700万語通過しました♪

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8795. 700万語通過しました♪

お名前: みちる http://www.geocities.co.jp/Bookend-Soseki/3112/
投稿日: 2003/12/19(00:45)

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みなさまこんにちは!

700万語通過しました!

タドキスト大会の時に、しおさんと少しお話しできたのですが、そのときから
ちょっと自分の中での方向性が変わってきたように思います。

600万語までは、いろんな本が読みたいなという気持ちが強くて
ちょっと無理しても、いろんな種類のいろんな本をという気持ちが
強くありました。

だけど、しおさんに、児童書を読むことについてなどをうかがっていて、
その後に、ちょっとひまぞさんとも、そんな話をメールでお話ししたりして、
私にとっては、「英語の本を読むことは、英語の本を読むこと」なのだけど
しおさんやひまぞさんにとっては「英語の本を読むことは、本を読むこと」
なんだなぁと感じました。
なんていうのかな、理解度とか速度とかとはちょっと違った次元で、
自然さというのかな。
そしてお二人とも、同じように、意味は分かるけどぎこちない難しい本では
なくて、しおさんの言葉をお借りすると「水を飲むように」自然に読めるような
易しい児童書をたくさん読むことによって自然さを身につけていらっしゃるんですね。

「英語の本を読むことは、英語の本を読むこと」の表れのひとつみたいなこと
として、英語の本は数ページ読んだらだいたい「この本は結構易しいな」とか
「この本は難しい」とか思ったりしているんですよね。訳していなくても
明らかに、日本語の本を読むというのとは違っている部分がたくさんあって。
でも、よく考えると、自然に読めていたと思う本も何冊かあって、そういう本って
だいたいが体感レベル(というかYL?)3-4くらいの面白い本なんですよね。

いろいろな本が読めることよりも、「英語の本を読むことは、英語の本を読むこと」
から「英語の本を読むことは、本を読むこと」という風になりたいなというのが、
今は一番の希望です。
そのためにはとレベル3-4の本も少し充実させたので、この後の100万語か
200万語はできるだけ自然に読めるような本をたくさん読んで、少しでも
より自然なことになっていくといいなと思っています。

今回もJulieさん、ミルポワさん、ひまぞさん、久子さん、海さんに、たくさん
本などをお借りしました。いつも、ほんとありがとうございます!
それから、回覧本を貸していただいたそらさんと、某所の貸し出し本にも、
ありがとうございました!

今回新しく読んだ本は下にあげていますので、ご興味があれば読んでいただけると
うれしいです。
もう長さについては、何もいいませんがあいかわらずです。。

それではー。

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◇◆◇絵本◇◆◇
☆Michael Bedard+Barbara Cooney「Emily」★★★★☆レベル4 1560語
エミリー・ディッキンソンをモデルにしたクーニーの絵本。
隣の家の女の子と、エミリーとの優しい交流が素敵です。

☆日本放送出版協会「マペットの宇宙冒険」★★★レベル2 2200語
なんだか、すごく前に兄が買った本がでてきたので、読んでみました。
セサミの絵本で、キャラは好きなんですけどね・・・。

◇◆◇コミック◇◆◇
☆Bill Watterson
「There's Treasure Everywhere」★★★★レベル4 15900語
Julieさんに教えていただいた本。
前回の「Calvin and Hobbes」のシリーズの本です。
こっちの方は、Calvinがテストを受けている様子とかが多いのですが、
屁理屈コネまくっているのがおかしいです。

◇◆◇Mother Goose他◇◆◇
もともと好きなところに、タドキスト大会で気分が盛り上がり、その後
海さん、はまこさんとシェイクスピア・マザーグースクラブ状態(笑)なので、
かなりいろいろ読んだり聞いたりしたので、ちょっとまとめました。

☆アンソロジー「英米童謡集」★★★★★レベル3 11700語
これは岩波文庫の対訳本なのですが、マザーグースだけではなくて
スティーブンソンとか、いろんな童謡詩がはいっていて面白いです。

