200万語通過しました

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8046. 200万語通過しました

お名前: オシツオサレツ
投稿日: 2003/11/21(23:15)

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11月19日に200万語を達成しましたので、ここに報告いたします。
多読を始めたのは4月27日、100万語達成が7月23日でしたので、
200万語までは約4カ月で通過です。

計169冊(累計308冊)
L0 46冊
L1 22冊
L2 44冊
L3 36冊
L4 13冊
L5  4冊
L6  3冊(投げ本含む)

100万語を通過したときは、あんまり気がついてなかったんですが、多読はマラソン
でした。ペース配分なんて考えずに来たので、100万語通過後、「そうか、まだ走る
んだっけ、えっ〜と、、、」と考えているうちに、「足が棒になった」というような
感じであります。
100万語までわりとはやくレベルをあげていたので、ちょっと反省し、「英語初級・
中級者に対するSSS英語学習法の多読法」のレベルごとの語数を参考にして、読み
足らないレベルを重点的に強化、レベル0〜3をちゃんと100万語読みました。これが
多分停滞の原因なのだと思いますが、今のうちに歪みを正すことができて、ちょっと
さっぱりしました。
これからは少しずつレベル上げをしていこうと思っていますが、計画を立ててもその
とおりできないようですので、ともかく楽しく読んでいくつもりです。

辞書を使って英語を読むのが嫌で始めたので、実際に成果を感じられるのは
うれしいです。ときたま、英語がぽつぽつと浮かぶようになりました。感情を表すものが主です。
簡単なものでシャドウイングも始めたいと思いながら、まだ何もやっていませんが、
いずれすこしずつでも始められたらと思っています。

もともと現代の英米文学が読めたらいいなと思って始めましたが、その他のジャンル
でもおもしろそうな本の話を聞くとどんどん読みたくなってしまいます。
掲示板のみなさんのおすすめ本、さまざまな読みの工夫、いつも参考にしております。
これからもよろしくお願いいたします。
以下簡単に読んだ本の感想など。

●停滞の時にお世話になったシリーズ
簡単で気軽に読める児童書、絵本、ノンフィクションは停滞時に最適でした。

ICR
LET'S-READ-AND-FIND-OUT SCIENCE
Getting to Know World Greatest Artists:子供向けに世界の画家の生涯と作品を紹
介している本。美術好きなので全部買いそうになりましたが、思いとどまっています。
Baby-Sitters Little Sister:読みやすかった。
Maximum Boy:脱力します。
Nancy Drew
ORT:前置詞を再発見しました!

●印象に残った本
How a Book Is Made by Aliki (LV3?)★★★★
絵本作家が着想を得てから、本が出来て、本屋さんにならぶまでを描いた本。1冊の
本が出来るのに、絵本作家、編集者、デザイナー、印刷会社、出版社の営業などなど
さまざまな人がかかわっています。そのキャラクター全部が猫の姿で描かれていて、
かわいい本ですが、専門用語が多いです。

A Hole Is to Dig by Maurice Sendak(LV1)★★★★★
子供たちの言葉を集めたちっちゃい絵本。絵はセンダックが描いています。

Dawn by Uri Shulevitz(LV0)★★★★★
祖父とその孫が、体験したある日の夜明け。人生の中でそうそう出会えないような圧
倒的な体験が、こうして絵本で読めるとは。ちょっとした音や気配までとらえている
水彩画がすばらしい。

The Werepuppy  by Jacqueline Wilson(LV4)★★★★★
姉二人と妹にはさまれたMIckey は、とってもこわがり。姉妹やクラスメートに Cry
Baby といわれている。そんなMIckey のために犬を飼うことになった。展開は読めちゃ
うけど、犬が個性的。これはListening&Readingで読んでみたのですが、英語がわか
らなくても、語調で内容がわかるのがよかった。

Jack o'lantern That Ate My Brother by Dean Marney(LV3)★★★★★
改題:How to Drive Your Family Crazy1 on Halloween
「お母さんは弟ばっかりひいきして」と思っている女の子が主人公。それなのに弟を
助けにいくはめになって…。シリーズ本のせいか、ちょっとラストがきれが悪い感じ
でしたが、お姉ちゃんという立場の徒労感に共感しました。

Captain Underpants And The Big Bad Battle of The Bionic Booger Boy Part1:
The Night of The Nasty Nostril Nuggets by Div Pilkey(LV3)★★★★★
2巻に出てきた発明少年 Melvin がでてきて大暴れします。この巻はいつにもまして
汚いです。でも大笑いして読みました。電車の中で読まなくてよかった。Part2は、
せこく停滞用にとってあります。

Homesick by Jean Fritz(LV5)★★★★★
人物によるアメリカ史を書き続けてきた Jean Fritz が、自らの子ども時代を書いた
本。彼女は1913年中国生まれ。アメリカからYMCAの宣教師として中国にやってきた父、
母とともに、漢口に暮らすが、学校はイギリス系、友人はドイツ人、使用人はもちろ
ん中国人。まったくの異文化の中で、まだ見ぬアメリカにいる祖母を思うJeanの孤独
感。登場人物すべてが、これしかないというような的確でいきいきとしたエピソード
で描かれていて、最後まで面白く読めました。

I, Juan de Pareja by Elizabeth Borton de Trevin~o(LV5?)★★★★
17世紀のスペイン、フェリペ4世の治世、画家ベラスケスに仕える奴隷ホアン・デ・
パレーハの物語。王の信任厚い主人の絵の手伝いをしているうちに、「自分も描きた
い」という情熱がめばえ、隠れて描き続けるものの、当時奴隷に許されているのはせ
いぜい職人になること、アーティストになることは許されていませんでした。ベラス
ケスの生活を中心に二人の心の交流がじっくりすすんでいくので、退屈といえば退屈、
よほどこの時代と画家に興味がないとおすすめできませんが、5分の4くらいから物
語が一挙にすすみ、巻おくあたわずになってしまいました。ベラスケスの絵を見直し
たくなり、つい途中で画集を見てしまったのですが、読後に見た方がよかった。本に
よっては、ネタばれになると思います。ベラスケスの代表作『侍女たち』が重要な役
割を果たします。


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