[掲示板: 〈過去ログ〉SSS タドキストの広場 -- 最新メッセージID: 9999 // 時刻: 2024/11/23(14:27)]
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5306. Re: 200万語通過〜ヤツのレベル分けを信じるな〜
お名前: ぐら
投稿日: 2003/9/10(23:20)
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"杏樹"さんは[url:kb:5255]で書きました:
〉今日は9月9日、ゾロ目の秋男さんの日ですが(律儀に報告を入れるところがさすが)、200万語通過したので報告します。
杏樹さん、ぐらです。200万語通過おめでとうございます!
〉結局読めない本と言うのは、その時の気分とか相性とか、いろいろな要素があって、レベルだけが問題ではないようです。
ほんとにその通りだと思います。
だから、未読本が減っていくと寂しくってまた買っちゃうんですよねー。(^^;
レベル3でてこずってるからもうレベル4なんて読むのは無理、とかそんなことはないようです。あまりレベル分けにこだわるよりも、読みたい本を探す方が大切だと思うようになりました。確かにレベル分けは目安にはなるのでないと困るんですが。しかし自分にとっての読みやすさと言うのは必ずしもレベル分けには表れないもので、最終的には自分の読みやすさを重視するのが一番だと言う結論になりました。ということで、他人のレベル分けを盲信するな、という警告を込めて表題の心境に至った次第です。
私もレベルと☆の数は、個人によって感じ方が随分違うと思いました。
好きなジャンルのものや好きな映画のリトールドだったら、やっぱり楽しく読めちゃいますものね。
〉しかし195万語を越えたころ、映画「HERO」を見てしまったため小説版が読みたくなり、そちらに寄り道してしまいました。
何年も前に観たあの「少林寺」の小坊主さんが「HERO」の主役だということ、言われるまで全然気づきませんでした。「少林寺」のアクションスピードはすごかったですね。今だったらマトリックスを観たぐらいの衝撃でした。
〉175万語以降に読んだ本の中から…
〉レベル0は全部Little Bearです。いいですね〜。おかあさんやおとうさんのお話、キスの回しあい、どれもじんわりと心に響いてきました。
センダックの絵がまたいいんですよね〜。
〉PGR2では
〉Canterville Ghost
〉がおもしろかったです。オスカー・ワイルドだということでびっくり。こんなオフザケ書くんですね。幽霊も恐がってもらえないとギャグになる、というおかしさ。最後はしんみりしましたけど。
あの表紙のせいで読むのをずーっと遅らせてたんですけど、この本、面白かったですね。ワイルドって他にもこんな楽しい本、書いてるんでしょうか?
〉The Good Earth
〉ずっと昔読んだ「大地」の原題がこれだったとは。挿絵が少々変ですが、パール・バックはさすがに中国に対して造詣が深いです。これは清朝末期から辛亥革命による中華民国創設の時代を背景に、わざと特定の年代や地名を特定しないように書いてある模様。単にrevolutionと書いてあるのがおそらく辛亥革命だと思われますが、それによる社会の変革の影響はあっても、登場人物が直接かかわるわけではありません。
〉そこで気になるのは、物語の前に書いてある予備知識。ここには旧中国のおおまかな説明がありますが、欧米列強による侵略には一言も触れていません。そもそも19世紀半ばにアヘン戦争を起こして中国の植民地化を始めたのはイギリスで、その後いろいろな国が中国の領土争いを始めます。それを書いてないのは説明不十分。それならそれでお目こぼしをするとしても、最後に日本が満州国を作ったと書くのは全くの蛇足です。「大地」が書かれたのは満州国成立よりもずっと前です。作品の予備知識としては全く関係のないものです。しかも中国を侵略した国はたくさんあるのに、日本のみを固有名詞で出すのは偏っていると思います。イギリスはつい最近まで香港を領有していたというのに、やはりイギリスにも、自国が他国を侵略した事実にはできるだけ触れたくないと言う人種がいるのでしょうか。
〉あと具体的な地名が出てこないので地図も役立たずです。
大地の英語版ですか。いつか読みたいなー。
〉あとは書評が少ないのでせっせと上げてあります。
〉PGR4
〉The Client
〉The Street Lowyer
〉グリシャムはよく知りませんでしたが、両方面白かったです。ダイジェストだな〜という大ざっぱな感じはありましたが。
〉INKDRINKER
〉けったい本かしら…。最後の方がよくわからなかったので、もう少ししたら再読してみます。
Amazonであの表紙にひかれて何度、カートに入れたことか。
でも未だに買っていない、私にとっての不思議本です。
〉そしてこの100万語の白眉!
〉WALK TWO MOONS
〉実は「読んだ」って公表してないですね。
〉書評など評判があまりにいいので是非読みたいと思っていました。そしてのぞいてみると…読めるかも、と思いました。しかし最初の2〜3ページで「読めそう」と思ったのにえらい目にあうことが多い。これもやはり難しかったです。しかし物語の枠組み、おじいちゃん、おばあちゃんと車で旅をしていて、回想シーンで引越し先の友達などの話がはさまってて…という構成なのでは?ということに気がついたら読みやすくなりました。それで最後はやはり「うわー!えーっ?!」ということに。難しかったけど読んだ甲斐がありました。しかし停滞しているのに本当にこんな本が読めたのか自分でも実感が湧かなくて、オフ会とか人に会う時には忘れてる…。
これは、amazonから我が家にまではやってきてるんですけど、その先がなかなか・・・。
〉そして、これから…
〉300万語までにはレベルにあまりこだわらないで色々な本を読むようにしていきたいです。レベル2〜3はけっこう読んだから、きっと基礎体力はついているはず。そうしてもっと上のレベルも自由に行き来できたらいいな。
〉ところで、ブッククラブの期限が来ましたが更新しませんでした。ビンボー症なもので、どうしても目いっぱい借りて、がんばって読んでしまう…。読みたい児童書が少ないので、絵本やGRでセットでないもの(特にMGR)中心になってしまうのですが、そうすると読みたい児童書がどんどん後回しになっていきます。そうなるとなんだか語数稼ぎの消化試合みたいになってきて。それで、もっと本当に読みたい本を読もうと思ったのです。
〉ダレン・シャンも不幸本も2巻までしか読んでないからこれからもっと読んでいきたいですし、ダールもレベル4まで読んでしまいましたがレベル5以上に挑戦していきたいです。そろそろナルニアものぞいてみたいです。
ナルニア!
昨日、ナルニアのぞいてみたらすっごく黄ばんでました。
おまけに値段見たら、1£もしなくってペンスでした!
いったい、この本いつ買ったんだろう??
では、杏樹さんもHappy Reading!
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