[掲示板: 〈過去ログ〉SSS タドキストの広場 -- 最新メッセージID: 9999 // 時刻: 2024/11/23(10:36)]
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お名前: Yoshi
投稿日: 2003/9/23(06:20)
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みなさん、こんばんは!! 田舎の夜はとても静かです!!
今まで、京都からYoshiですって言ってましたが、となりの
日本一でかい湖のある県に引越ししました。
でぇ、明日、友達がこの中古PCを引き取りにきます。
なので、また当分の間おたよりできないので、まだ読んでる途中の本が4冊ほどあって、それを読み終わると430万語くらいになるのですが、中途半端に出てきて
しまいました。
多読をはじめたのが昨年の8月末ですから、正確には、一周年と一ヶ月です。
この間、たくさんのいい本に出会うことができ、涙して胸がいっぱいになったり、
笑い転げて家族から変人扱いにされたり、いろんなことがあり...多読が
こんなに楽しく有意義なものになろうとはとても想像していなかったので、
きっかけを作って下さったSSSの皆様や折に触れ、励ましや、親切な返事を
くださったタドキストの皆様にとても感謝しています。
英語の方もなんとか一般のPBもあまりストレスを感じることなく読めるように
なりましたし、語彙も少しですが増えたように思います。
それでは、読んだ本の感想など...
〈ファンタジー系〉
Howl's Moving Castle (Diana Wynne Jones)
Castle in the Air ( 〃 )
"Howl's Moving Castle"の方は、ジプリで映画化される予定のものです。
こちらも、それぞれのキャラクターがとても面白くて、良かったのですが、
僕は、後の方の"Castle in the Air"のほうが気に入りました。
というのは、こちらの方は、魔法の絨毯や魔法のランプ?いや違う、ビン?が
登場する、むかし子供の頃に好きだった"アラジンと魔法のランプ"に似た
ストーリーで、それぞれのキャラクターはだいぶ違いますが、そこがまた
面白くて...とても楽しめたんです。
これらの2冊は、シリーズといえばシリーズなのでしょうが、主人公はそれぞれ
違いますし、話はそれぞれ独立しています。
最後にちょこっと"Howl's Moving Castle"の登場人物も登場しますが...。
また英語も"Castle in the Air"のほうが少し読みやすいように思いました。
Diana Wynne Jonesは、読者を楽しませるコツを心得ているというか...
うれしい本に出会えたという感じです。
(その他)
ROWAN of RIN
DELTORA QUEST #1
Harry Potter and the Order of the Phoneix
〈エンターテインメント系?〉
TWO FOR THE DOUGH (Janet Evanonich)
THREE TO GET DEADLY( 〃 )
この2冊は、"ONE FOR THE MONEY"から続く、ステファニープラムシリーズ
の#2、#3です。
30歳で、身長170㎝、体重57k、バツイチで今は独身の彼女は、トレントンの
ハンガリー系イタリア移民の街で生まれ育ち、"がらは悪いが、心はにしき"、
ちょっと前までは、下着専門店のバイヤーをしていて、まあまあの生活をして
いたが、その専門店が身売りし、あえなく失業、車のローンをかかえ、やむなく
"バウンティー・ハンター(賞金稼ぎ)"になる。
車はといえば、車体に蛍光のピンクやグリーンの色のスプレーで"○△□×"と
まじめな私としてはここでは書けないような言葉を落書きされた中古のノヴァ
や、元ピザの配達車で、においのしみついたくさーいジープ・ラングラーとか
#3では、"ニッサンの軽トラ"とか...なかなか趣のある(?)車を乗り回し、
銃はスミス&ウエッソンのリボルバー.38を所持してはいるが、大抵は、
部屋のクッキー缶の中に置いたまま、使ったためしがなく、やぶれかぶれで
危険な場所に勇敢に踏み込むが、いつもどじばかり踏む。
でも危機一髪になっても、運がいいのか、生き残るあの生命力(恥ずかしい
かっこうになることはあっても...)。
ましてや、とんでもない発想とこれだけは人に負けない驚くべき行動力で、
事件の真相をあばき、解決に導いていく。
到底、今までのミステリーでは想像できないような主人公が、ステファニープラム
なのです。
僕はこのヒロインがなぜかとても好きです。
この本はいつも期待以上に笑わせてくれます...!?
そして、ママの料理はいつも絶品だし、天下無敵のメイザおばあちゃんとか
たのしいキャラクターがいっぱい。
少々上品でない言葉が多いおかげで、スラング辞典なるものを購入してしまいました。それを引いて、また"にやにや"(読んでる途中では引きません、念のため)
してます。 いやー、おもろいです。なんで急に関西弁やねん!?
POSTMORTEM (PATRICIA D.CORNWEL)
これは、ポロンさんも絶賛のドクター・ケイ・スカーペッタ シリーズの
一作目です。僕は、この本を2回読みました。
一回目は筋を追うだけ、2回目は、ポロンさんの感想を聞いてから、
ある程度の細部までわかりたくなって読みました。
妻がこの作家が好きで、たぶん翻訳本はすべて読んでるのではと思います。
で、ときどき話題にのぼるので、続きもよんでいきたいと思っています。
〈涙なしではの...本〉
The Twelfth Angel
The Great Blue Yonder
Fly Away Home (これはGRです。)
The LOVELY BONES
よくあるゴーストストーリーとは違い、主人公はただ天国から残された家族
を見守り、淡々と語るだけなのですが、そこがまた涙を誘います。
ただ、あのストーリーの終わり方は...ちょっと...ん?ってなりました。
もうちょっと違う終わり方でもよかったかなって思いました。
(ほのぼの系、癒し系)
Suitecase Kid
Frindle
The Boxcar Children
A to Z Mysteries The Abesent Author
Who sir,Me sir (GR)
これらは、評判通り、読後すがすがしい、いい気持ちになりました。
(その他)
The Reader (Bernhard Schlink)
これは、原著はドイツ語で、それの英訳です。
それでなのかも知れませんが、英語のセンテンスは、簡潔で短く、
章立ても、細分されていて、読みやすかったです。
邦訳の題名は"朗読者"で、一時、話題になった小説です。
15歳の少年ミヒャエルと彼の母親のような年齢のハンナとの恋愛という、
ちょっと待って...みたいなセンセイショナルな内容から、
この本のストーリーは始まりますが、途中から意外な展開をみせます。
その後、突然ハンナは、失踪し、再び彼が再開するのは、裁判所の法廷
ででした。ハンナには、隠していた秘密があったのです...。
とても心動かされる、考えさせられる本でした。
(そして4周目で一番の本)
The MESSAGE of a MASTER
この本に出会ったことが、運命だったかも...と!?
今も大事に傍らにおいて、読んでいます。
この奇跡のような本について、わかってることは、1929年に
"カリフォルニアプレス"と言う出版社から出版され、
"ジョン・マクドナルド"と言う人が書かれたということだけで
今は、もうその出版社もないし、著者のマクドナルドさんがどんな
人だったかも知る手がかりがないそうです。
本当に不思議な本です。また神秘的な本でもあります。
この本は、秋男さんと同じくこれから何回も読むだろう本になると思います。
すみません、もっともっと書きたいことが山ほどありますが、
そろそろ夜が空けて来ました。
もうそろそろ寝ることにします...。
今日はこの辺で...。
なんか中途半端ですみません。
それでは、皆さんこれからもHappy Reading!!!
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