がっちり握手した酒井先生の手はぶ厚くてごつかった。

[掲示板: 〈過去ログ〉SSS タドキストの広場 -- 最新メッセージID: 9999 // 時刻: 2024/11/24(03:53)]

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[報告] 9056. がっちり握手した酒井先生の手はぶ厚くてごつかった。

お名前: 間者猫 http://www.geocities.co.jp/HeartLand-Keyaki/6250/
投稿日: 2003/12/27(19:06)

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間者猫@久々の投稿です。皆さん元気ですか?
今回は暑苦しい漢字標記ではなく、全然違うタイトルにしてみました。
どうかな?

前置きはいいとして、
”Stephen King, The Langoliers”で400万語通過いたしました。
”Four Past Midnight”に収められている作品です。

オフ会の時に酒井先生に”キング読めたら気分いいよねえ”と言われ、
調子に乗って”400万語通過はキングにします!”と言ってしまったので読みました。
きっと先生は”覚えてないだろう”と思うのですが一応言った手前もあるので。
この本はちょうど去年の今頃買って、ずーっと飾っていた本です。
ちょこちょこ覗いては”読めそうな気もするけど、まだアカンなあ”を繰返しておりました。
今回読めてしまって本当に嬉しいです。しかもたった1年ちょっとで。
恐るべし! SSS英語学習法! だいたい私は奇跡の○○○とか信用しないんですが、
これだけは奇跡の英語学習法です、マジで。ホンマ嬉しいです。
”アンビリーバブルや〜”(スラムダンクネタ)

300万語から400万語までの感想なぞ。
児童書がどうも苦手でちょっと見ては投げ出し。ちょっと見ては投げ出し。はーっ、溜息。
しょうがないので、手持ちのPBを読み始めました。
”全然分らなくてもあらすじだけ追えればいい! また読めばいいんだから!”
と割り切って、特に映画や邦訳を読んで知っているものから読み始めました。
なんと読めるじゃないですか!
もちろん半分も分かってなかったりするけど。これでいいんです。
しばらくこの方法を続けていくつもりです。
こういういい加減な読み方なので、
”どんな話やった?”と聞かれると
”えーっと、ちょっと待ってな。
うーん、本の裏見たら分るわ!
まあ、とにかく面白かったっちゅうことやね”
”それって、読めてないんちゃうの?”
”えっ、それをいっちゃあ、おしめえよ”
こんな具合です。

読んだ本は25册。内訳は(レベル、GR、児童書、一般書、総語数の順です)
3,0,7,0,51100
4,0,1,0,35000
5,3,4,0,197000
6,2,2,2,224000
7,0,0,2,127000
8,0,0,0,83000
9,0,0,2,286000
計,5,14,6,1003100
どのレベルが楽に読めるのかよく分らなくなってきました。
一応、100万語でレベル1上がる仮説を支持していますので、
レベル7にしておきます。
分速は平均で150ぐらいでしょうか。でも本によって異なります。
GRや児童書の方が”読みにくく、どうもゆっくり読んでいるような気がします”(気のせいかも)

ちなみに費用は約16000円(未読は200万語以上)でした。
もう暫く買わんでもいいんですけど、つい。

今回始めてオフ会なるものに参加しました。
これまで掲示板でしか知らなかった皆さんに会う事ができ、
楽しい時間を過ごす事ができました。ありがとうございました。
また今度お会いしましょう。

最近思う事で、オフ会の時に聞こうと思って忘れていたのですが、
英熟語ってなんやったんやろう?
構文ってなんやったんやろう?
もう、どうでもいいことなんですけど。
全く無意味な勉強やったとしたら、ワシャかなわんよ(魔王ネタ)。

以下、恒例のレビューです(長いよ)。

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All I Want(CER5) ☆☆☆ 23000
レベル5にしては読みやすかったです。
”これロマンス? コメディーちゃうん?
えっミステリー? 最後どうなんのん?”そんな話でした。(2003.10.02)

Windows of the MInd(CER5) ☆☆☆ 26000
短編集だからか、ちょっと読みにくいような気がしましたが面白かったです。
特に、"A Nose for the Story"と"Arlo's War"がいいです。(2003.10.05)

The Bald Bandit(A to Z Mysteries),Ron Roy Level3 ☆☆☆ 6400
分らない単語もありますが、気楽に読めていいです。
Detectiveっててっきり警察の人かと思っていたら・・・。(2003.10.06)

The Canary Caper(A to Z Mysteries),Ron Roy Level3 ☆☆☆ 7000
分らない単語もありますが、気楽に読めていいです。
しかし猫の名前にTigerはないやろう?(2003.10.07)

