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お名前: 杏樹
投稿日: 2003/12/19(01:39)
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みちるさん、こんにちは!
〉700万語通過しました!
おめでとうございます!
やっぱりみちるさんの勢いはすごいです。どんどん遠くへ行ってしまうー。
〉「英語の本を読むことは、英語の本を読むこと」の表れのひとつみたいなこと
〉として、英語の本は数ページ読んだらだいたい「この本は結構易しいな」とか
〉「この本は難しい」とか思ったりしているんですよね。訳していなくても
〉明らかに、日本語の本を読むというのとは違っている部分がたくさんあって。
〉でも、よく考えると、自然に読めていたと思う本も何冊かあって、そういう本って
〉だいたいが体感レベル(というかYL?)3-4くらいの面白い本なんですよね。
〉いろいろな本が読めることよりも、「英語の本を読むことは、英語の本を読むこと」
〉から「英語の本を読むことは、本を読むこと」という風になりたいなというのが、
〉今は一番の希望です。
〉そのためにはとレベル3-4の本も少し充実させたので、この後の100万語か
〉200万語はできるだけ自然に読めるような本をたくさん読んで、少しでも
〉より自然なことになっていくといいなと思っています。
「英語の本を読む」と「本を読む」は、その本にもよりますね。夢中になって読める本もあり、てこずる本もあり。みちるさんならもっとレベルの高い本でも自然に読めてるんだと思っていました。本当は楽しく読めてるのに、「自然に本を読む」の理想値が高いのかもしれませんよ。私はまだ英語の本を読んで「楽しい」と感じるだけで「すごい」って思ってしまうレベルです。
気になる本にだけ反応させていただきますね。
〉◇◆◇Mother Goose他◇◆◇
〉もともと好きなところに、タドキスト大会で気分が盛り上がり、その後
〉海さん、はまこさんとシェイクスピア・マザーグースクラブ状態(笑)なので、
〉かなりいろいろ読んだり聞いたりしたので、ちょっとまとめました。
大阪でもオフ会、絵本の会などのおかげでマザー・グースで盛り上がっています。
〉☆アンソロジー「英米童謡集」★★★★★レベル3 11700語
〉これは岩波文庫の対訳本なのですが、マザーグースだけではなくて
〉スティーブンソンとか、いろんな童謡詩がはいっていて面白いです。
〉☆ROBERT SABUDA「The Movable Mother Goose」★★★☆レベル3 473語
〉☆Alice & Martin Provensen「The Mother Goose Book」★★★★★レベル3 6900語
〉☆Brian Wildsmith「Brian Wildsmith's Mother Goose」★★★★☆レベル3 3400語
〉☆Raymond Briggs「はじめてのマザーグース—Ring‐a‐ring o’roses」★★★★レベル3 500語
〉マザーグース絵本が4冊。ROBERT SABUDAのポップ絵本(人気ですね〜)は
〉もちろんとっても見事なのですが、マザーグースとはちょっとミスマッチかな。
〉「かえでがおか農場のいちねん」などのアリス&マーティン・ブロベンゼンは
〉マザーグースとあうだろうな〜と思ったら、やっぱりすごく似合っていました!
