Re: 快快読200万語の報告(長文)

[掲示板: 〈過去ログ〉SSS タドキストの広場 -- 最新メッセージID: 9999 // 時刻: 2024/11/23(14:44)]

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5510. Re: 快快読200万語の報告(長文)

お名前: 杏樹
投稿日: 2003/9/16(23:20)

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Hankさん、こんにちは。
少々出遅れですが、200万語通過おめでとうございます。

0〜100万語、100万語〜200万語の分布を見ると着実にレベルアップしているのがわかります。しかもHOLESで通過なんですね。私は買い置きして寝かせてあります。まだ早いような気がして…。

児童書とGRを交互に読む、というのはまさしく今私がやっていることです。5Aセットを購入したので、それと児童書を交互に読んでします。名前ですが、やはり「カメレオン読み」などイメージが伝わりやすいような気がします。

それからキリン読みのことですが、挫折された方のお話を読まれたのでしょうか。する、しないは自分の好きなようにすればいいのですが、私はキリン読み大成功体験があります。70〜80万語で停滞していた時、間違えて買ったレベル6の「The Witches」をためしにのぞいてみました。そうしたら何となくわかります。そしてそのまま様子を見ながらページをめくっていき…そうしたら面白くなっていってだんだん止まらなくなっていきました。わからない単語はもちろん、文章丸ごと、ヘタすると数行わからない。何をしているのかつかめない、でも…面白いんです!
おかげで「わからないけどおもしろい」ということがあるのを知りました。それで「面白い本を読むのが一番!」という多読の極意の一部を体得したわけです。
 
〉 1.Dahl
〉 100万語までに読めなかった長編の3冊を読みました。
〉  1)The Witches
〉 2) James and Gant Peach
〉 3) The BFG
〉 これらはいずれもおもしろかったですが、Darlの本の中では3)のThe BFG
〉  が一番SSSにふさわしく、かつおもしろいのではないかと思いました。
〉  BFGは8mの巨人ですが、英語を本格的に習っていないため、誤った英語を
〉  使ったり、またスペル、単語も分からないものがあります。 まさにsssの
〉  飛ばし読み(辞書を使わない)を実践するには最適だと思います。 また
〉  BFG(Big Friendly Giant)が I am を I is, you are you is,
〉  過去形は全てwasで発音します。 BFGの気持ちが分かります。 昔一生懸命
〉  Be動詞の変化を覚えたこと。 今でも口に出すときは考えないとでてきま
〉  せん。 areがwereになるのならなぜ amはwamにならないのだろうか? 
〉  主語だけで違いはわかるので、せめてBe動詞だけでもis、wasに統一してくれ
〉  たらどんなにたすかったか? そのうえ、be、beenもある。

確かにそうです。なんでこんな動詞の活用があるのか…。
でも他のヨーロッパ語のほうがもっと不合理です。人称によって、現在形でも全部動詞が変化するのです!英語では三人称単数現在にsがつくだけではないですか。フランス語もスペイン語もドイツ語も、人称によって全部変わるんです。単数の一人称、二人称、三人称、複数の一人称、二人称、三人称。全部動詞が変わる。主語がわかったらそれでいいやんか!と思うんですが、なんとスペイン語では逆を行くんです。つまり動詞を見れば人称がわかる→だから人称を省略する。という現象が起きるのです!主語がなくていきなり動詞から始まります。そしてその動詞を見て主語を判断するようになっているのです。ですから動詞の活用を覚えないと本が読めません。主語を示せば動詞が変わる必要がないだろうに、と思うのですが…。
Dahlは私も好きです。James and Gant PeachやThe BFGはこれから是非読みたいと思っています。

さて、「レディファースト」のお話のところ、私の考えをお伝えさせていただきます。「レディファースト」とは女性が「強い」と言うことではありません。女性は弱いもの、という考えからきています。弱いから荷物を持ってあげたりドアを開けたりしてあげるんです。女性は弱いから決定権は皆男性が持ちます。守る、かばう、という考えです。つまり「一人前」の人間としてみていない、という面があります。

さて、日本の男尊女卑は逆を行きます。日本では女性は男性の後ろに控えて前に出て来ないのが美徳。そして表に出ないで「内助の功」を積むことが美徳とされます。財布を握っているのはそのためです。男性が外で心置きなく「戦える」よう家の事は全て女性にまかせる…といえば聞こえがいいですが、家の事を妻にまかせっきりにして顧みない男が、日本には多いわけです。「家の事は任せている」「財布を渡している」と言うのは「ほったらかし」の言い訳でもあるのです。

最後に長々と講釈して失礼いたしました。
3周目に向かって
Happy REading!


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