☆ROBERT SABUDA「The Movable Mother Goose」★★★☆レベル3 473語
☆Alice & Martin Provensen「The Mother Goose Book」★★★★★レベル3 6900語
☆Brian Wildsmith「Brian Wildsmith's Mother Goose」★★★★☆レベル3 3400語
☆Raymond Briggs「はじめてのマザーグース—Ring‐a‐ring o’roses」★★★★レベル3 500語
マザーグース絵本が4冊。ROBERT SABUDAのポップ絵本(人気ですね〜)は
もちろんとっても見事なのですが、マザーグースとはちょっとミスマッチかな。
「かえでがおか農場のいちねん」などのアリス&マーティン・ブロベンゼンは
マザーグースとあうだろうな〜と思ったら、やっぱりすごく似合っていました!
でも、この本、絶版なのかな。大きくてとっても素敵な本です。
ワイルドスミスは大好きな絵本画家なので(「わたしのメリーゴーランド」が特に好き)
安心して楽しめました。タドキスト大会の時に買ったCD付きのなのですが、
CDは最初はややフラットな朗読だったのですが、後半は楽しい朗読で、最後に
歌もはいっていてよかったです。でも、ページ番号と詩のナンバーが朗読の前に入っているのが
ちょっと興ざめ・・・。
スノーマンのブリックスからの絵本は一番贅沢な作りで一つの歌で8ページくらい
使われています。この絵も好きですね〜。これもCD付きなのですが朗読・訳朗読・歌と
なっていて、英語だけでは聞けないのがちょっと残念。

☆Pamela Conn Beall & Susan Hagen Nipp
「Wee Sing and Play」★★★★レベル3 6000語
「Wee Sing Children's Songs and Fingerplays」★★★★レベル3 4000語
これはもってらっしゃる方も多そうなソングブックWee Singシリーズのシリーズです。
ソングブックだけでも売っているようですが、私のはCD付きのです。
最初のがじゃんけん歌、遊び歌、毬つき歌、縄跳び歌なんかが入っていて、
二番目のが手遊び歌が入っています。
子供が楽しく歌っている感じなので、目覚ましによく聞いていました。

☆アンソロジー「マザーグースの歌」★★★★レベル3 2300語
海さんに教えていただいたCD。(もともとは、はまこさん?)
これは、基本的には二枚組のCDなのですが、解説の詳しい50ページものブックレット
付きなので、あげておきます。解説も面白かった。(あ、でも日本語)
CDは朗読と歌曲風の歌が入っています。

◇◆◇児童書◇◆◇
☆Gertrude Chandler Warner
「The Boxcar Children 5:Mike's Mystery」★★★★レベル3 15000語
安心して読めるシリーズ。今回は2巻で登場したMikeに久しぶりの
再会をし、Mikeも交えて謎を解くような感じかな。

☆Marjorie Weinman Sharmat
「Nate the Great and the Snowy Trail」★★★★★
「Nate the Great and the Fishy Prize」★★★★★
「Nate the Great and the Missing Key」★★★★★
「Nate the Great and the Mushy Valentine」★★★★★
「Nate the Great and the Boring Beach Bag」★★★★★
「Nate the Great Stalks Stupidweed」★★★★★
ミルポワさんに教えていただいたシリーズ。
やっぱり大好き!Nate the Great!
ちょっぴり、うふ。な話もあったりして。

☆Carolyn Keene
「Nancy Drew Notebooks7 : Trouble at Camp Treehouse」★★★★
「Nancy Drew Notebooks8 : The Best Detective」★★★★
「Nancy Drew Notebooks9 : The Thanksgiving Surprise」★★★★
「Nancy Drew Notebooks10 : Not Nice on Ice」★★★☆
うーん、10巻目だけはちょっとどうかなという気がしたのですが、でも
やっぱり大好きなシリーズです。オチはともかくとすれば、8巻目が
よかったかな。

☆Astrid Lindgren「Pippi Goes Abroad」★★★★
ピッピの二作目。こちらも安心して楽しめるシリーズですね。
それにしても、ピッピのお金の使い方はいいのか。いやいや児童書なんだから
気にしない。でもスーツケースにはそこがあるし・・・などと変なことが
気になってしょうがないところが、なんだかなぁ。

