[掲示板: 〈過去ログ〉SSS タドキストの広場 -- 最新メッセージID: 9999 // 時刻: 2024/11/23(14:41)]
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5280. Re: 200万語通過〜ヤツのレベル分けを信じるな〜
お名前: みちる http://www.geocities.co.jp/Bookend-Soseki/3112/
投稿日: 2003/9/10(11:25)
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杏樹さん、こんにちは。
200万語通過おめでとうございます♪
〉結局読めない本と言うのは、その時の気分とか相性とか、いろいろな要素があって、レベルだけが問題ではないようです。レベル3でてこずってるからもうレベル4なんて読むのは無理、とかそんなことはないようです。あまりレベル分けにこだわるよりも、読みたい本を探す方が大切だと思うようになりました。確かにレベル分けは目安にはなるのでないと困るんですが。しかし自分にとっての読みやすさと言うのは必ずしもレベル分けには表れないもので、最終的には自分の読みやすさを重視するのが一番だと言う結論になりました。ということで、他人のレベル分けを盲信するな、という警告を込めて表題の心境に至った次第です。
うんうん。本当にそう思います。
これがレベル2?とか思うような本もありますよね。
この間も、とある本が書評でレベル4になっていて、私ならレベル6にすると
思ったりもしました。
〉Canterville Ghost
〉がおもしろかったです。オスカー・ワイルドだということでびっくり。こんなオフザケ書くんですね。幽霊も恐がってもらえないとギャグになる、というおかしさ。最後はしんみりしましたけど。
おぉ、ワイルドのおふざけものがあるのですね。
これは気になります。
〉The Good Earth
〉ずっと昔読んだ「大地」の原題がこれだったとは。挿絵が少々変ですが、パール・バックはさすがに中国に対して造詣が深いです。これは清朝末期から辛亥革命による中華民国創設の時代を背景に、わざと特定の年代や地名を特定しないように書いてある模様。単にrevolutionと書いてあるのがおそらく辛亥革命だと思われますが、それによる社会の変革の影響はあっても、登場人物が直接かかわるわけではありません。
〉そこで気になるのは、物語の前に書いてある予備知識。ここには旧中国のおおまかな説明がありますが、欧米列強による侵略には一言も触れていません。そもそも19世紀半ばにアヘン戦争を起こして中国の植民地化を始めたのはイギリスで、その後いろいろな国が中国の領土争いを始めます。それを書いてないのは説明不十分。それならそれでお目こぼしをするとしても、最後に日本が満州国を作ったと書くのは全くの蛇足です。「大地」が書かれたのは満州国成立よりもずっと前です。作品の予備知識としては全く関係のないものです。しかも中国を侵略した国はたくさんあるのに、日本のみを固有名詞で出すのは偏っていると思います。イギリスはつい最近まで香港を領有していたというのに、やはりイギリスにも、自国が他国を侵略した事実にはできるだけ触れたくないと言う人種がいるのでしょうか。
〉あと具体的な地名が出てこないので地図も役立たずです。
関係ないのですが、知り合いに中国人が何人かいるのですが、本の話をしていて
「大地」といっても、知りませんでした。考えてみたら当たり前かもしれませんが。。
ただ、王龍という名をいったら、中国の名前だと喜んでいました。
直接中国と関係あるものもないものもありますが、最近「Wild Swans」やAmy Tanの
作品を何冊か買ったので、中国の知識もつけておきたいなと思ったりします。
なにかいい本があったら、良かったら教えて下さい。
〉The Tales of Goha
〉書評をあげる前に返却してしまい、データがわからないまま登録しそびれた本です。
〉むかしむかし、バグダードの都のカリフのお気に入りの詩人で道化、Gohaのとんち話集。
これ、「今日から・・」を読んで、読みたいと思った本です。
でも、Amazonだとかなり待つようなので、ちょっとあきらめ気味。
〉SIDEWAYS STORIES FROM WAYSAIDESCHOOL
〉ひたすらおっかしい〜!
〉シリーズものになっていますが、全部お勧めできますか?
