[掲示板: 〈過去ログ〉多読による外国語教育 -- 最新メッセージID: 1456 // 時刻: 2024/11/24(06:55)]
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お名前: 古川@SSS http://www.seg.co.jp
投稿日: 2007/3/11(21:29)
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"酒井@快読100万語!"さん こんにちは!
〉これは何度も言ったことだけれども、
〉ぼくは多読が「最強の英語学習法、」だとは思っていません。
〉(グーグルで「多読」をキーワードにして検索すると、
〉 「最強の英語勉強法」と書いてある、SSSのページ上には
〉 見つかりませんが・・・)
〉これまでの学習法よりもよい「可能性はある」と思っています。
〉けれども断言するには、まだまだやるべきことはあります。
〉それに、「最強」というのは「ほかのすべての勉強法」を
〉試していないと言えないと思いますが・・・
〉古川さんは非常に思い切りの良い方で、どんどん「断言」なさるけれども、
〉ぼくはそれはできないのです。そこがちがいの一つですね。
私はそんなことを断言したことは一度もありません。
むしろ、酒井先生の方が、「多読の量がすべてを解決する」と
断言されているような(笑)
私は、多読は、外国語習得の「必要条件」と思っています。
しかし、「十分条件」といったことは一度もありません。
なお、「語学については、100%の正確さにこだわならない
ことが効率的な学習法だ」ということならいっています。
〉そこを疑ってみよう、というのが「こども式」なのですね。
〉こういう風に整理してみると、古川さんが「こども式」に反対だと
〉おっしゃった理由もよくわかりますね。
私は、「こども式」に反対だといったことは一度もないです。
酒井先生の「こども式」に全面的には賛成できないといっただけですよ。
全部に賛成でなければ、「反対」ととられるのは、いかがなものでしょうか?
あくまで、部分否定で、全面否定ではありません。
〉けれども、
〉「いままでの常識が間違っているかもしれないから確かめてみよう」
〉という試みを否定する必要はないのではないか・・・
ですので、「試み」を否定してもいません。
〉そこで、最後に古川さんとも論争をしなければならないので、
〉質問をしておきます。
〉ぼくが有効性を確かめようとしている「文法」と古川さんのいう「文法」が
〉ちがっては意味がないので・・・
〉古川さんのいう「文法」とはどんなものですか?
これは、難しい質問ですね。酒井先生は、文法の専門家だし、
こちらはまったくの素人ですから。
でも、簡単な範囲でお答えしますね。
(1)知っていると役に立つことのある規則ですね。
例えば、
cut, but, butter, putter
などとあれば、(発音記号が面倒なのでカナできますが)
u は ア とよむことの方が多い
というようなものです。
Put とかもちろん、例外はあるけれど、
読み方を知らない場合には、
(1) ルールどおりに発音する方が通じる確率が高い
というものです。
もちろん、ア と読んで通じなからったら ウと読んでみる
という知識も文法にはいります。
一番役にたつルールは、"語順”だと思います。
I like Floppy. は Floppy が僕を好きなんじゃなくて、
僕がフロッピーを好きと解釈するべき というようなことです。
(2)交換可能であるもの
例えば
push open the door
という表現があれば、
pull opne the door
といっても多分だいじょうぶだろう という知識でしょうか
(3)言葉のイメージ
falling leaves なら 落ちつつある葉っぱ だけど
fallen leaves はら 落ちている葉っぱ というイメージ
(4)あとは連語のルール ですね・
これは、語彙といってもよいでしょうけど。
[url:http://kkitao.e-learning-server.com/javaS/radio/grammar1/0.htm]]
で問われているものです。
英語で black and white は自然だけど white and black は不自然
というようなものも含まれます。
私は語学の専門家ではなく、「ユーザーの立場」なので、ようするに
正確に読んだり、相手に伝わるように話したり書いたりするのに役に立つ知識
全般を「文法」といっています。
議論の過熱をさけるために、返答は1日に1回にさせてくださいね。
あと、必ずしも、当日あるいは翌日に返答できないこともありますが、
ご容赦ください。
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