〉でも、この本、絶版なのかな。大きくてとっても素敵な本です。
〉ワイルドスミスは大好きな絵本画家なので(「わたしのメリーゴーランド」が特に好き)
〉安心して楽しめました。タドキスト大会の時に買ったCD付きのなのですが、
〉CDは最初はややフラットな朗読だったのですが、後半は楽しい朗読で、最後に
〉歌もはいっていてよかったです。でも、ページ番号と詩のナンバーが朗読の前に入っているのが
〉ちょっと興ざめ・・・。
〉スノーマンのブリックスからの絵本は一番贅沢な作りで一つの歌で8ページくらい
〉使われています。この絵も好きですね〜。これもCD付きなのですが朗読・訳朗読・歌と
〉なっていて、英語だけでは聞けないのがちょっと残念。
マザー・グースがいっぱい!ワイルドスミスのマザー・グースは見たことがあります。水彩の鮮やかな絵が好きです。
〉☆Pamela Conn Beall & Susan Hagen Nipp
〉「Wee Sing and Play」★★★★レベル3 6000語
〉「Wee Sing Children's Songs and Fingerplays」★★★★レベル3 4000語
〉これはもってらっしゃる方も多そうなソングブックWee Singシリーズのシリーズです。
〉ソングブックだけでも売っているようですが、私のはCD付きのです。
〉最初のがじゃんけん歌、遊び歌、毬つき歌、縄跳び歌なんかが入っていて、
〉二番目のが手遊び歌が入っています。
〉子供が楽しく歌っている感じなので、目覚ましによく聞いていました。
マザー・グース以外にも楽しい歌があるんですね。
〉☆アンソロジー「マザーグースの歌」★★★★レベル3 2300語
〉海さんに教えていただいたCD。(もともとは、はまこさん?)
〉これは、基本的には二枚組のCDなのですが、解説の詳しい50ページものブックレット
〉付きなので、あげておきます。解説も面白かった。(あ、でも日本語)
〉CDは朗読と歌曲風の歌が入っています。
これ、はまこさんに借りました。そうか、語数を数えてもいいんですね。数えるという発想すらありませんでした。足しておかなくては。
〉◇◆◇児童書◇◆◇
〉☆Astrid Lindgren「Pippi Goes Abroad」★★★★
〉ピッピの二作目。こちらも安心して楽しめるシリーズですね。
〉それにしても、ピッピのお金の使い方はいいのか。いやいや児童書なんだから
〉気にしない。でもスーツケースにはそこがあるし・・・などと変なことが
〉気になってしょうがないところが、なんだかなぁ。
ピッピは難しいらしいのでまだまだ先延ばしにしてます。でもおもしろそうですね。
〉☆Arleta Richardson
〉「Still More Stories from Grandma's Attic」★★★★☆
〉「Treasures from Grandma」★★★★☆
〉久子さんに教えていただいた本。Mabelシリーズの3巻目と4巻目になります。
〉このシリーズ、三巻まではMabelおばあちゃんが孫娘に語る連作短編集なのですが
〉4巻目からはMabelが主人公の連作短編集になり、だんだんMabelが大人に
〉なっていきます。
〉連作短編なので10ページほどで一話という感じで、とても読みやすいですし、
〉大草原の頃の定住していた女の子の話なので、読み比べてみるのも面白いかも。
〉こちらも、また違った素敵なお父さん、お母さんがでてきます。
おもしろそう。チェックしておきます。でもレベルはどれぐらいなんでしょう。…あまりレベルにはこだわらないようにしているんですが、6とか7とかだと行き詰まる可能性が高いので…。
〉☆Tamora Pierce「Song of the Lioness1 : Alanna-The First Adventure」★★★★
〉こちらも久子さんに教えていただいた本。4冊完結の1巻目になります。
〉女の子だから騎士になれないAlannaと騎士にはなりたくなくて魔術師になりたい
〉Thomの双子は、男二人の双子と偽って、Alannaは騎士修業に、Thomは魔術師
〉修業に行くことにした・・・。
〉もう、設定からそんな感じですが、とってもアニメっぽいような作品です。
〉小柄なAlannaががんばっているところや、だんだん大人の身体になって
〉とまどっていくところ、魔法も絡んで、はらはらわくわく読み進みました。
〉なかなか魅惑的な?悪役もあらわれて、伏線も張られ・・・くらいのところで、
〉一巻終わっちゃうんですよ〜。どうなるの〜。
〉これを読んで、読みたいと思った方は、ぜひ割安の4冊ボックスセットを!
〉そうしないと、私のように、どうなるのよ〜。ともだえますよ。ほんと。
〉もちろん、即注文中です!
