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お名前: アトム
投稿日: 2003/11/13(14:41)
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こんにちは、アトムです。
まだ本格的にクリスマス展開はしていませんが、巷には少しずつクリスマス色が増えてきました。
まだ40日以上もあるのにね〜。気が早いわね〜。
ではまいりましょう、クリスマス特集。 ← 結局おまえもか(爆)
クリスマス本って、やはり感動ものが多いですね。
※全然関係ありませんが、感想のあとの( )書きの年月は、私がいつその本を読んだか、ということを示しています。
その本の発行年月ではありません。なぜそんなものを載せたかということは後述します。
□The Story of Holly & Ivy / Barbara Cooney絵 レベル3 総語数7,700語 ★★★★
Rumer Godden作。クリスマスイブに起きる孤児とお人形の話。
語数が多くて、息抜きに読もう、には辛いけれど、最後はほっとするいいお話。(2003/5)
□Herbie's Secret Santa / Petra Mathers レベル3 総語数740語 ★★★★★
Herbieは、つい売り物のクッキーを食べてしまいます。悪いことをして謝るというのはどんなに勇気がいることか!
Lottie and Herbieシリーズ。ほかに4冊くらいあるようです。(2003/10)
□The Christmas Bird / Bernadette Watts レベル3 総語数900語 ★★★★
絵は上手ではないけれど(私に言われたくないね〜)、
細かいところまで丁寧に書いてあって、作者がこの本に込めた気持ちが伝わってくるよう。
イエス様が生まれた日のKatyaのお話。生まれた子がイエス様とははっきり書いていないのですが、
星が大きく輝いていて、旅人が newborn King って言っていました。宗教的です。(2003/10)
□The Year of The Perfect Christmas Tree / Barbara Cooney絵 レベル4 総語数2,200語 ★★★★★
Gloria Houston作。戦時中のある村のクリスマスの様子。
今年の村の教会で使うクリスマスツリーはRuthieの家で用意することになりました。
ところがお父さんが戦争に行ってしまいます。
ある意味「大草原の小さな家」で、目頭が熱くなりました。(2003/11)
□The Night Before Christmas / Tasha Tudor レベル2 総語数530語 ★★★★
Clement Clarke Moore作。Mooreさんのこの詩は、有名みたいで(私は知らなかった)、
下で紹介するスキャリーさんの本でも引用されていました。チューダーさんの絵が素敵。遊び心があります。
実際の自分の家をモデルに描いたようです。見開きごとにカラーとモノクロが交互に。
クリスマスツリーのまわりにおもちゃがたくさん描かれているページは、まさに子供の夢、という感じです。(2003/10)
□The Little Fir Tree / Margaret wise Brown レベル2 総語数1,100語 ★★★
どんな話か全然覚えていないです(すみませぬ)。
だったら紹介しなければいいのですけれど、ブラウンさんの本だし、どなたかご存知かと思って。
確かね〜、森の外れに1本だけ立っていた小さなもみの木が、
ある日クリスマスツリーとして運ばれて行く話じゃなかったかなあ。(2002/8)
ほのぼの感動ものの中ではThe Year of The Perfect Christmas Treeが一押しかなあ。
でも、ほのぼの感動モノだけではないんですね、クリスマス本は。
□Nine Days to Christmas / Marie Hall Ets and Aurora Labastida レベル? 総語数2,800語 ★★★★
メキシコ風クリスマス。普通とは違うクリスマスで興味深いです。
全体はモノトーンなんだけどヴィヴィッドなピンクと黄色とオレンジだけでところどころ着色されているところが南国風。(2003/2)
□The Twelve Days of Christmas / Louise Brierley(絵) レベル? 総語数350語 ★★★
マザーグースにもあるrhymeに絵をつけたもの。
別の人が絵を描いたものも読みました。みんな一度は描いてみたい題材なのかな(笑)。
でもこの人の絵は子供受けしないと思う(おいおい)。(2003/2)
□The Night Before the Night Before Christmas / Richard Scarry レベル2 総語数1,260語 ★★★★
Mr.Frumbleはブタのおじさん。親切が空回りして回りに迷惑かけてばっかり。
彼はサンタクロースにまで迷惑をかけます。でも、彼はがんばるのです!
(あまりがんばった顔はしていないんだけど)(2003/10)
□Wake Up, Santa Claus / Marcus Pfister レベル2 総語数1,000語 ★★★★
してやられました!
クリスマスイブの夜、プレゼントを配りに行かないといけないのにサンタはなかなか出発できないのです。
読んでいて、なんて救いようのない本なんだ!と淋しい気持ちになりました。読んでみてください。うなりました。(2003/10)
□The Father Christmas Letters / J. R. R. Tolkien レベル4 総語数7,700語 ★★★★
あのトールキンがサンタになりすまし、子どもたちに送った絵付の手紙集。15年分。
毎年よくこんなに考え付くなあ、と感心しました。15年分をあわせると、それだけで立派なファンタジーが描けそうです。
Polar Bearが毎年なにかやらかしてくれるのがおかしいです。
North Poleもちゃんと立っています(笑)。しかも2回も倒れちゃうの。(2003/11)
その他の部門ではトールキンが一押しかなあ。Wake Up, Santa Clausも捨てがたいんだけど、絵が好みじゃないので次点(笑)。
関係ないですが。サンタクロースも”Father Christmas”だったり”Santa Claus”だったりするんですよね。
お国柄でしたっけ?
過去に紹介したクリスマス本のタイトルだけあげておきます。
(報告その1より) Chris Van Allsburg著 The Polar Express
(報告その2より) John Burningham著 Harvey Slumfenburger's Christmas Present
(報告その3より) Ludwig Bemelmans著 Madeline's Christmas
(報告その4より) Raymond Briggs著 Father Christmas
Father Christmas goes on Holiday
なんかまだ他にも読んだ気がするんだけど、どこにいっちゃったんだろう?
記録に残さなかったのかなあ。
で、なんで読んだ年月を記載したかというと、実はね〜、報告その10で紹介したThe Whales' Song、
自分で買ったんです、ペーパーバック版。そうしたらね、イメージが違うの〜。
絵の輝きが違うの〜、ショックでね〜(だからまだ書評あげてないの。でもいつかあげるから)。
借りて読んだのはハードカバーで、中の紙の質も違うのかなあ、すっごく良かったような気がしたんだけど。
いや、それでね、「気がした」だけかもって思って(爆)。
過去の記憶は美化されるってことかな、って自信がなくなってね。
それで、どのくらい昔に読んだか、ということを記載しておくと、私の感想を読んで
「ふむふむ、これはだいぶ美化されていわね。内容も曖昧ね」とか
「これは最近読んだから信用なるわ」とか判断していただけるかと思って〜(ひとまかせ 笑)。
というわけで、この頃めっきり寒くなってきましたので、皆様ご自愛のほどを。
ではでは、お付き合いいただきましてありがとうございました。
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