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6446. 遅くなりましたが、札幌講演会ありがとうございました & 400万語
お名前: アトム
投稿日: 2003/10/10(21:21)
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こんばんは、アトムです。札幌から戻りました。
この報告は長いです。
「しまった!」と思われた方はすぐ閉じてください(笑)。
遅くなりましたが、札幌講演会&オフ会関係者の皆様、ありがとうございました。
先生の講演会は初めてだったのですが、面白かったです、とても。
今回都合が悪かったかたも、次回は是非ご一緒しましょう。
オフ会(親睦会って言うの?)もいろいろお話が聞けて楽しかったです。
コーヒー飲みにいけなくて残念でした〜。
またよろしくお願いします(って、追撃してもらう気満々)。
(オフ会でね、私「札幌に住んで××年、関東に住んで○年」って大声出していましたけど、
実はそれだと計算合わないのね。言ってすぐ気づいたんだけど。)
で、講演会に合わせて400万語通過しようって思っていたのに、間に合いませんでした。
前日にハリポタ#3を読み終わったんだけど、あと少し足りなかった。
帰宅してから計算したらあと6万語足りなかった。くやしい〜。
で、先日やっと400万語通過しました。
でもねでもね、多読始めて以来、“空いた時間はとにかく読め!”モード(多読100%!)だったのが、
6月に300万語通過して1周年むかえて、なんだか余裕ができたのね。
「多読だけが趣味じゃないのよ」って多読以外の趣味を復活させて、
多読に割く時間がうーんと少なくなってきていたなかで、(多読:多読以外=2:8くらい)
前とあまり変わらない期間で100万語読めたことにびっくりです。
(オフ会参加が決まってからの追い込みがすごかったの。でも、400万語達成できなかったの 涙)
「読めなかった」わけじゃなくて「読まなかった」期間が長かったわけですが、
読もうと思ったら読めるんだって少し自信がつきました。
っていうか、「読まない」でいるうちに「読めなく」なって「停滞」するところを、
「オフ会でおめでとうと言ってもらいたい」という「欲」に助けられた、ともいう(爆)
※ 読まなかった期間もまったく読まなかったわけではなくって、細々と絵本を読んでいました。
次は500万語を目指すわけですが、私が思うに次の100万語はきっとのんびりペースになるはずです。
そのうち読まなくなるのではないかとちょっと心配しているのです。
そこでお願いなのですが、何か面白い本教えてください。
一般PBで何かありますか?
いきなりそんなこと言われても困ると思うので、
□ 読みたくない本
・ ホラー。サイコサスペンス。怖い話は嫌い。
・ 血がたくさん出てくるもの。猟奇的なもの。
・ いじめとか虐待とか。(現実の痛ましい事件ですら耐えがたいのに)
・ こそばゆいラブストーリー(どんなの?)
□ 自分の好みの本
・ 宮部みゆきさんの人情ミステリー(江戸時代が舞台のものありますよね?)
・ 私、エッセイを好んで読んでいたのですけれど、英語のエッセイって難しいのかしら。
・ 「夏への扉」つまり「The Door into Summer」のような後味のよいもの。
持っているんです、「The Door into Summer」。じゃあそれ読めよ、て思ってはいけません。ムズカシくて読めないのです。
・ 児童書で「ををを、こ、これは!」と思ったのはHoles、Number The Stars、A CAT'S LIFE -Dulcy's Story。
まだあるはずですが、今思いついたのはこれくらい。
どうでしょう。なんとかなりそうでしょうか。
話変わりますけれど、「次に読む本」を選ぶのって大変じゃないですか?