〉今のところFalling Downだけ持ってますが、他のもそろえようか思案中。
個人的には、1、2、3の順で面白かったですが、三巻の終わりは感動しました。
〉300万語までにはレベルにあまりこだわらないで色々な本を読むようにしていきたいです。レベル2〜3はけっこう読んだから、きっと基礎体力はついているはず。そうしてもっと上のレベルも自由に行き来できたらいいな。
〉ところで、ブッククラブの期限が来ましたが更新しませんでした。ビンボー症なもので、どうしても目いっぱい借りて、がんばって読んでしまう…。読みたい児童書が少ないので、絵本やGRでセットでないもの(特にMGR)中心になってしまうのですが、そうすると読みたい児童書がどんどん後回しになっていきます。そうなるとなんだか語数稼ぎの消化試合みたいになってきて。それで、もっと本当に読みたい本を読もうと思ったのです。
〉ダレン・シャンも不幸本も2巻までしか読んでないからこれからもっと読んでいきたいですし、ダールもレベル4まで読んでしまいましたがレベル5以上に挑戦していきたいです。そろそろナルニアものぞいてみたいです。
まわりにいろんな本を置いて、難しそうな本はときどきのぞいてみたりして、
好きなものから読んでいけたらいいですよね。
楽しく三周目にすすんで下さいね♪
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みちるさん
〉200万語通過おめでとうございます♪
ありがとうございます♪
〉うんうん。本当にそう思います。
〉これがレベル2?とか思うような本もありますよね。
〉この間も、とある本が書評でレベル4になっていて、私ならレベル6にすると
〉思ったりもしました。
それってかなりの落差ではないですか。そういえば、ペギー双葉山さんと話題にした不幸本も、1巻からレベル5ぐらいでもいいと思います。
〉〉Canterville Ghost
〉〉がおもしろかったです。オスカー・ワイルドだということでびっくり。こんなオフザケ書くんですね。幽霊も恐がってもらえないとギャグになる、というおかしさ。最後はしんみりしましたけど。
〉おぉ、ワイルドのおふざけものがあるのですね。
〉これは気になります。
おもしろいですよ〜。でもMGR3にもあるらしくて、そちらの方がいいという証言も。
〉関係ないのですが、知り合いに中国人が何人かいるのですが、本の話をしていて
〉「大地」といっても、知りませんでした。考えてみたら当たり前かもしれませんが。。
〉ただ、王龍という名をいったら、中国の名前だと喜んでいました。
〉直接中国と関係あるものもないものもありますが、最近「Wild Swans」やAmy Tanの
〉作品を何冊か買ったので、中国の知識もつけておきたいなと思ったりします。
〉なにかいい本があったら、良かったら教えて下さい。
「大地」は英米文学ですから。
中国に関しては、西洋人が書いた英語のものより中国人が書いたものか、日本人が書いたものの方がいいです。「ワイルド・スワン」は日本でも評判になりましたね。よみごたえのある本です。初心者向けには「中国人のまっかなホント」など気軽に笑いながら読めます。「中国人は静かだと落ち着かない」…私には大ウケです。陳舜臣も小説からエッセイまでたくさん本を出していておもしろいです。
〉〉The Tales of Goha
〉〉書評をあげる前に返却してしまい、データがわからないまま登録しそびれた本です。
〉〉むかしむかし、バグダードの都のカリフのお気に入りの詩人で道化、Gohaのとんち話集。
〉これ、「今日から・・」を読んで、読みたいと思った本です。
〉でも、Amazonだとかなり待つようなので、ちょっとあきらめ気味。
MGRって入手困難ですねー。是非入手して書評をあげてください。
〉〉SIDEWAYS STORIES FROM WAYSAIDESCHOOL
〉〉ひたすらおっかしい〜!
〉〉シリーズものになっていますが、全部お勧めできますか?
〉〉今のところFalling Downだけ持ってますが、他のもそろえようか思案中。
〉個人的には、1、2、3の順で面白かったですが、三巻の終わりは感動しました。
まりあさんだけでなく、みちるさんもそこまでおっしゃるなら、絶対3巻まで読みたくなりました。
〉まわりにいろんな本を置いて、難しそうな本はときどきのぞいてみたりして、
〉好きなものから読んでいけたらいいですよね。
未読本を積み上げておくのは役に立ちますねー。
〉楽しく三周目にすすんで下さいね♪
ありがとうございます。がんばらないで楽しく読みます。