[掲示板: 〈過去ログ〉SSS タドキストの広場 -- 最新メッセージID: 9999 // 時刻: 2024/11/23(11:55)]
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お名前: たこ焼
投稿日: 2003/9/12(00:50)
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はじめまして、杏樹さん。
いつかお得意のつっこみを入れていただくことを夢見ている新参者のたこ焼です。
どうぞよろしく!
〉今日は9月9日、ゾロ目の秋男さんの日ですが(律儀に報告を入れるところがさすが)、200万語通過したので報告します。
おめでとうございま〜す!
〉それで175万語あたりでうだうだ言っていましたが、みなさんがいろいろアドバイスしてくださって、本を貸してくれたり新しい本を注文したりしました。多読セットの5Aも注文しました。そうして未読本が増えると、「あれも読みたい、これも読みたい」という気持ちになりました。ポロンさんの言うとおり、未読本を積み上げるとモチベーションが高まりますねー。
6月のアマゾンショック以来、アマゾンでの注文を減らしたのですが、
新しい本が届かないと、未読本も増えず、モチベーションも下がり、
停滞に突入したことがあります。
(実は、今もこの停滞に引っかかっております)
〉結局読めない本と言うのは、その時の気分とか相性とか、いろいろな要素があって、レベルだけが問題ではないようです。レベル3でてこずってるからもうレベル4なんて読むのは無理、とかそんなことはないようです。あまりレベル分けにこだわるよりも、読みたい本を探す方が大切だと思うようになりました。確かにレベル分けは目安にはなるのでないと困るんですが。しかし自分にとっての読みやすさと言うのは必ずしもレベル分けには表れないもので、最終的には自分の読みやすさを重視するのが一番だと言う結論になりました。ということで、他人のレベル分けを盲信するな、という警告を込めて表題の心境に至った次第です。
まったくの同感です!
レベルが上がるにつれ、レベルそのものよりも、
本との相性が決め手になりますよね。
〉PGR2では
〉Canterville Ghost
〉がおもしろかったです。オスカー・ワイルドだということでびっくり。こんなオフザケ書くんですね。幽霊も恐がってもらえないとギャグになる、というおかしさ。最後はしんみりしましたけど。
私もこの本好きです。
お話が面白かったので、PGR4とOBW2も読んじゃいましたー。
〉MGR4は、OBW3,4に疲れた頭には丁度いい読みやすさ。読みやすい、わかりやすい、でどんどん進みました。これのいいところはGLOSSARYです。OBWではアルファベット順ですが、MGRは言葉の登場順に、本文に番号を振ってあります。OBWではわからない単語があって、後ろを見ても載ってなくてガッカリすることがありますが、これなら載っている単語がすぐわかるから大丈夫。しかもOBWみたいに一般的な辞書的意味ではなくて、文脈に沿って説明してくれるので非常にわかりやすい。時には登場人物の名前を出して、○○は××という状態になっているのでそれを※※という…みたいな。
私は、GRって結構好きなのですが、
MGRはまだ一冊も読んだことはありませんでした。
杏樹さんの紹介を読んだら、食欲がそそられてきましたー。
MGRさんか・・・なんだか好きになりそうな予感・・・・・
〉The Good Earth
〉ずっと昔読んだ「大地」の原題がこれだったとは。挿絵が少々変ですが、パール・バックはさすがに中国に対して造詣が深いです。これは清朝末期から辛亥革命による中華民国創設の時代を背景に、わざと特定の年代や地名を特定しないように書いてある模様。単にrevolutionと書いてあるのがおそらく辛亥革命だと思われますが、それによる社会の変革の影響はあっても、登場人物が直接かかわるわけではありません。
この原書、8年前に買いましたー。
パール・バックの英文はやさしいと聞きましたので。
さぁ、読むぞー!
・・・・・・・・・・・・・
2ページぐらいで撃沈!
どこがやさしいねん!!
SSS後の今なら、読めるかなぁ?
〉そこで気になるのは、物語の前に書いてある予備知識。ここには旧中国のおおまかな説明がありますが、欧米列強による侵略には一言も触れていません。そもそも19世紀半ばにアヘン戦争を起こして中国の植民地化を始めたのはイギリスで、その後いろいろな国が中国の領土争いを始めます。それを書いてないのは説明不十分。それならそれでお目こぼしをするとしても、最後に日本が満州国を作ったと書くのは全くの蛇足です。「大地」が書かれたのは満州国成立よりもずっと前です。作品の予備知識としては全く関係のないものです。しかも中国を侵略した国はたくさんあるのに、日本のみを固有名詞で出すのは偏っていると思います。イギリスはつい最近まで香港を領有していたというのに、やはりイギリスにも、自国が他国を侵略した事実にはできるだけ触れたくないと言う人種がいるのでしょうか。
物語の前後に書いてあるちょっとした文章にも、
なんだかいろいろと考えさせられることってありますよね。
欧米人って、どういう人たちで、何を考えて生きているのかなぁ・・・
私たち日本人と、何が一緒で、何が違うのかなぁ・・・などと、
たこ焼は時々思うのですが、なんかの考えに偏りがちな翻訳者・解説家の
2次情報(日本語)に頼ることなく、自分の目に触れた1次情報(英文)を、
自分で読んで理解して、あれこれ自分勝手に思いを巡らすことが
できるようになってきたのが最近とても嬉しいです。
SSS万歳!
〉・・・・・ダールもレベル4まで読んでしまいましたがレベル5以上に挑戦していきたいです。そろそろナルニアものぞいてみたいです。
たしか・・・The Witchesはもう読まれたんですよね。
いよいよMatildaですか?Matilda、いいですよー。たこ焼は、大っ好きです。
〉ということで
〉Happy Reading!
杏樹さん、これからも、よろしく!
Happy Reading 〜♪
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