Re: 700万語通過おめでとうございます!

[掲示板: 〈過去ログ〉SSS タドキストの広場 -- 最新メッセージID: 9999 // 時刻: 2024/11/23(23:53)]

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8852. Re: 700万語通過おめでとうございます!

お名前: しお
投稿日: 2003/12/20(15:55)

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みちるさん、こんにちは。しおです。
しばらく掲示板から遠ざかっていたら、もうみちるさんは700万語を超えてらしたんですね。すごいスピードでの通過、素晴らしいです。おめでとうございます!

〉600万語までは、いろんな本が読みたいなという気持ちが強くて
〉ちょっと無理しても、いろんな種類のいろんな本をという気持ちが
〉強くありました。

これも、楽しいことですよね。読書していていろんな分野の本をみてみたいなという気持ちのときってありますよね。

〉だけど、しおさんに、児童書を読むことについてなどをうかがっていて、
〉その後に、ちょっとひまぞさんとも、そんな話をメールでお話ししたりして、
〉私にとっては、「英語の本を読むことは、英語の本を読むこと」なのだけど
〉しおさんやひまぞさんにとっては「英語の本を読むことは、本を読むこと」
〉なんだなぁと感じました。
〉なんていうのかな、理解度とか速度とかとはちょっと違った次元で、
〉自然さというのかな。
〉そしてお二人とも、同じように、意味は分かるけどぎこちない難しい本では
〉なくて、しおさんの言葉をお借りすると「水を飲むように」自然に読めるような
〉易しい児童書をたくさん読むことによって自然さを身につけていらっしゃるんですね。

タドキスト大会のときは、「私がどうしてPBを読まないのか」ということをみちるさんに聞かれて、そういう話になりましたね。

やさしい児童書を読めば読むほど、字をみてイメージが浮かぶまでの時間がどんどん短くなってくるので、その反応時間を極限まで短くしたいな〜という気持ちがあります。海外ドラマの台詞でもっと瞬間的に分かる部分を増やしたいと思っていて、ドラマではPBの地の文章みたいなのはでてこなくて、一文が短いので、レベル1〜4を重点的に読んでいました。
そういう手段としての面もありますが、反応速度が短くなるほど、本の内容がパッパッとイメージであらわれるのが面白く、もともと児童書というジャンルが大好きなので、相乗効果があってまだ児童書の中で楽しくやっています。
だから、動機としては技術を求めて、だけど、結果的に自然な楽しみとなったという感じです。

でも、もし児童書が大好きなジャンルじゃなかったら、上に書いたようなことは無理だったろうなと思います。いやいや修行でやると、自然に好きになってというのは期待できないでしょう。やっぱり好きな種類の本をたくさん読むというのがいいんでしょうね。私は、技術を求める部分がはいっていましたが、ひまぞさんの場合はより自然に読んでおられるのでしょうね。

実は、ここ2年ほど、日本語の小説や評論などは1冊も読んでいないんです。(新聞だけは読んでいますが。変人じゃないですよ〜)別に無理しているわけではなくて、読みたいなという本が全部英語の本になってしまって、もうほんとに娯楽といったらこれしかなく、本を読んで泣いたり笑ったりするのが大好き。だから、「自分の趣味・楽しみ」としては全く自然で、「英語」とは感じないんですが、「読み方・理解のしかた」はどうでしょう、みちるさんが思ってくださっているほどかな〜???? 

〉「英語の本を読むことは、英語の本を読むこと」の表れのひとつみたいなこと
〉として、英語の本は数ページ読んだらだいたい「この本は結構易しいな」とか
〉「この本は難しい」とか思ったりしているんですよね。訳していなくても
〉明らかに、日本語の本を読むというのとは違っている部分がたくさんあって。
〉でも、よく考えると、自然に読めていたと思う本も何冊かあって、そういう本って
〉だいたいが体感レベル(というかYL?)3-4くらいの面白い本なんですよね。

〉いろいろな本が読めることよりも、「英語の本を読むことは、英語の本を読むこと」
〉から「英語の本を読むことは、本を読むこと」という風になりたいなというのが、
〉今は一番の希望です。
〉そのためにはとレベル3-4の本も少し充実させたので、この後の100万語か
〉200万語はできるだけ自然に読めるような本をたくさん読んで、少しでも
〉より自然なことになっていくといいなと思っています。

みちるさんが書いてくださったように、喉が渇いているときにおいしい水をごくごく飲むような気持ちで自然に読めるのは、レベル3−4くらいで、レベル5になると「本を読んでいる」じゃなくて、「英語だな」という意識がぽつぽつでます。レベル6以上やPBだと、面白くて我を忘れるときもあるけど、「水を飲むように」というふうにはいきません。「英語」を意識して引っかかる感じがあります。それで、PBはまだいいかなという感じなんです。

でも、高校生の頃、興味があるんだけど難しい評論の本を読んで、分からないんだけど大好きになって、その著者の本を何冊も何回も読んだら、すごく理解できるようになった、という経験があります。いま読んだら別に何の抵抗もなく理解でき、何で分からなかったのかなという感じです。その経験を考えると、読みたかったらポーンとレベルを上げてたくさん読むのがいいのかもしれない、という思いもあります。

その点、みちるさんは、様々な本を自然に楽しんでおられるな〜と思っていました。みちるさんの本のもつ雰囲気を伝えるのがすごく上手ですね。本の紹介、いつも楽しみにしています。
いままでこれだけ広いレベル、いろいろなジャンルの本をたくさん読んできたみちるさんが、レベル3−4の本を多目に読んだら、さらにどう感じ方が変わるか、楽しみですね。

それでは、これからも楽しい読書を!


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