Trumpet Voluntary(CER6) ☆☆☆ 28000
ストーリー設定がちょっと粗いような気がします。(2003.10.11) 

The Austere Academy, Lemony Snicket ☆☆☆☆☆ Level5 34000
不幸なのに読んでいて思わず”ぷっ”と吹出してしまう。
3兄妹にも友達ができ、新たな展開が。
様々な伏線が張られているような気がします。次が読みたくなりますね。
ところで、今回のCount Olafの作戦はちょっとセコいような気がしますが。(2003.10.13)

The Long Goodbye(PGR6) ☆☆☆☆ 22000
なんかよく分らなかったです、邦訳も読んだはずなんですが。
チャンドラーの雰囲気は掴めます。(2003.10.15)

The Deadly Dungeon(A to Z Mysteries),Ron Roy Level3 ☆☆☆ 7000
ホンマJoshはビビリですね。(2003.10.18)

The Empty Envelope(A to Z Mysteries),Ron Roy Level3 ☆☆☆ 7200
Dunkan宛に5通の手紙が間違って送られてきた。
受け取りに現れた本当のMs Dunkanは何か不自然。
そこに犯罪の匂いを嗅ぎ付けた3人は手紙に隠された秘密を解き・・・。
しかしRuth Roseはホントに度胸がありますね。
語数は7文字×23行×79頁×0.6=7600で計算しました。(2003.10.19)

The Falcon's Feathers(A to Z Mysteries),Ron Roy ☆☆☆ Level3 8000
昨日、Dinkが森で見つけたFalconを3人で見に行ってみると
Falconは消えてしまっていました。
がっかりした3人ですが、1羽のFalconの子供を森の外れで見つけます。
そのFalconをDoc Henryのところへ連れて行くあたりから話は急展開し、
最後は思わぬ結果に。(2003.10.20)

The Goose's Gold(A to Z Mysteries),Ron Roy ☆☆☆ Level3 7400
やっぱりおいしい話には飛びついてしまうのね。
しかし3人の子供達は本当に危なかった。(2003.10.22)

The Haunted Hotel(A to Z Mysteries),Ron Roy ☆☆☆ Level3 8000
これホンマやったらムチャクチャ揉めるやろなあ。(2003.10.23)

Mr. President, George Sullivan ☆☆☆☆ Level5 20000
結構読みやすかったし、面白かったです。
歴代のアメリカ合州国大統領を2ー3ページで紹介しています。
挿入されている写真が面白かったです。ためになりました。(2003.10.26)

Shoeless Joe, W.P.Kinsella ☆☆☆☆ Level9 70000
かなり前ですが、映画も見ていたし、邦訳も読んでいたので
そろそろ読めるだろうと思って読みました。結構難しかったです。
半分も理解できていないと思います。
Moonlight GrahamがRayの娘さんのKarinを助けるあのシーン、
やっぱり泣いてしまいました。
そういえば、この邦訳を読んでSalingerを読み始めたことを思い出しました。(2003.11.03)

The Wizard of OZ, L. Frank Baum ☆☆☆☆☆ Level6 38000
ずっと読みたいと思っていた一冊です。
魔女をやっつけたあたりは”イヤにあっさりしてたなあ”などと
20年以上前の記憶を辿りながら読んでいました。
小さい頃読んだ本は結構心に残っているものが多いです。
レベル6となっていますが、かなり楽に読めたのでレベル4か5ではないかと思います。
総語数は10字×35行×136頁×0.8=38000で計算しました。(2003.11.09)

The Sky is Falling, Sidney Seldon ☆☆☆ Level6 64000
PBへのつなぎとして読みました。結構読みやすかったです。
まあそこそこ面白いんですが、厚みがないっていうんですかねえ。
でも”PB読んでる!”って気にさせられます。
総語数は8字×29行×398頁×0.7=64000で計算しました。(2003.11.16)

The Ersatz Elevator, Lemony Snicket ☆☆☆☆ Level5 40000
これまで読んだ不幸本の中でも結構難しく感じました。
緊迫した状況であるにもかかわらず、そう感じられない不思議な文体。
今回Olafはちょっと控えめだったような気がします。
もちろん今回もSunnyが大活躍でした。(2003.11.18)

The Twelfth Angel, Og Mandino ☆☆☆☆ Level6 40000
こういう話って結構ベタですね。
だけど、ドクターの話から後はやっぱり泣いてしまいました。こういう話に弱いんです。
私はドラフトなぞ全く無縁な補欠のライパチでしたが、
アメリカのリトルリーグの一端に触れる事が出来て嬉しいです。
読みやすかったです。(2003.11.23)