これ、なぜか衝動買いして部屋の隅に転がっています。ちゃと4冊のボックスセットで。まだそれほど語数がいっていないころ、面白そうな本をいつ読めるかわからないのにどんどん注文してしまった時期があるんです。HOLESもそんな時に買って置いてあって、やっと読みました。こちらもそろそろのぞいてみましょうか。すごいおもしろそう。
〉☆Barbara Park「Junie B. Jones and a Little Monkey Business」★★★★
〉そらさんの回覧本です。
〉幼稚園に行っているJunie B. Jones、お母さんのお腹が大きくなって
〉生まれたのは・・・。
〉かわいいといえばかわいいのだけど、ちょっといきすぎじゃ・・・と読んで
〉いたのですが、最後は気持ちよく後味はよかったです。
…どんなんでしょう?後味がいいなら読んでみたいかも。
〉☆Ellen Conford
〉「Annabel the Actress : Starring in Gorilla My Dreams」★★★★☆
〉「Annabel the Actress : Just a Little Extra」★★★★☆
〉☆Diane deGroat「Annie Pitts Burger Kid」★★★★レベル3 12200語
〉☆Lauren Brooke「Heartland1 : Coming Home」★★★★★!!
どれもこれもおもしろそうですね!みちるさんの紹介を読むと読みたくなってしまいます。
〉◇◆◇一般書◇◆◇
〉☆William Shakespeare「Romeo and Juliet」★★★★レベル8.5 25600語
〉Julieさんにお借りしたケネス・ブラナーのロミオのテープを聴きながら
〉読みました。ちょっとけだるく情熱的なロミオです。
〉これ、日本語では戯曲読んでいたのですが、ちょっとイメージが変わりました。
〉ロミオはちょっと精神科に通った方がいいような気がするのですが、
〉ジュリエットは、もっとしっかりと信念を持っているような気がしました。
〉若い情熱的な話と思っていたのですが・・・。
朗読でイメージが変わるんですね。やっぱりロミオは直情すぎるのでしょうか?ジュリエットのほうがしっかりしていて、この年頃って女の子の方が早く大人になるのかも、って思います。
〉☆Gene Stratton-Porter「Freckles」★★★★★!!レベル7.5 82000語
〉「そばかすの少年」との題名で、昔読んだことがあるのですが、大好きな話で、
〉やっぱりよかった〜。プロジェクト・グーテンベルグで読みました。
〉美しく厳しい自然にあふれるリンバロストにやってきた片腕の少年は、なんとか
〉木々を守る見張りに雇われることになった・・・。私怨や私欲で木を狙う男も
〉多く自然も厳しい中、少年は(といっても10代も後半なのですが)自然の中に
〉楽しみを見出して、自分への信頼を誇りに思いながら生きていく。
〉この少年を見守る大人たちの視線もあたたかく、なによりもリンバロストの森に
〉迷い込んだような女の子AngelへのFrecklesの思いがとてもせつなくひびいてくる
〉物語です。
日本語で読んだ本です。とってもステキなお話なんですけど、切ないような気持ちにもなりますね。続編の「リンバロストの乙女」も良かったです。
〉おまけ。
〉読み途中で語数にいれていないのですが、新年向きの一冊を。
〉Karyn Henley「Day by Day Kids Bible (Tyndale Kids) 」
〉ミルポワさんの日記で教えていただいた本なのですが、毎日7分。365日で
〉聖書の内容を読もうという子供向けの本です。
〉私もそうなのですが、あちこちの本で聖書はでてくるので一通り内容を
〉知りたい方も多いのではないかなと。
〉かなり重たいハードカバーで33万語くらいの本ですが、レベルは2-3なのが
〉うれしいところ。
これ、アルクのクリスマスセールにあった本で、すっごく気になっているんです。聖書をまともに全部読むのは大変なので、やさしく読めたらいいなって思っていましたので。ゴツイ本みたいですし、1年間読みとおせるのか心配で、購入しようか迷っているのですが…。レベル2−3なら読みやすくて大丈夫かな?
いろいろ楽しい本を紹介してくださってありがとうございました。
それではHappy Reading!
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