久しぶりに英語で話して楽しかった!

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[喜] 5361. 久しぶりに英語で話して楽しかった!

お名前: しお
投稿日: 2003/9/12(23:25)

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みなさん、こんばんは。しおです。

近所の喫茶店で、1時間1000円(+なにかドリンクを注文)で
外国の方と英語で話ができる、というのをやっているので、
予約して今日行ってきました。

私は、日常生活では全く英語を使うことはなく、最後に英語で誰かと
話したのは5年ぶりくらいなのです。(その5年前だって、「Fax届き
ましたか」とかひとことふたこと電話確認するくらいでした)
最近「アウトプットしたいなあ」という欲求がすごく高まっていたので、
ちょっとこの喫茶店で試してみようと思ったのでした。

感想は「行ってみてよかった!」です。
というのは、偶然相手の男性が、読書好きで異常に話があって
しまったからです。この方も本の出費が大きくて困っている
ということで、すごくウマがあったのでした。

行く前に、なにか話すネタがあったほうがいいなと思って
いま読んでいる”Fullhouse sisters"をもっていったので、
そこからTVドラマの話や、児童書やPBの話に移っていき、ずっと
話し込んでしまい、予定の1時間はすぐ経ってしまいました。

Louis Sacherは知らないということでしたが、Beverly Cleary
(Ramonaシリーズ)はよく読んだそうです。それから
彼に「Hardy boysシリーズって知ってる?」ときかれて、
「もちろん知ってるし、読んだことありますよ」というと
とても喜ばれました。
何より嬉しかったのはこの男性がStephen Kingの作品を
ほぼ全部読んでいるということでした!(う、うれしいよー、)
日常生活では、読書に興味のある人がまわりに
全然いないので本の話ができる人がみつかって感激です。

もともと読書が好きだったとはいえ、英語の多読をしていなかったら
原書の題名も分からないし、翻訳がない本の話はできないしで
こんなに盛り上がらなかったと思います。

また、SEGの多読クラスの話をしたら「塾がそんな方法をとっている
なんて素晴らしい」と大変褒めていました。

その彼が一押しの作家はFrank Herbertで、なかでも”Dune"が好き
だということです。「文体が美しくて、読んだときメロディがすごくよい」
と絶賛。
「なんか聞いたことあったな」と思って、アマゾンで検索したら
ハヤカワ文庫の「デューン砂の惑星」の原書だったんですね。
この邦訳は、中学か高校のとき読もうと思いつつついに買わなかった
のですが、確か映画化もされてましたよね?
すごい小説なんですね。どんな話なんでしょう。あのとき邦訳読んで
おけばよかったなあ。いまとなっては、英語の多読をするだけで自分
の時間が終わってしまっています。
うーん、これに手をつけるのは来年か再来年か・・・。
来年はKing先生の本を読むと決めているので、やっぱり再来年かなあ。

もう一点、本の話ができる相手がみつかったこと以外に良かったのは
自分が英語を話すときの弱点がよく分かったことです。
こちらの方が本来の英会話喫茶の目的だったはず・・・ですが
すっかり忘れていました(笑)

いままでは、英語を話す機会自体なかったので、自分の弱点の
分かりようがありませんでした。
よくミスするのは、名詞の単数・複数と時制です。まめに指摘
してくださる方だったので、とてもためになりました。
これからもっと家でシャドウイングや音読をして、そういうミス
を減らしていこう、とすごくいい動機づけになりました。

他に気づいたのは、子ども用の輸入ビデオや海外ドラマなどを見ながら
自然に口ずさんでいたような(これはシャドウイングでしょうか)
表現はすぐ口からでてくるということです。
例えば、面白そうな本の題名を聞いたのでメモしておこうと思って
"I'll put it in my notebook."といってカバンから手帳をだしたら
「Put it inはとてもいい」と褒められましたが、”Put it in a notebook"
はビデオ”Blue's Clues"でお兄さんが歌い踊るとき必ずでるフレーズ
なのでした。

帰り際に、この男性が「本の話ができるから、僕はLonelyじゃなくなったな」
と言ってくれたのがまた嬉しかったです。
とりとめなく書いてしまいましたが、「今日はとてもいい日だった」と
報告したくなって、長くなってしまいました。

多読を続けていて本当に良かったです。
SSSの皆様、書評や掲示板でお世話になっている皆様、感謝の気持ちで
いっぱいです。

それでは、また。


▼返答


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