道化師さん、ありがとうございます!

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8847. 道化師さん、ありがとうございます!

お名前: みちる http://www.geocities.co.jp/Bookend-Soseki/3112/
投稿日: 2003/12/20(10:46)

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道化師さん、こんにちは。

はい。三文字ごっこはちょっと好きません。
それに「ち」はchiが好き。
と、余談はさておき、

お祝いのお言葉、ありがとうございます。

〉みちるさんは、なんか「迫力」があるんだよなぁ。

なんでー?力業っぽいのかな。

〉うんうん。しおさんには、何か人に訴える真摯な感じがありますもんね。

もう、しみわたるようですね。

〉いくら話しても、何も残らない私とは大違い(笑)

そんなことないですよー。いろいろと。

〉〉600万語までは、いろんな本が読みたいなという気持ちが強くて
〉〉ちょっと無理しても、いろんな種類のいろんな本をという気持ちが
〉〉強くありました。
〉その一環が、「失われし時を求めて」?(笑)

これは「小説」の延長線・・・。

〉「ちょっと無理しても、いろんな種類のいろんな本を」
〉と思ったのでしょう?
〉この辺に以下の問題を解くポイントがある気がします。

〉「英語の本を読むこと」と「本を読むこと」に違いがある訳ですね。
〉私は、更に「本を読むこと」と「読むこと」にも違いがある気がしてます。

ふむ。

〉〉「英語の本を読むことは、英語の本を読むこと」の表れのひとつみたいなこと
〉〉として、英語の本は数ページ読んだらだいたい「この本は結構易しいな」とか
〉〉「この本は難しい」とか思ったりしているんですよね。訳していなくても
〉〉明らかに、日本語の本を読むというのとは違っている部分がたくさんあって。
〉それは、そうですよね。
〉だって、ネイティブな言語でなければ、必ずそういう違いは残ると思うなぁ。

しおさんと、ひまぞさんのお話をうかがっているとお二人にはないようなのですよね。
ここが、非常に感銘を受けた点なのです!

〉〉でも、よく考えると、自然に読めていたと思う本も何冊かあって、そういう本って
〉〉だいたいが体感レベル(というかYL?)3-4くらいの面白い本なんですよね。
〉その本はレベルが3.4だったから自然に読めたのか、
〉面白いから自然に読めたのか、どちらなのでしょう?

レベルではなくて、体感レベルなので、私にとって易しいと思ったのなら、
レベルが6くらいのものも入っています。というか書評レベルって個人差ありますし。
(あ、でも、面白いから易しく感じたという易しさでもなく、ほんとの易しさとしてね。)
私にとって難しいと思うものは、いくら面白くても「難しいなー」感があるので、
ぎこちなさは結構あると思います。

〉それでも、一度みちるさんに聞いてみたい事があったんです。
〉「何故、本を読むの?」って。

私の言葉以上に、その通り!と思った文章があるので、引用しますね。

『私は時おりこの世に「朝」があり、「夜」があり、「季節」があることが、
何か信じられぬ不思議と思える日がある。そんな日はことさら、私は部屋に
こもり、好きな本をひろげ、風のように、見知らぬ町々、村々を訪ねたいと
思う。想像力の羽ばたき一つで、霧深い古城や、雨の降りしきるロンドンの
夜や、イタリアの古い町に飛び、さまざまな人生を生きてみたいと思うので
ある。そして時々本から眼をあげて、窓の外を吹く風の音を聞きながら、人
間が生きていること、楽しい詩や小説がこの世にあることの幸福を、しみじ
み嬉しく思わないわけには行かない。』(辻邦生さんの文章より)

あぁ、素敵な文章。ほれぼれ。
って、ちょっと答えとはずれているかな。

そうそう、「文章フェチなんだ」とかいっていましたよね。
小説であってもなくても、その文章の雰囲気というか空気に触れたいから
というのがあります。
その上、いい小説や随筆ならば、さまざまな人生を生きさせてくれるのかなと。

私の場合、英語と日本語で読んでいる本の種類って変わらないんです。
もともとノンジャンルですから。
日本語で読んでいるのと同じような本を何で英語で読むかというと、
やっぱり英語で、文章を感じたいからですよね。
日本語とは違う文章の色はやっぱり面白い。

ただ、同じような本だと、同じような文章になってしまうところがある。
一人称の児童書は、作者の違いで、もちろん違いはあるけれど、どこか似通った
ところがある。いわずもがな、GRの文章はフラット。
もっともっと違った文章に触れてみたい・・・。
というのがあったのですね。

だけど、読むときのぎこちなさって、つるつるな面とざらざらな面くらいに
ちがうじゃないですか。
ざらざらな面にヤスリをかけたら、つるつるになって気持ちよさそう。
なんか、そんな感じです。
つるつるになって、新しい文章に触れたら、やっぱり気持ちよさそう。

って、こう書いていると、なんだか快楽主義者みたいですね。(爆)

それにしても、道化師さんと私の考え方の差って宇宙人くらいに違いそうですね。

えーと、何だかよく分かりませんが、こんなところで。

道化師さんも、はっぴーりーでぃんぐ。


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