[掲示板: 〈過去ログ〉SSS タドキストの広場 -- 最新メッセージID: 9999 // 時刻: 2024/11/23(18:12)]
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お名前: ヨシオ
投稿日: 2003/10/11(16:18)
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みなさん、こんにちは。ヨシオです。 The Surgeon of Crowthornで、10月10日に、300万語を通過しました。8月 5日に250万語を通過してから、66日です。今回の50万語は、9月にシステ ムの切り替えがあり、移行準備や移行後のトラブル・シューティング等で忙しく、 疲れて読めなかったり、休日出勤で、結構大変でした。 ○Matildaを読んだ♪ 250万語通過直後にDahlのMatildaを読み出しました。今までのDahlとは違って、 騒がしいというより、ちょっと寂しい感じがしました。両親の知的興味(レベルか な?)とMatildaの知的興味が折り合わなく、これでは、どちらも不幸ですね。Dahl は、ちょっと他人の知的レベルを見下すような雰囲気もあるのでしょうか、俗物が 大嫌いなように感じました。どうなんでしょうね。でも、Matildaを読めて、満足で す。こんなスーパー・タドキストに成れたらいいだろうな〜と思います。 ○Darren Shanを9巻まで SEG BookShopでDarren Shanのセットを買いました。Darren Shanは、Harry Potter に行く前の目標のひとつです。1〜8巻を読み、Amazonで9巻も買って読みました。 Vampireの独特な世界に浸っていました。これだけ、Booldyな世界なので、好き嫌 いはあるかもしれませんが、Darrenの成長物語としても読めます。なんでVampireは 西洋人だけなんだろ〜と突っ込みを入れたくなるときもありますが、10巻以降の Vampanezeとの戦いの続きに惹かれています。10巻目のThe Lake of Soulsはもう 出版されたのだろうか。 ○300万語になってみて 100万語までは、がんばって読んでいたし、だんだん上のレベルが読めるのがと ても楽しかったです。200万語になって、レベル4が読めるようになってきたか とうれしかったです。300万語になってみて、レベル5程度の児童書が、まだま だわからない単語は続出ですが、読めるということで、読む本の幅が広げられ、こ のまま続けて行くと、多読が一生の趣味のひとつになれそうに感じています。まだ まだ、会社からのTOEICの圧力はありますが、英語は勉強からでなく、読書から力 をつけていけそうです。ただ、レベルを1段上げるのに、100万語が必要なんで しょうかね?なんだかそんな感じがしています。 さて、報告です。 ○250万語から300万語まで Books Words WPM MGR4 1 17,000 L4 Others 1 28,000 OBW5 2 44,000 117.9 PGR5 1 24,000 Darren Shan 8 306,800 Dahl 3 97,000 Total 16 516,800 ○200万語から300万語まで Books [PGR OBW CER MGR Children Books Level 1 11 [11 0 0 0 0 Level 2 0 [ 0 0 0 0 0 Level 3 5 [ 1 0 0 0 4 Level 4 12 [ 5 2 0 0 4 Level 5 17 [ 1 4 0 1 12 Level 6 3 [ 0 0 0 0 3 Total 48 [18 6 0 1 23 面白かった本:(レビュー済み) ○Matilda / Roald Dahl / L6 Mr and Mrs Wormwoodの娘のMatildaは、4才でDickensやBronte、Hemingwayの本を 読んでしまうほどの天才だ。しかし、両親は、無頓着で、天才振りを嫌う。5才で 学校に行ったが、その能力をTrunchbull校長は認めてくれないばかりか、Matildaに 辛くあたる。Matildaの能力を認めてくれたのは担任のMiss Honeyだけ。でも、 Miss Honeyに会って、Matildaは、ようやく理解者を得られた。そして、Miss Honey の話を聞いて、Matildaは、Trunchbull校長に対抗しようとする...。最後の結果 は良かったけど、一抹の寂しさが残る。 難しい言葉が出てくるが、どんどん先を読んでいきたくなるほど面白かった。 Matildaは、スーパー・タドキストだ。こんなに本を、すいすい読めたらいいなと思 う。 ○The BFG / Roald Dahl / L6 Sophieは、孤児院にいる。ある晩、月の光で眠れなくて窓の外を覗いたら、そこに はなんとGiantが。Giantに連れ去られたSophieとGiantとの交流がいい。