[掲示板: 〈過去ログ〉SSS タドキストの広場 -- 最新メッセージID: 9999 // 時刻: 2024/11/27(12:56)]
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お名前: 杏樹
投稿日: 2003/11/6(01:10)
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トオルさん、こんにちは。
〉1周年おめでとうございます。
ありがとうございます。
トオルさんも400万語通過おめでとうございます。
さすがに400万語も行くと幅広い本を読んでらっしゃいますね。
びっしり並んだリストに圧倒されました。
〉また大阪では大変お世話になりました。
〉杏樹さんの中国語のシャドーイングが印象的でした。
トオルさんのシャドーイングは大阪にブームを巻き起こしましたよ。
また来てくださいね。
〉私も200〜300万語では読めるかなと思ったら読めなかったり、
〉ダメかなと思って読んでみたら案外すんなりいけたりと
〉選ぶ本に苦労したような記憶があります。
ということは、400万語も行けばもっとすんなりいろいろ読めるようになるんでしょうか。
〉多読を始めるときに自分のレベルにあった本選びができる、
〉英語の本を楽しく読むというイメージが持てる人は少ないと思います。
〉ペーパーバックが読めるというイメージはわかりやすいので
〉私はこのままでもいいかと思っています。
〉私も100万語を超えてからは、多読を始めるときに自分のレベルに
〉あった本選びができる、英語の本を楽しく読むという目標のほうが
〉ペーパーバックが読めなくてはならないという思いから解放されるので
〉いいと思います。
それは言えてますね。「ペーパーバック」につられて始めた人も、100万語を越える頃にはペーパーバックよりも英語の本そのものが楽しくなって、ペーパーバックにこだわらなくなる。
〉〉また、ペーパーバックの読み方の本があり、辞書を引いて引いて引きまくれ、とか「辞書は引かなくてよい」などと書いている本があるが信用するな、とか書いてありました。もちろん中身は難しいPBがゾロゾロ。
〉難しい本を並べて辞書を引けって、誰に向けて言っている本なんでしょう。
〉その本を書いた人は実はペーパーバックをほとんど読んでないのかも
〉しれませんね。
むしろ私は英語が得意で一生懸命勉強した人なんだろうと思います。ただ、そこまでがんばって英語を勉強できる人はなかなかいないので、英語が得意でない一般人には参考にはならないということだと思います。語学を真剣に勉強しようとする人には絶対「辞書を引け!辞書を使いこなせ!」という言葉がついてくるものです。
〉学校の先生が受験にしか興味がなくて、そのあと社会人になって苦労することを
〉全く想像していないとしか思えません。
〉学校の先生ももっと現実社会に目を向けて役にたつことを教えて欲しいですね。
〉学校と社会と乖離している実態に対して先生はどう思っているんでしょうか。
〉全国タドキスト大会で先生がたくさん来るので聞いてみますね。
学校も進学率でレベルを判断されて、評判を左右されますから、受験に役に立つ勉強をしないとやっていけないんだと思います。私の出身校は、私がいた頃は国公立大学に入る人は数えるぐらいしかいませんでしたが、なぜか最近はずいぶん増えたそうで、私までレベルの高い高校=いい高校を出たみたいに言われることがあります。
〉〉で、多読です。これの画期的なところはレベル0から始めることです。多読を始めた人で「チョコレート工場」が「世界一簡単」と感じる人はめったにいないでしょう。そういうレベルの人でも英語を読むことが出来るのです。そして「そういうレベルの人」が実はとっても多いんです。しかし今までの英語教材はそういう人の存在を無視してきたようです。あるいは英語の本はそんなに簡単に読めるものではない、という思い込みが支配的だったからでしょうか。
〉〉そりゃー私だって多読前でも辞書を引きながらがんばれば「チョコレート工場」は読めたかもしれません。つっかえながら、1日に数ページずつ何日も何日もかかって。そしてそれが英語読書と言うものだと思っていたでしょう。そして「英語の簡単な本、ってこんなに難しいんだ」と思ったでしょう。
〉〉しかしそんな苦行をしなくても、もっと易しいレベルから読む方法があることを、酒井先生以前には誰も考えませんでした。本当に画期的な英語習得法だと思います。
〉この部分、私も同感です。
〉冷静に考えたら思いつく人もいるかもしれませんが、
〉そんな本がどこにあるのか探せなかった人もいると思います。
〉そもそも英語のできた人は今までの方法に対し疑問は持ってないと思いますので
〉英語ができい人がやさしい英語の本を探すのはほとんど不可能に近いです。
〉今は快読や今日からを読めばいいですから。
〉私が多読を始めたときはなかったんです。
「やさしい本」といいつつ、ここまで本当にやさしい本を、誰も提示してくれませんでした。講談社英語文庫の星ひとつやふたつはやさしくありません。なのにやさしいと思って辞書を引き引き…。
〉わからない単語がわかるようになりますか?という質問を受けることが
〉あります。
〉答えはYesなんですけど、自分が充分理解できるレベルの本をたくさん
〉読んでみて、わからない単語はとりあえず飛ばして、
〉辞書に頼らなくても読めるようになったぐらいにわからなかった単語が
〉わかるようになっているので、明確な時期が答えにくいんです。
〉日本語でも同じだと思うんですけど、英語だと納得できない人が多いんです。
〉英語では経験していないからしょうがないと思うんですけどね。
どうして知らない単語がわかるようになるのか、なかなか納得してもらいにくいですね。実際に読み始めてみればわかるんですけど。
今日講談社英語文庫の「あしながおじさん」リベンジを終えました。多読前に読んで、いつかリベンジしようと思っていたんです。まだレベルが高いとは思ったのですが待ちきれず…。そうしたらところどころ辞書を引いた単語に意味がメモしてあったのですが、今読むと意味がわかる言葉がけっこうありました。いつの間に覚えたのやら…。まだ難しくてキリン読みの飛ばし読みですが、それでも前よりずっとわかりやすくなりました。
〉〉それから多読の効果を客観的に示す資料として、「ハリー・ポッター」を読んだ人を対象に統計を取るのはどうでしょう。「ハリー・ポッター」を翻訳が出る前に読みたいと思っている人は多いでしょうし、実際多読で読めるようになった人がかなり出るようになりました。
〉ハリポタが読めるようになった人の集計をとるのは面白いし、
〉社会的にもインパクトがありますね。
…と、思ったんですが、ホンの思いつきで実践方法は考えておらず…。
〉〉ということで、多読について思うことをつらつら書き連ねてみました。
〉〉2年経ったら何が読めるようになってるでしょう。
〉いろいろ考えるきっかけになる報告をありがとうございました。
それではトオルさんも5周目Happy Reading!
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