[掲示板: 〈過去ログ〉多読による外国語教育 -- 最新メッセージID: 1456 // 時刻: 2024/11/24(06:22)]
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お名前: いづこ
投稿日: 2007/3/12(15:07)
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いづこです。お二方の議論、とても興味深くうかがっています。
この返信は、酒井先生の2つめの返信がつく前に書きました。
その2つめに対応して書き直す時間がないので、
すみませんが、その前の段階ということでご了承ください。
(ここ以降は、一切直してません・・・)
そもそも何かについて議論するとき、
「***」(=議論の対象(のみならず、それが含むいろいろな概念すべて))とは何ぞや?という点が
明らかでないと、ほんとうに議論になりませんね。
「文法学習とは」、「語彙力とは」、「語彙増強学習とは」、そして「英語力とは」。
どれも、できれば相手の方との共通認識のもとに、お話したいものです。
(でも、まるっきり同じ人生を生きてきたのでないと、無理かも。笑)
今回「お二方それぞれのおっしゃる『文法』とは?」という点をある程度明らかにしていただき、
(えーと、酒井先生は、「作法としての文法」のみが文法である、という理解でよろしいでしょうか。)
非常に参考になりました。
ありがとうございました。
>ここをもっと聞きたいという方からの質問は受け付けますよ!
>古川さんとぼくが別々の道を行くというのはこの掲示板にとっては
>大事件かもしれません。そうだとしたら、みなさんにちゃんと説明するのが
>古川さんとぼくの役目だと思われます。
どうぞよろしくお願いいたします。
では、酒井先生に質問です。
1年半〜2年ほど前に、私が酒井先生に
「文法学習は、多読である程度読んでから、
さらに、自分の考えで書いてから、話してからその後、取組むべきことだと思う」と
申し上げてみたら、酒井先生は、
「でも、ビジネスなどで、相手に失礼のないように(自分の立場が悪くならないように?)
するための文法は必要」と
おっしゃっていました。すでにこのとき、「作法としての文法」のお考えがお持ちだったのだな、と思います。
でも、この会話のときは、文法学習のタイミングとしては、酒井先生のお考えでは、
私の思う「アウトプットより後」、
よりは早くに、「文法(作法として)」をするべきと思われているのかな、と思いました。
あら、私、酒井先生より、(学習(学習?)初期において)文法不要論過激派だったのね・・・とか、
そのとき思ったのですが、
質問です。2は、そのうち先生のウェブサイトで、かもしれません。
できれば1にお答えいただけないでしょうか。
1. 現在、酒井先生は、文法学習(作法として)のタイミングとしては、
どんなタイミングが良いと思われていますか?
2. そして、作法としての文法の内容(学習項目)は、どのようなものでしょうか。
なお、私は、文法学習のタイミングはこうありたいと考えただけで、
その学習項目は考えていませんでした。爆
古川さんの、「文法とは?」興味深い内容でした。
私にとっては、「語順」のみが「文法」で、その他は、「語彙」です。
このようなラインナップでしたら、私にとっては(あくまでも私にとっては)、
古川さんが教えていらっしゃるのは、文法ではない、という気がします。
(Grammar in Useをなさっているかと思っていました。失礼しました・・・)
以下は愚にもつかないゴタクです。
わたしは、1、中学〜大学で習う学校英語のみで、英語が使えるようになる人は
100人にひとりだと思っています。(気分的数値です。笑)
2、1プラス学習塾などで、学校英語学習量が少し増えて、50人にひとり。
3、1プラス英語教室などで、学校英語とは離れた英語を学んだ場合で、10人にひとり。
4.学校を卒業後、自分で学校英語的に学習、または英会話を習った場合、30人にひとり。
・・・というようなのが、多読ヌキの場合。(すべて感覚的数値・・・)
学習初期に多読、多聴をすれば、8割の人が英語を使えるようになる気がします。
なお、問題(ワーク、テスト)は解かさないのが、この割合の想像の条件です。
テストで、ペケをつけられたら嫌になっちゃう、そしてその後、細かいことが気になっちゃうので。
あと、自分は使えるようにならない2割の方に入るのかもと思うと、やる気をなくす人が出るのを
勘定に入れると、もう少し下がるのでしょう。
私は、そう(きっと8割♪と)思っているので多読にしがみついていますが、
それは、ある意味全体主義なのかもしれません。
どんな方法でも、英語ができるようになる人はいる。でもそれでは少なすぎると思うのです。
多読は個別指導なのに、こんな考え方はちょっと変かなあ?と思う、今日この頃です。
でも、教えたうちの少数のひとだけができるようになる、というのも嫌です。
「・・・気がする、思う」だけのことを、書き連ね、申し訳ありません。
いづこ
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