とぅなぁいと、とぅなぁーいと・・・・

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8180. とぅなぁいと、とぅなぁーいと・・・・

お名前: 道化師
投稿日: 2003/11/24(21:56)

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こんばんは、杏樹さん。

〉いつまで遊んでるのか、ずいぶん長くなったので、できるだけレスを控えめにしてフェイドアウトの方向に持っていこうかと思うのですが、なかなか…。

フェイドアウトじゃ終わりそうに無いので、プッツリこれで止めますね。

〉そういえばPGR2の「The Wave」は読んだことがありますか?集団と集団外を区別する行為があんなにあっさり広がってブキミでした。

読みました。事実と言うところが恐かったです。

〉〉〉付け加えるなら、空襲の被害を訴えることはアメリカを糾弾することではなく戦争の悲惨さを訴えるものであるべきだと思います。糾弾するのではなくただこういう事実があったことを知って欲しい。日本には今でも空襲の記憶をとどめている人がいることを。日本はそういう戦争を経験したからこそ憲法9条を守っているのだと。
〉どうもです。付け加えるなら、「知ること」によって、これからも戦争が起きたらまた同じようなことが起こる、という想像力を働かせるようになるところまでいきたいものです。

雅子妃殿下の「一言付け加えて申し述べさせていただけるのなら」みたいですね。
「知ること」そして「想像すること」は大切ですね。
「想像力」の欠如に、歴史的悲劇の原因があるわけですから。

〉旧ユーゴやルワンダは作られた民族闘争です。他民族に対して敵意を植付け滅ぼすまで容赦しないという…。
〉南北戦争はアメリカが南部と北部に分かれて奴隷制度の是非を問いました。民族的な憎悪はありませんでした。平たく言えば政策上の対立みたいなものです。北軍が勝って奴隷解放が行われたらもう南部には何も出来ません。ただ白人至上主義思想だけは根強く残ってKKK団の活動などが続くわけですが、KKK団の標的は北部人よりも黒人に向けられています。

戦争と言うものは、その原因を究明するときに、思想・宗教的理由とか政治的理由があげられますが、私は必ずその根底に経済的理由、ざっくばらんに言うと
「銭や、銭や、銭の為やで」
があると思っています。それを大義名分で隠そうとするから、解りにくくなるんです。
南北戦争も「奴隷制度」の是非と言えば、勝った北軍にとって、大義があり聞こえが良いのですが、きっとその根底には南部との「銭」の問題があると思うのです。
が、少し調べたのですが私の手持ちの資料では南部の「自由貿易」北部の「保護貿易」という解りにくい理由しか出てきませんでした。こういう言葉に隠された、もう少し解りやすい理由があると思うのですが。
話は違うのですが、調べた中に興味深い数字がありました。
南北戦争での死者、北軍36万人、南軍26万人、合計62万人。
それに対して、第一次世界大戦におけるアメリカの死者11万人。
第二次世界大戦では、32万人。
第二次世界大戦だけで数百万人死んだ日本とは、やはり根本的に認識が違う訳です。

〉アジア諸国に対する贖罪を「自虐的」といって拒む人たちが存在しているのが問題だと思います。今の日本人が日常的に罪を問われるようなことはありませんが、かつてアジア諸国に対して間違ったことをした、アジアの人たちを苦しめた、ということを忘れないでいることが大切だと思います。

その問題の人の一人、西尾幹二という学者と病院の待合い室でずっと一緒だった事があります。この人もニーチェから思索を開始した人です。

〉「火垂るの墓」は、とりあえず上に書いたように「戦争になればこういう子どもたちができるんだよ」ということを訴えるのには役に立つのではないかと。

「火垂るの墓」でしたね。字が違っていました。さすが杏樹さん。

〉ということで、今回のタイトルは「ウエストサイド物語」の歌から。(軍歌ネタが尽きたので)

私の覚えている歌詞は、タイトルの1フレーズだけです。

〉………(もちろん、見ました、コーラスライン)

杏樹さんは、下の話は苦手?

〉でもマーリー・マトリン似の奥様がいるんですから、あまり夢を見るのはお控えになった方がよろしいのでは。

私が余計な事を書いたばっかりに、妻も子供達が学校に上がる年齢になったら多読を始めたいと言っているのですが、決して「道化師の妻」とは名乗れないでしょうねぇ。(笑)

長々とお付き合いありがとうございました。
では、いずれ他のスレッドで。


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