[掲示板: 〈過去ログ〉多読による外国語教育 -- 最新メッセージID: 1456 // 時刻: 2024/11/24(11:02)]
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お名前: 柊
投稿日: 2007/1/4(15:14)
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あけまして、おめでとうございます。こちらの掲示板では初めての、柊です。
本来、英語教育は受ける方すら関係なかったのですが、ちょっと面白い本があるので、どうかと思って書き込みにきました。
日高敏隆「ぼくにとっての学校 教育という名の幻想」という本で、何が面白いといって、大学の教授もやり、学長もやった人が書いた本でこのタイトルというところが面白い。
そして英語教育的には、この人が疎開中にその地方の方言を学び、それをもとに何ヵ国語も習得した過程を書いた部分が、少しか参考になるかと思います。この人の教育論も(本来教育論の本なので)、この掲示板を見ている方には参考になるかもと思いました。
多読のすすめは書いていないのですが、翻訳していてわからない文章があると、先を読んでみて、それから戻るとわかるなど、飛ばし技のようなものを使っていたり、単語の意味を調べる前に文の構造を見てみたりと、ちょっと変わった方法を使っているのが面白い部分です。
本業は生物学の、特に進化論の方の人のようで、コンラート・ローレンツの「ソロモン王の指輪」始め、翻訳した本は何ヵ国語もあるようです。
監修も多いようで、著者名で探そうとすると、ヒット件数が多くて大変なことになります。
絶版なのかアマゾンでは中古しか売っていませんが、結構図書館にはあるかもしれません。私は図書館で見つけましたが、教育の辺りで探すと見つかりやすいかと思います。英語ではなく、教育一般のところでした。
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