Little House in the Big Woods, Laura Ingalls Wilder ☆ Level4 35000
これまで3度挑戦し3度敗れてきた鬼門の1册。
”どんなことがあっても意地でも読むぞ!”と決めて読み始めました。
読み終わるまでとても長く感じました。
これまで”力不足や!”、”やっぱり読めてない!”なぞと思っておりましたが、
やはり合わない本はいつまでたっても合わないと理解。
停滞にならないように次の1冊は慎重に選びたいです。(2003.11.26)

Everything's Eventual, Stephen King ☆☆☆☆ Level9 153000
ついにキング読了しました。1ページ2分ぐらいで読む事を心がけました。
それで分らなければ分らないで飛ばす。それでいいんです。
なんとか読み切りました。とにかくキングを原著で読めて本当に幸せです。
1話ずつ語数を稼ごうというセコい考えで、短編集を選んだんですが、
今は長(中)篇にすればよかったかな?、とちょっと後悔しています。
途中分らなくなると修正がきかなくなって、
そのまま終わってしまうというパターンになるのでちょっとツラかったです。
全然分らないという訳ではないのが結構歯がゆいです。
まだちょっと力不足ですね。早く楽に読めるようになりたいです。
総語数は10×33×583×0.8=153,000で計算しました。(2003.12.07)

Boy, Roald Dahl ☆☆☆☆ Level6 32000
難しい単語多いですが、読み飛ばしても大体分ります。
”結構いろいろな作品に反映されているなあ”と思いながら面白く読めました。
読んで良かったです。
総語数は10×33×166×0.6=32,000で計算しました。(2003.12.10)

Winnie-the-Pooh, A.A.Milne ☆☆☆ Level5 32000
プーさんってこんな話だったんですね。
なんか独特の雰囲気がありますね。最後ちょっと名残惜しかったです。
一度投げた本ですが、今回はかなり楽に読めました。(2003.12.12)

A Painted House, John Grisham ☆☆☆☆ Level7 127000
読みやすかったです。”結構いろんな事があるもんだなあ”と思いながら読みました。
グリシャムは描写が本当に細かくて、読んでいて眼に浮かんできます。
長い事が苦にならない方でしたらレベル6が読めればかなり楽に読めるのではないかと思います。
レベル9になっていますが、個人的にはレベル7ぐらいだとおもいます。(2003.12.21)

Will you please Be Quiet, Please?, Reymond Carver ☆☆☆ Level9 63000
日常のちょっとした光景を淡々と描いた短編集です。鮮やかなオチはありません。
読み始めは結構読みやすいと思ったのですが、読んでいるとだんだん眠くなります。
こういう本は読めてるのか読めてないのかよく分かりません。
かなり難しいような気もするのでレベル9にしました。
総語数は10×32×249×0.8=63,000で計算しました。(2003.12.24)

Great Expectations(OBW5)  ☆☆☆☆ 22000
語数合わせの為と最近、自分がどのレベルが楽に読めるのかよく分らなくなってきたので、
確認の意味で読みました。
この本は、”OBWはレベル4になると途端に難しくなるなあ”と思ってから
ずーっと遠のいていたのですが、今回かなり楽に読めました。
読む前に、”GRはあまり読み飛ばすと話の内容が分らなくなるので、どうかな?”
”グリシャムやキング読んだのに、これ読まれへんかったら洒落ならんなあ。”などと
邪念が入りちょっとビビっていたんですが、楽に読めました。良かった。ほっとしました。
でもやっぱり原著で読みたいよねえ。(2003.12.25)

The Langoliers, Stephen King ☆☆☆☆☆ Level8 83000
”Four Past Midnight”に収められている作品です。
Bostonへ向かうAmerican Pride 29便の乗客・パイロットが10名の乗客を残して
忽然と消えてしまった。彼らに共通するものは眠っていたということのみ。
いろいろな手を尽くして連絡をとろうとするが全く無駄骨。
緊急着陸の為、Bangor空港へ着陸した彼らを待っていたものは・・・。
”怠けるとThe Langoliersがやってきて食われてしまうぞ!”と
Craig Toomyが小さい頃父親から言われ続けていた怪物が全てを食い尽くす為にやってくる。
彼らは無事に脱出し元の世界へ戻る事ができるのだろうか?
はたまたThe Langoliersに食われてしまうのか! 乞う御期待。
個人的には”刑務所のリタ・ヘイワース(邦訳のみ読みました)”に並ぶ傑作だと思っています。
総語数は10×45×232×0.8=83,000で計算しました。(2003.12.27)

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長々と読んでいただき、ありがとうございました。
掲示板の投稿にはいつも刺激を受けます。
ささやかですけれどもお年玉ちゅうことで。

では、皆さん良いお年を & Happy Reading!


▼返答


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