Sophieが、 Giantの英語が訛っているのでSophieが注意すると、Giant Countryには学校がない という、えらそうに注意してごめんなさい、というSophieとGiantの会話が微笑まし い。 でも、Giant Countryは、とても恐ろしいところだ、SophieとGiantが協力して、恐 ろしいことをなんとかしようとする。 Giant語が訛っていてちょっと難しい。恐ろしいお話だが、なんだか微笑ましいとこ ろもある。 ○The Vampire's Assistant / Darren Shan / L5 Mr CrepsleyにVampireの知識を習いながら旅するDarren。しかし、どうしても友達 が欲しい。Half-Vampireとなったため、普通の人間の友達はできない。そんな Darrenを心配して、Mr Crepsleyは、再びCirque du Freakに合流する。Snake-boyの Evraと仲良くなり、Cirqueでの生活も楽しくなり、そんなおり、地元の少年と知り 合いになるが...。 Cirqueの中の描写も面白い。外から見るのと違って日常の生活がある。今回はDarren の友情がテーマ。でも、最後は悲しみが。3巻目も目が離せない。 ○Tunnels of Blood / Darren Shan / L5 Vampire GeneralのGavnerがCirque du Freakを訪ねてきた。その後、Mr Crepsleyと Evraと一緒に旅に出たDarrenは、町のホテル住まいをする。昼は、Evraと町の生活 を楽しむ。Mr Crepsleyは、なぜか夜毎にどこかに出かけていく。そんななか、 Darrenは、Debieeという少女と知り合いになる。Darrenの初恋か。 ある日、TVに殺人事件が放映された。それを見たDarrenは、Vampireの仕業かと疑う。 この巻で、もう少しVampireの世界が分かってくる。人間の少女を好きになっても、 その結果を理解しているDarrenが可哀想。Murloughとの戦いの結末は予想どおり。 1、2巻と比べるとちょっと読みにくいところがあった。 ○Vampire Mountain / Darren Shan / L5 Cirque du Freakに戻ってから6年が過ぎたある日、Mr Crepsleyは、Vampire Mountain に旅立つと言う。単なる旅ではなく、試練の旅。危険をかいくぐってようやくたど り着く。しかし、そこで、更なる試練に立ち向かう時が来ることを知る。 Little Peopleの秘密も少しだけ明らかになるし、Vampireの世界も少しだけ明らか に。道中でのWolvesのPackとの出会いが楽しい。また、Vampire Mountainがお寺の 総本山のようでおかしい。Darrenは、これから、失敗ができない新たな試練に直面 する。次巻をお楽しみに。 ○Trials of Death / Darren Shan / L5 子供のうちにHalf-VampireとなったDarrenは、Vampireの仲間として認めてもらうに は、5つのTrialを潜り抜けないといけない。このTrialは、大人のVampireのために 用意されているものだ。そして、失敗することは死を意味する。こんなことは、 Trailに挑戦すると決める前に言って欲しかった。 Trailに挑戦するための準備に、他のVampireが助力してくれるところや、Vampire 同士の昔を思い出した会話などが楽しい。 Darrenが、ひとつひとつのTrialをきる抜けるのをハラハラして ○The Vampire Prince / Darren Shan / L5 KurdaやVampanezeから逃れたDarrenは、WolvesのPackとともに過ごし、少しずつ元 気を取り戻す。はやくVampire Mountainに戻ってVampanezeの襲撃を伝えなければ。 でも、どうやって? Vampanezeとの戦いで、Mr CrepsleyとDarrenの友が傷ついたり死んだりする。何百 年以上もの伝統を重んじるVampire Prince達が新しい考えのKurdaへ尋問するところ が面白い。私心はないが目的には手段を選ばないKurda。Vampaneze Loardが立ち上 がった時、Vampireはいったいどうなるのか?そして、Darrenはこの後どうなってし まうのか? 最後の6〜7ページの意味がわからず、再度読み直して納得。Darrenも、"Excuse me", I whispered to Mr Crepsley, "but what's going on? What are you talking about?"と言っているぐらいだからな。 ○Hunters of The Dusk / Darren Shan / L5 Vampire Princeとして6年が経ち、2度目のTrail of Initiationも済んだある日、 Mr TinyがVampire Mountainにやってきた。Vampaneze Lordの情報をもって。そして、 Darren達の探索の旅が始まる。 ところで、いったいこのMr Tinyは何者?