私も100冊以上在庫があって、100冊の中から次を選ぶのって結構大変で、
何を手にとっても「今読むべき本は他にあるのではないか」って落ち着かなったんですね。
易しい本を手にとっても「この本は、難しい本の息抜きに取っておくべきではないか」とか、
キリン本を読み始めても「いや、半年以上眠っているあの本から先に読むべきか」とかね。
それで、100冊の中から選ぼうとするから大変なんだーと思って、次に読む20冊、というのをピックアップしたんですね。
20冊じゃなくてもいいのですけれど、息抜き用からキリン本までそろえて、その中の本は基本的に全部読む、読んでからまた次の20冊を選ぶ、ってやってみたら、結構、次本選びのストレスが軽減しました。
20冊選ぶのが楽しいですね。体調云々で易しいものばかり先に読んでしまって残りの本がキリン本ばかりになってしまったら、また新たに20冊選ぶのです。そこらへんはアバウトです。
あああ、すでにこんなに長い。
ここまで読んでくださったみなさま、ありがとうございました。
以下は読んだ本の簡単な感想です。読み飛ばしてくださって結構です。
□シリーズもの
・Mr Majeika's Postbag
・Mr Majeika and the School Play
マジェイカ先生シリーズ。Postbagはちょっと異質で、表紙こそいつものマジェイカ先生の絵なのですが、
挿絵は全然違ってオオキボンド(っていうおかっぱ頭の男の人いませんでしたっけ?)になっています。
これはマジェイカ先生シリーズではない、と思っていいです。
School Playはマジェイカ先生シリーズの中では特に面白かったです。(6冊読んだ中でね)
・Animorphs#6、#7、#8
#5〜#8は面白い!このシリーズは、さっくり語数を稼ぎたいときに読んでいます。
・The Boxcar Children #2
相変わらずいい人ばかりの本。読みやすい上に語数があってお徳。
・The Magic School Bus #7、#8
#7はさめの話。さめってお母さんのおなかの中で孵化するものもあるのね。おなかの中にいるときから共食いしているんですって。
#8はペンギンの話。話の展開に無理があります。
・Magic Tree House #19、#20
#20でまたひとつ区切りなんだけど、うーん、どうなんだろう。
・Marvin Redpost #3
女の子の気持ちになるって、素敵。
・Baby-Sitters Little Sister #16
図書館に1冊あったのを借りました。The Boxcar Childrenくらい読みやすいです。
・Deltora Quest #2
小学校低学年向きの内容だけど、英語は少し難しいかな。ラストは意外でした。
・The Time Warp Trio #1
ダールが書いたMTHという感じ。これを書いたのはThe Stinky Cheese Man and Other Fairly Stupidのコンビです。これは続けて読まないつもり。
・Jane on her Own
Catwingsシリーズ。前作の方が面白かったなあ。
・Ramona the pest
ラモーナシリーズ。Louis Darlingの絵がかわいい。初め、子供の学校話でつまらないと思っていたけれど、Ramonaの子供らしい行動と、大人はわかってくれないけど先生はわかってくれる、という気持ちがすごく良くかけていてよかったです。
・The Cobble Street Cousins#2
このシリーズ、特に何も起きないのですが、のんびり癒される大好きなシリーズです。英語も易しいです。
・The Secrets of Droon #1
これも読みやすくて安心です。続けて読みそう。
・Paddintng at Work
くまのパディントンです。英語はね、「これは英語じゃない」といわれても納得するほど難しいです、にもかかわらず面白いのです。2冊目ですが、今回も笑いました。
・The Adventures of Super Dioer Baby
これはシリーズ物?アンダーパンツより面白く読めました。でも続きは読まないです。
・The Children of Noisy Village
これもシリーズ?子供らしい子供たちの様子がとても爽やかな気分になりました。子供が子供らしくあるっていうのは読んでいて気持ちがいいですね。
・My Humorous Japan
1つ1つが短いエッセイで英語もやさしめで読みやすかったです。これを読むと長い物語は読みたくなくなりますね。細切れ時間に読むのにぴったり。
・Harry Potter #3
#2よりうんと面白かった!もっと理解度が上がれば、もっと面白く読めたのに!くやしい。
ハリーポッターを読むと、もっとよくわかりたい!100%わかりたい!って欲がでてしまうんですよね。
今はきっと6割くらいの理解度で読んでいると思うのです。
ハリーポッターを読んでいる最中に、PYRのレベル4を読んだら、9割以上理解できて読めたんですね。
それがなんとも心地よくて、そういうのをもっとたくさん読みたいと思って講演会のときに100%理解できるものを読みたい!
