[掲示板: 〈過去ログ〉SSS タドキストの広場 -- 最新メッセージID: 9999 // 時刻: 2024/11/23(17:44)]
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お名前: みちる http://www.geocities.co.jp/Bookend-Soseki/3112/
投稿日: 2003/10/14(13:00)
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杏樹さん、こんにちは。
〉前にモンゴルの馬頭琴を聞きに行ったら、馬頭琴が西へ行ってバイオリンになり、東へ行って二胡になったという話を聞きました。そういえば音がなんとなく通じるものがあります。バイオリンの弓は馬の毛ですし。二胡の響きが物悲しいのは、二胡といえばまず「二泉映月」が代表曲になっているからではないでしょうか。
ヴァイオリンも二胡も馬頭琴がもとだったのですか。
知りませんでした。じゃあ、兄弟みたいなものなのですね。
馬頭琴の音色も似た感じなのですか?
(「スーホの白い馬」を思い出してちょっと感動。)
〉唐代の音楽を調べたことがあって、当時の音楽を再現した公演のビデオを持ってます。唐代の音楽は日本の雅楽のルーツにもなりました。
〉最近揚琴を生で聞いてCDも購入しました。とっても豪華で華麗な音です。
〉揚琴のルーツはペルシアのサントゥールという楽器です。揚琴と同じくこまかい弦をたくさん張って、細いバチで叩きます。これが西へ行くとツィンバロムという名前になり、ハンガリーでジプシー音楽に取り入れられました。今もジプシー音楽に欠かせない楽器です。ハンガリー以外では「ハンマーダルシマー」とも呼ばれます。これが弦をはじくのに鍵盤を使うようになりチェンバロになりました。
唐代の音楽って雅楽とかなり近いものなのですか?
音楽や楽器のルーツも面白いものですね〜。
違う楽器と思っているものも、もとをたどれば一緒だったりするのですね。
もとが同じ楽器だった楽器の音を聴き比べてみても楽しそう。
アジアから渡っていった西洋の楽器もたくさんあるのでしょうね。
近いうちにいろんな楽器のCDを見てこようと思いました。
それでは。
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