Re: 徒然にsakigoroさん、私、無心ではなく無知なんです。

[掲示板: 〈過去ログ〉SSS タドキストの広場 -- 最新メッセージID: 9999 // 時刻: 2024/11/27(13:01)]

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5970. Re: 徒然にsakigoroさん、私、無心ではなく無知なんです。

お名前: 道化師
投稿日: 2003/9/29(14:27)

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こんちちは、sakigoroさん。

〉道化師さん、こんばんは! 200万語通過おめでとうございます!

多読の大家に早速にお祝いされて、感激です。(本当に)

〉私はGRは良くわかりませんが、長いほうが簡単というご意見と、その分析には
〉大いに同感します。
〉一般書でも、短編集は難しいことが多い。 
〉作家が少ないページ数の中で、これでもかと技巧をこらしたようなのが多くて、
〉一言一句たりとも逃してしまうと、この小説を味わうことができないかもしれないという
〉緊張感を感じてしまいます。

ですよね、ですよね。これは、私の場合、和書でも同じです。

〉短いと、作品世界に自身をチューンさせるにいたるまでに作品が終わってしまうことが多い。

そうです、そうです。的確な表現ありがとうございます。
長いと、作者や、その作品特有な言い回し、表現手法にも慣れ、
作品世界にも入れて、自分をチューンする感じですよね。

〉その点、長編で、それも大河小説のようなのになると、逆に少々筋を忘れたところで、そのゆったりとした世界に身をゆだねてしまえば、どうとでもなるような
〉安心感をおぼえます。

もっとも、sakigoroさんの言う長編って、
PBで何冊にもなるって言う事でしょうから、
私の「長い」とスケールが違うのでしょうけれど。
早く、そんな本が読めるようになりた〜い。

〉というわけで、私はページ数が多ければ多いほど、嬉しいタイプ。
〉ペーパーバックがまだ高かったころは、特に、ページ数の多い本の中から読む本を選んでました。

特にsakigoroさんのお読みになった本のリストを見ると、
「いつか俺だって」って、ファイト沸かせてくれるんですよねぇ。

〉DAVID COPPERFIELDは読んだことがあるのだけど、
〉いやぁ、そんな素晴らしい台詞があったなんて、読み逃してました。

この台詞を素晴らしいだなんて、危険ですよー。
女性の敵にされてしまいそう・・・(汗)

〉〉■giggleは音が見える?

〉私も多読を続けてきて、言葉の意味と、その音の感じが、これしかないと思えるような
〉言葉が増えてきました。
〉それと、言葉とそれが引き起こす感情やなんかとの関係が、とてもダイレクトに
〉なってきてくる。
〉これこそ、多読の成果の一つと思います。

そうかぁ、これからそういう直結単語がどんどん増えていくんですね。
楽しみです。

〉〉■言語は差異の体系である?

〉その通りだと思います。
〉そして、読めば読むほど、自分が感じとれる作品世界の解像度はあがってきます。
〉これは、間違いないです。

ヤッタァ、sakigoroさんのお墨付き。嘘八百じゃないんだ。
(自分で書いておいて、自信無いんです。トホホ)

〉〉(もっとも、こんな事を言っても、CAPTAIN UNDERPANTSに出てきたwedgieの意味が未だに気になって仕方ないのですが。しょうがないので、自分でビートたけしの「コマネチ!」な感じなのだろうと勝手に納得しています。)

〉こんなお話をきくと、酒井先生は寒気すら感じるのではないでしょうか。
〉多読の威力にです。
〉私は、高校時代に擬似sss式の多読をやったはてに、PB読みになりましたが、
〉学校英語は優等生ではないにしても、それほど苦手ではなかった。
〉だから、多読を始めたときも、どうしても訳読や文法分析から完全に自由にはなれなかった。

sakigoroさんでも、そうだったんですね。
恐るべき学校英語の後遺症ですね。

〉道化師さんほどに無心には読めなかった。

あ、いや、無心じゃなくて、無知なんです。

〉私たちとは比べ物にならないくらい学校英語もおおいに
〉やったはずの酒井先生なんか、こういった道化師さんの報告をきくと、失礼ながら、うらやましくてしょうがないのではないでしょうか。

酒井先生を羨ましがらせるのは、楽しいなぁ。
(だって、本当に羨ましそうな顔しますもん、酒井先生)
どんどん多読で身につけた英語で、酒井先生を羨ましがらせたいものです。

では。


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