☆Arleta Richardson
「Still More Stories from Grandma's Attic」★★★★☆
「Treasures from Grandma」★★★★☆
久子さんに教えていただいた本。Mabelシリーズの3巻目と4巻目になります。
このシリーズ、三巻まではMabelおばあちゃんが孫娘に語る連作短編集なのですが
4巻目からはMabelが主人公の連作短編集になり、だんだんMabelが大人に
なっていきます。
連作短編なので10ページほどで一話という感じで、とても読みやすいですし、
大草原の頃の定住していた女の子の話なので、読み比べてみるのも面白いかも。
こちらも、また違った素敵なお父さん、お母さんがでてきます。

☆Tamora Pierce「Song of the Lioness1 : Alanna-The First Adventure」★★★★
こちらも久子さんに教えていただいた本。4冊完結の1巻目になります。
女の子だから騎士になれないAlannaと騎士にはなりたくなくて魔術師になりたい
Thomの双子は、男二人の双子と偽って、Alannaは騎士修業に、Thomは魔術師
修業に行くことにした・・・。
もう、設定からそんな感じですが、とってもアニメっぽいような作品です。
小柄なAlannaががんばっているところや、だんだん大人の身体になって
とまどっていくところ、魔法も絡んで、はらはらわくわく読み進みました。
なかなか魅惑的な?悪役もあらわれて、伏線も張られ・・・くらいのところで、
一巻終わっちゃうんですよ〜。どうなるの〜。
これを読んで、読みたいと思った方は、ぜひ割安の4冊ボックスセットを!
そうしないと、私のように、どうなるのよ〜。ともだえますよ。ほんと。
もちろん、即注文中です!

☆Barbara Park「Junie B. Jones and a Little Monkey Business」★★★★
そらさんの回覧本です。
幼稚園に行っているJunie B. Jones、お母さんのお腹が大きくなって
生まれたのは・・・。
かわいいといえばかわいいのだけど、ちょっといきすぎじゃ・・・と読んで
いたのですが、最後は気持ちよく後味はよかったです。

☆Ellen Conford
「Annabel the Actress : Starring in Gorilla My Dreams」★★★★☆
「Annabel the Actress : Just a Little Extra」★★★★☆
こちらも、そらさんの回覧本です。
将来は有名女優になる予定のAnnabelの仕事ぶり?を書いた本です。
そのプロ根性が素晴らしいし、ユーモアもたっぷりでとっても大好きになりました!
挿絵もかわいいし、素敵ですよ〜。

☆Diane deGroat「Annie Pitts Burger Kid」★★★★レベル3 12200語
ちぎれた動力パイプさんがベストにあげららっしゃったシリーズの三作目。
大好きなバーガーショップでバーガーキッズとポスターモデルの募集をみた
Annieは自分こそぴったりと思うが・・・。
こちらも将来は有名女優になる予定のAnnie Pittsが主人公です。
げらげら笑うというよりは、くすくす笑ってしまうような面白さのある本で
楽しく気持ちよく読めました。

☆Lauren Brooke「Heartland1 : Coming Home」★★★★★!!
ひまぞさんに教えていただいた本です。とにかくほんとよかったです。
これは、私の中では「Someday Angeline」と並ぶ児童書ヒット作です。
(タドキスト大会のランチの時に持っていた本です。
HANAEさん、ブッククラブにないなどといってないで読みましょう〜。)
Amyは母と祖父と一緒にHeartlandという病気や性格的に問題のある馬の面倒を
みる牧場に暮らしています。父が乗馬中にけがをしたことから両親は離婚し、
そのトラウマを抱えた姉のLouはHeartlandからは離れたところで生活している。
Amyが15才の誕生日を迎える頃、まさかと思うことが起こり・・・。
この本は半分くらいが馬との場面なのです。Amyはほんとに馬が好きな女の子で。
この作者も、きっと馬が、動物が好きなのだと思います。馬に甘くはないけれど、
物語のために利用している感じもなく、あたたかい視線を送っている。
同じように、人にも甘くはないのだけど、全体的にあたたかい視線があります。
馬がゆっくりと回復するように、人もゆっくりと回復していく・・・。
そんな本です。Louの言葉から引用を。
" Some pretty amazing things happen here, don't they Amy?
Heartland is a special place. "

