[掲示板: 〈過去ログ〉SSS タドキストの広場 -- 最新メッセージID: 9999 // 時刻: 2024/11/23(18:05)]
上へ | 前のメッセージへ | 次のメッセージへ | ここから後の返答を全表示 | 返答を書き込む | 訂正する | 削除する
お名前: はまこ
投稿日: 2003/12/6(15:53)
------------------------------
杏樹さん、みなさん、こんにちは。はまこです。
〉昔のヨーロッパではお嫁に行く時に持参金を持っていきます。身分が高いほど持参金の額が問題になります。持参金を用意できないと結婚できないということもありました。「から騒ぎ」の場合、娘が二人なのでゆくゆくはこの二人が財産をもらうことになるわけで、お嫁に行く時の持参金としてある程度分けてしまうということがあるのでしょう。それで結婚すれば夫は娘と財産の両方をもらったということになるわけです。
やはり持参金でしたか。
〉持参金を用意できないと結婚できないということもありました。
そう言えば、漫画か小説でそんな話しを読んだような、読んでいないような。
私が見た「から騒ぎ」の中では娘と姪でした。
〉「リア王」は結婚の持参金ではありませんが、娘が3人いて、どうやって財産を分けるか、が問題になるお話です。リアは財産を娘たちに分けて自分は隠居暮らしをすることにします。生きているうちに財産分与をして自分は隠居、ということもあったという事です。それで娘たちのうち誰が誠実で自分を愛してくれるか、一人ずつ父親に対する思いを聞こうとします。それで口先ばかりの娘にだまされてひどい目に合うのですが…。
いまだにそんな話しをよく聞きますね・・・
〉で、はまこさんは日本語はいや〜、ということなので、イギリスへ行って本場のロイヤル・シェイクスピア・カンパニーでも目指すといいですねー。
はい、必ず行きます!でも「ロイヤル・・・」が難解な解釈しかしていない
のであれば、「ロイヤル・・・」でなくてもいいです。
〉「言葉」にこだわると確かにそうかもしれませんし、なにしろこれだけ英語やってるから原語で楽しみたいですよね。
〉ただ、英語での生舞台を見る機会はなかなかないし、それでもやはり日本語のほうがよくわかります。それにやはりシェイクスピアは映画より舞台向きです。舞台を見ると人物の造形がよりくっきり浮かび上がります。うまい役者が演じればセリフも生きてくるし、戯曲をふくらませた人物像を作りだしてくれるのは、日本人でも同じです。「NINAGAWAマクベス」でマクベス夫人がただの悪女ではない、ということが伝わったように。
〉市村正親の「リチャード3世」も、陰謀をめぐらし邪魔者を陥れて王位を狙うのですが、いざ玉座に座った姿を見ると、確かに陰謀で王位を手に入れただけあって玉座ににふさわしくない卑しい人物に見えたのが興味深かったです。
シェークスピアの戯曲という素材をどのように演出するのか、
そして舞台としてどれほど質が高いか、という観点からであれば、
日本でも優れた舞台を堪能することができると思います。
でもやっぱりダメ〜(^^)
私は英語の持っている音と、響き、言葉の力に酔いしれたいの〜。
〉ずいぶん前ですが「女たちの十二夜」は死にそうなぐらい笑いころげました。オール女性キャストだったのですが、白石加代子のマルヴォーリオの笑撃はおそろしいほどでした。主役のヴァイオラはかすんでましたね。今思い出しても「おもしろかった」と言うより「笑いすぎてくたびれはてた」という印象が残っています。
〉これもずいぶん前ですが、グローブ座カンパニーの「真夏の夜の夢」も大笑いしました。上杉祥三のパックが全身緑色、顔まで緑色に塗って大暴れしてました。
これは観たいなー。
日本語のシェークスピアは観たくないっ、というわけではないんです。
機会があれば日本語の舞台もいろいろ観たいです。
だけどやっぱりミュージカルもシェークスピアも英語で観てみたい!です(^^)
〉それではこのへんでやめておきます。
いつもいつも、サッと現われてパキパキッと答えてくれてありがとうございます。
杏樹さんの知らないことはなんですか? ←この質問よくしてるなぁ
ではー(^^)/~~~
▲返答元
▼返答