って訴えたら、100%は無理です、ってたしなめられました(笑)。
でも、日本語を読むように英語でも読める日がいつか来ると思うのです。
レベル9や10の本でも。まあ、300万語/年で読んでいっても私の場合10年くらいかかりそうですけれど。
□ GR (今回、GR比率高いです)
・The Go-Between(PGR4)
細切れで読んでいたせいか、中だるみすることはありませんでした。
男の子の心の動きがよく書いてあって、うーんまあまあかな。
・Little Women(OBW4)
レベル4にステップアップしたころ読んだOBWよりずっと読みやすかった〜。
すっかり話を忘れていたので、こんな話だったっけ?という感じ。でも面白かったです。
・A Matter of Chance(ケンブリッジ4)
すっごく読みやすかったです。
これを読む前は絵本ばかり読んでいましたが、これを読んで絵本以外もそろそろ本腰入れて読むか、という気になりました。
・We Didn't Mean to Go to Sea(OBW4)
なんかあまりドキドキしなくてあっさり読めて楽でした。
・The Jewel That Was Ours Macmillan(マクミラン4)
面白かったです。Morse警部の話をもっと読みたくなりました。あるのかな?
・The Grane's Gift(PYR4)
「鶴の恩返し」です。すごく読みやすくて癒されました。面白かったです。
雪女も同じように人のオヨメサンになるけれど、鶴とはえらい違いですなあ。
・ High Life Low Life(ケンブリッジ4)
「王子となんとか」という類の話かと思ったら違いました。
途中で展開が見えてしまいました。でも読みやすかったです。
・Wuthering Heights(OBW5)
邦訳読んでいたのに、内容をすっかり忘れていました。ヒースクリフはこんなにひどいやつだったっけ?
※ ほら!こんなにGR読んだ!
□ その他 (ここが大事)
・Cliffhanger
ウィルソンさんです。この人の話には、嫌なやつが出てくるけれど、いい奴も出てくるので救われます。
・Glubbslyme
今まで読んできたウィルソンさんのなかで唯一はずれかな。
・Where the Red Fern Grows
今回の超お勧めです!私が読んだのは字が小さくてページにびっちり、という感じの本でしたが、泣きました。
2匹の猟犬と男の子のお話なんですけれど、イヌが賢くてかわいくてどんどん読み進めました。表題の意味は最後にわかりました。
・Number The Stars
みなさん絶賛なさっているので今更何も言うことないのですが、
ファンタジーでもなく、ほのぼの系でもない本をこのレベルで味わえるのは良かったです。
ナチス→ユダヤ人→アウシュビッツしか連想できなかったけれど、
ナチスの支配下に置かれたヨーロッパの国々の人のことに想いを巡らせることができました。表紙を怖れずレッツトライ。
・ The Velveteen Rabbit
まず謝ります。ごめんなさい。
ついにやっと読みました。すごく可愛いお話なのですが、期待が大きすぎたようです。大事に取っておきすぎました。
泣けませんでした。泣きたかったのに〜。ファンのみなさま、ごめんなさい。
・There's a Boy in the Girls' Bathroom
評判どおりでした。面白く読みやすかったので、一気に読んでしまいました。
途中切なくなりました。表紙に負けずに読んでよかったです。
・A CAT'S LIFE -Dulcy's Story
これもお勧め!今までにないお話で、すっごく面白かったです。
猫を飼う人は必読!猫らしさ満載で、これを書いた人はすごいと思いました。
・The Little Bookroom
酒井先生に薦めていただいた本です。
少し難しかったけど、ファンタジーというより「おとぎばなし」という感じでした。
借りた本がこれがまた、周辺が変色していて背表紙も色あせていて古臭くていい感じだったのです。
おじいちゃんの家の奥で埃にまみれていたのを引っ張り出してきた感じ。
お話は27個。5ページぐらいの短いものから20ページを越えるものまでさまざま。
えらく長くなりました。何か書き忘れてないかなあ???
あ、そうそう、絵本は109冊読んでいました。
絵本ばかり読んでいる期間が長かったので、もっと読んでいるかと思っていました。
こんなに長いにもかかわらず最後まで読んでくださったみなさま、本当にありがとうございました。
これからもよろしくお願いいたします。掲示板、頼りにしています。
それでは皆様も Happy Reading!
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