◇◆◇一般書◇◆◇
☆William Shakespeare「Romeo and Juliet」★★★★レベル8.5 25600語
Julieさんにお借りしたケネス・ブラナーのロミオのテープを聴きながら
読みました。ちょっとけだるく情熱的なロミオです。
これ、日本語では戯曲読んでいたのですが、ちょっとイメージが変わりました。
ロミオはちょっと精神科に通った方がいいような気がするのですが、
ジュリエットは、もっとしっかりと信念を持っているような気がしました。
若い情熱的な話と思っていたのですが・・・。

☆Graham Swift「Last Orders」★★★★★!!レベル9 81400語
すごい小説家と思っているグレアム・スウィフトの小説なのですが、やっぱりすごい!
終わった後に、あぁとため息がこぼれるような小説です。
「自分の遺灰をまいてほしい」という肉屋のジャックの遺言のもと集まった3人の友と
息子の4人。彼らが車に乗って遺灰を撒きに出かける数時間の道中に、この4人と
ジャックの妻、息子の妻、ジャック本人の回想というか心模様が断章形式で織り込まれます。
だんだん見えてくる過去の出来事と、思い・・・。
断章形式なので、かなり読みにくい作品ではありますが、数時間の間に
何十年もの時が織り込まれていく様子はほんとに素晴らしい!
決して幸せな話ではないのだけど、何ともいえない哀愁のこもったいくつもの人生の
物語です。

☆Anthology「Secrets of a Perfect Night」★★★レベル7.5 90000語
某所の貸し出し本。ハーレクインのような話が二話とハーレクインよりももう少し
過激な話が一話よりなっています。
(って、ハーレクインって二、三冊しか読んだことないので違ってたらごめんなさい。)
どれも、恋人たちの再会の話のロマンスです。

☆Wendy Markham「Slightly Single」★★☆レベル7.5 96900語
これも某所の貸し出し本。NYに住む女性が主人公の物語。日本の若手女性作家と
よばれる方々の作品にもありそうなお話しです。「共感して、ちょっと泣いて、
元気が出る本」と人気がでそうな本です。そう思う人が多いんだろうなーとは
思うのですが、残念ながらどうも主人公が好きになれませんでした。。

☆Arthur Conan Doyle「THE ADVENTURE OF THE BLUE CARBUNCLE」★★★★★
レベル7.5 7800語
ホームズだーということで、なんだかうれしいー。
これは、たまたまEnglish Journal買ってみようかなと手に取ったら、三回連続で
朗読と書いてあったので、それは聞いてみたいと三回分買ったもの。
朗読もよかったし、お話しもクリスマスシーズンのまぬけさと優しさがある話で
よかったです。

☆Gene Stratton-Porter「Freckles」★★★★★!!レベル7.5 82000語
「そばかすの少年」との題名で、昔読んだことがあるのですが、大好きな話で、
やっぱりよかった〜。プロジェクト・グーテンベルグで読みました。
美しく厳しい自然にあふれるリンバロストにやってきた片腕の少年は、なんとか
木々を守る見張りに雇われることになった・・・。私怨や私欲で木を狙う男も
多く自然も厳しい中、少年は(といっても10代も後半なのですが)自然の中に
楽しみを見出して、自分への信頼を誇りに思いながら生きていく。
この少年を見守る大人たちの視線もあたたかく、なによりもリンバロストの森に
迷い込んだような女の子AngelへのFrecklesの思いがとてもせつなくひびいてくる
物語です。

☆風早寛「速読英単語・必修編」★★★☆レベル5 11277語
ちょっと理由があって、単語習得に走りました・・・。(走ってます。かな。)
聞き読みして、分からない単語をざっと調べて・・・の繰り返し。
英英辞典を使う練習にも。(少し本を分けて引くといいかなと思って。)
ご丁寧に単語数も書いてあるし、短めで結構いろいろな話があっていいかも。
でも、この本、日本語はちょっとひどいですね・・・。そこがちょっと残念。

おまけ。
読み途中で語数にいれていないのですが、新年向きの一冊を。
Karyn Henley「Day by Day Kids Bible (Tyndale Kids) 」
ミルポワさんの日記で教えていただいた本なのですが、毎日7分。365日で
聖書の内容を読もうという子供向けの本です。
私もそうなのですが、あちこちの本で聖書はでてくるので一通り内容を
知りたい方も多いのではないかなと。
かなり重たいハードカバーで33万語くらいの本ですが、レベルは2-3なのが
うれしいところ。


▼返答


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