不思議な力を持つ神か悪魔かのような感じ だ。 途中でWitchのようなLady Evannaが出てきたり、Mr Crepsleyの頬のScarの由来がわ かったり、Cirque du Freakの面々と再会したりと、まあ面白いけど、ちょっとドキ ドキは少ない。次の巻に期待しよう。 ○Allies of the Night / Darren Shan / L5 ある街の新聞に惨劇のニュースが載った。血を抜かれた11の死体が発見されたの だ。Darren、Mr Crepsley、Harkatは、その街でVampanezeの痕跡を探す。十何年か ぶりにDarrenが学校に行きます。同級生のスラングとDarrenの言葉との違いが面白 いです。また、Darrenは、Homeworkで苦しめられます。そんななかで、懐かしい人 物に会います。それも2人。今回はどんな展開になるのでしょうか。最後に、それ はないだろ〜。 ○Killers of the Dawn / Darren Shan / L5 Tunnelでの戦いでVampaneze側にDebbieを捕らわれ、Steveを代わりに捕らえて戻って 来たDarren達に新たな試練が。それは、殺人者を探しているPoliceだ。Vampireが殺 人者であると考えているPoliceから逃げられるのか?逃げ場のないDarren達は、いっ たいどうなるのか。 最後にどんでん返しが用意されている。まだまだこの話は続きそうだ。Darrenのひ とり立ちの時期かも。ちょっと悲しい(涙)。 ○Someday Angeline / Louis Sachar / L4 生まれる前から知っていたのか、何でも知っている天才少女のAngeline。6年生の 教室にいるが、実は8才。他の6年生からは「変人」と呼ばれ、Mrs Hardlick先生 も自分より何でも知っているAngelineを嫌っている。父親のAbelも、天才少女とど う接すればよいかと戸惑っている。 友達のいないAngelineに、下手なJokeを言うGaryという男の子の友達ができた。 Garyの寒いJokeにAngelineだけは笑い転げる。 途中まで、Angelineが学校でこれでもかと言うぐらいに疎外されるところが辛かっ た。先生も含めたイジメだ。ようやく、水族館に行きだしたころから、話にどんど ん引き込まれ、最後まで一気に読めた。埠頭での出来事ではウルウルしそうになっ た。なんで、AbelがAngelineをBeachに連れて行かなかったかという理由も。 父親が娘にこうあって欲しいと思う期待と、娘が父親を思う気持ちのギャップ。考 えさせられるな。 ○The Girl Who Loved Tom Gordon / Stephen King / MGR4 母と兄が言いあいをしている間に、Trishaは道に迷ってしまった。川に沿っていけ ば海に出られると読んだことを思い出して、必死に川に沿って歩む。夜の闇が恐ろ しいが、気丈にTrishaは森の中を進んでいく。 キングにしては怖いところがあまりない。不気味なものが現れても、それは夢の中 か本当か定かではない。気丈なTrishaの行動に引かれてずいずいと読めた。 ○Heat and Dust / Ruth Prawer Jhabvala / OBW5 祖父の最初の妻Oliviaの跡を辿りにインドに来た英国女性は、知らず知らずのうち にインドの魅力に取り付かれ、Oliviaと同じ道を辿る。 Heat and Dust、暑さと埃の国、インド。インド人が英国人を見る複雑な感情と、英 国人がインド人を見る見下した感情。英国人官僚達は、インドで生まれて、何年も 生活していても西欧人の感覚でしかインドを見れないのだろう。 50年前と現在が交互に現れ、50年前の出来事が、そのまま現在に再現するよう な文章のつなげ方で、一種不思議な感じがかもし出される。 ○The Surgeon of Crowthorn / Simon Winchester / PGR5 OED(Oxford English Dictionary)の編集者のDr Murrayと、辞書作成に大きな貢献を した寄稿者のDr Minor、そしてOED完成までの話。 辞書を作った人の話というので買ったが、読み物としてもとても面白い。敬虔な Dr Murrayと殺人を犯した精神を病んだDr Minorとの辞書作りを通した友情。精神 病院での孤独なDr Minorの緻密な調査による辞書作りへの貢献。彼がいなければOED の完成も遅れていただろう。 英語の辞書が作られる以前の話もあり、OEDが初めて英語を全て網羅した辞書である ことがわかり、とても興味深い。 ○これから 昔からListeningが弱いので、ちょっとづつListeningの時間を増やしていこうと思 います。Magic Tree Houseの朗読CDを買ったので、Listeningをしてみます。 Shadowingは、そのうちに、できればいいな〜と思っています。 それでは、みなさん、4周目も、Happy Reading!
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