/悪い
健康に良い/悪い
目に良い/悪い
…
とりあえず、文法より多読のほうがカラダにはよさそうだなっとか、
いろいろな見方がありますので一度確認させていただきたくお願いします。
酒井先生の文脈からすると、文法をやると「それ」が悪くなるはず
ですよね。
>けれども、そうした「文法」を(日本の文法書であれ、
>英語の文法書であれ)「教える」ことができるものだろうか?
>多聴多読で知らないうちに身につける方が「効率的な」場合も
>あるのではないか?
そして、「効率」。
皆さんよく使われるんですけど、効率って何の効率でしょうか。
一般工学的には、output/inputの比率なんですけど、この場合も
いろんな軸がありえます。
「成果/費やすもの」とすると
成果:
○英語が使えるようになる
○PBが楽しめるようになる
○TOEIC高スコア
○合格
○人生が楽しくなる
等など。
費やすもの:
○GRを読む
○本を読む
○時間
○お金
○努力
○問題集を解く
○単語集を覚える
等など
ちなみに、効率=「成果/多読の努力」とするとタドキストの場合
努力はほとんどゼロですので成果に関わらず効率無限大になります(笑)。
語彙強化の効率にしても、「一応知ってる単語の増加数/時間」とすれば、
単語集を見たほうが効率高いでしょうし、「語彙の深い理解/多読の努力」と
すれば、多読がやはり効率無限大で勝つでしょう。
学習や受験の場合には、分母を「時間」とした効率が大事かもしれませんね。
今後、この話の続きや、酒井先生のブログの内容を理解しやすく
するためにもぜひお考えを聞かせてください。
ではでは
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