[掲示板: 〈過去ログ〉SSS タドキストの広場 -- 最新メッセージID: 9999 // 時刻: 2024/11/23(17:55)]
上へ | 前のメッセージへ | 次のメッセージへ | ここから後の返答を全表示 | 返答を書き込む | 訂正する | 削除する
お名前: みちる http://www.geocities.co.jp/Bookend-Soseki/3112/
投稿日: 2003/10/7(01:15)
------------------------------
杏樹さん、こんにちは。
〉よく調べましたね〜。「西遊記」を訳したら「Journey to the west」…ごもっとも。Wu Cheng Enは呉承恩ですね。「Monkey Magic」といえばゴダイゴ。
ちなみに、china literature 西遊記の三つのキーワードでGoogleです。
中国文学、結構いろいろあるようですよ。
「Monkey Magic」はリアルタイムには知らないのですが、ゴダイゴは好きだったので
CDも持っていました。
〉ちくま文庫で発売されたのは覚えています。ムガール絵画が表紙のやつ。もう絶版ですか。
〉「千一夜物語」が色っぽいのはマルドリュスやバートンが意訳をしたせいらしいです。西洋人ってオリエンタルな世界にエロチックな幻想を抱きますから。アラビア語からの翻訳の「アラビアン・ナイト」は描写がとっても素朴でとても「エロス」じゃないです。
そうなんですか。それは結構びっくり。
「千一夜物語」はちょっと読んだのですが、出だしからしてそういう色が強いし
と思っていたのですけど、そうでもないんですね。
アラビアというと「ルバイヤート」や「アラブ飲酒詩選」なども持っているのですが、
こちらも、退廃と色という感じがして、アラブ文学ってそういう感じなのかなと
ますます思ってしまったのですが・・・。
東洋文庫のも、どこかで読めたら読んでみようかな。
素朴な千一夜ってちょっと興味があります・
〉〉なぜか、これを見て、そういえば「小説聖書」の原作を買おうと思っていたのだ
〉〉と思いだして、Amazonに行ってしまいました。(笑)
〉〉聖書を小説でも、英語で読んでおくと、他の本読むときに役立ちそうですよね。
〉そうですね。聖書そのものを読むのは大変ですから、読みやすいのを読んでおくと役に立ちそうですね。
日本語でも、そう思っていて、徳間書店のハードカバーで二冊持っているのですが、
いまだ読んでいません。もう文庫でちゃったんですよね。
聖書を読んでいるか読んでいないかで、キリスト教圏の文学への理解は全然違い
ますよね。今はちょこちょこと入門書をかじったくらいなので、まとめてきちんと
読んでみたいなと。
〉私はやはりフランスが好きなのでフランス文学が読みたいです。最近バルザックが読みたいと思いはじめましたが、日本語で読むのと英訳で読めるようになるのを待つのとどちらがいいんだろうと思います。
〉私も最初は「英訳う〜?」と思っていたのですが思い直しました。よく考えると、日本人が英語を読む時には関係代名詞や前置詞に苦労して、訳す時もひっくり返して四苦八苦…することになりますが、ヨーロッパ語同士だとそれがないんですよね。関係代名詞も前置詞も始めから語順のまま理解できる。過去形だ、現在完了だ、過去完了だのといった時制もほとんどそのまま対応できますし。
フランス語は分からないので、どのくらいの訳なのかは分かりませんが、藤原書店の
鹿島さんたちの訳のシリーズのバルザックはとても気持ちよく読めるように思います。
(全部読んだのは一冊だけですが。)
ルパンの原型のヴォートランをたっぷり味わってみたいし、バルザックは、
このシリーズで全冊読みたいなと思っています。
今日は「失われた時を求めて」6冊届いたのですが、なかなかきれいな本で、字も
大きくて読みやすそうです。1冊3.5センチくらいあるので、6冊並べるとかなり
すごいですけど。
バルザックとプルーストって、端と端の人みたいなので、並べて読むと面白いですね。
フランス文学のことも、よかったらまた教えてください。
それでは、またね。
▲返答元
▼返答