[掲示板: 〈過去ログ〉SSS タドキストの広場 -- 最新メッセージID: 9999 // 時刻: 2024/11/23(18:03)]
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お名前: 間者猫 http://www.geocities.co.jp/HeartLand-Keyaki/6250/
投稿日: 2003/8/21(20:53)
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間者猫です。
21日、ついにグリシャムの”依頼人”読了しました。
面白かったです。分らない単語も多いですが、
人物描写・風景描写が細かく描かれていて、とてもイメージしやすいです。
もっとマフィアが前面に出てくるのかと思いきや、実は、Mark&Regggie vs FBIなのです。
マフィアは”刺身の褄”みたいなもんです。とにかくストーリーが分厚いんです(本も分厚いですが)。
1パラグラフ分らなくても、長いので、読んでいるうちに大体分かりました。
最後の終わらせ方も本当にいいです。
全速力で走った後に軽いジョギングをしているような終わらせ方。うまいです。
あと登場人物が多いので、人物リストを作るべきだったかなあと思います。
300ページ近くまで誰が誰だかよく分らなかったです(最後の方では大体掴めてましたが)。
とにかく今は、”グリシャム読めた”ということで満足しています。
以下、読んだ本(200万語から)のレビューです。
皆さんのご参考になれば幸いです。
Trojan Horse(SIR3) ☆☆☆☆ 1500
トロイの木馬のお話です。古代地中海の権益争いが発端だったんですね。
なぜ、木馬を曳き入れてしまったか分りました。なるほど。為になる一冊です。
シュリーマンの話も読みたくなりました。
Jurassic Park (MGRI) ☆☆☆☆ 25000
文章はさほど難しくありませんが、単語が難しいです。
後ろに載ってるから別に見ればいいんですけど、めんどくさいので。
読みながら”映画とちょっと違うなあ(読み間違いかも)”と思いました。
人物紹介や恐竜の名前も絵入りで載っているから結構参考になります。
マイケル・クライトンも原著で読みたいと思っているのでとても楽しみです。
A Time to Kill(PGR5) ☆☆☆☆ 24000
最初、登場人物が多く、誰が誰か良く分かりませんでしたが、
読み進めていくうちに大体分かりました。
法廷闘争になってから一気に読みました。
人種差別を浮き彫りにしたいい作品だと思います。
アランパーカー監督のミシシッピ−・バーニングが好きな人にはお勧めです。
The Rainmaker(PRG5) ☆☆☆ 25000
話がバラバラな感じがして分かりにくかったです。
”金のために戦うんやない!”というのは古今東西共通ですね。
イェーリングの”権利のための闘争”を思い出しました。
最後の終わり方が好きです。
Marvin Redpost#7 Super Fast, Out of Control!, Louis Sachar ☆☆☆☆ 8000
親友(?)2人にはめられて、Sucide Hillを
マンテンバイクで駆け降りる事になったマービン。
誰か止めてくれ〜!
当日の親友2人の行動には呆れましたが、最後はやはり家族なんですねえ。
お父さんの”恐怖ってものは心の内にあるんだよ”と妹に諭すところが印象に残りました。
Marvin Redpost#8 A Magic Crystal?, Louis Sachar ☆☆☆☆ 8000
#1〜#7とは趣を異にする、最後を締めくくるに相応しいテーマです。
こういう甘酸っぱい物語はやっぱり最後に読まないとね。
The Reptile Room(A Series of Unfortunate Events), Lemony Snicket ☆☆☆☆☆ 30000
むちゃくちゃ面白かったです。分らない単語もかなりありましたが
全然気にならないです。話の展開も早いです。
Count Olafを追い詰めて行く3兄弟。しかし最後の最後でどんでん返しが!
なんだか、”怪人20面相vs少年探偵団”の様相を呈してきましたね。
Someday Angeline, Louis Sachar ☆☆☆☆ 28000
1章1章が短く読みやすかったです。
ジョークがイマイチ面白くなかったりするのですが、これは仕方がないです。
やっぱり最後はこう持ってくるわけね! 分っちゃいるけどいいですねえ。
The Bad Girls, Jaqueline Wilson ☆☆ 31000
Someday Angelineを読んだ後だけになかなか進みませんでした。
主人公のマンディにイマイチ共感できなかったです。
逃げても逃げても苛めっ子は追いかけてくるのに!
いつか戦わなければ、いつまで経っても苛められる。早く気付いてくれ、マンディ!
そんな思いで読んでいました。
”雨降って地固まる”みたいな話なんですけど最後の最後なんでねえ。
Love Story, Eric Segal ☆☆☆☆ 33000
なんとなく読み始めて、”難しいなあ”と思いつつも(短いからいけるかな?などと勝手に思って)
なんとか読めました、相変わらず豪快な読み飛ばしでしたが。
”Love means never having to say you're sorry”確認出来て嬉しかったです。
レベル7(レベル7って読んだ事ないんですが)ぐらいのような気がします。
やっぱり原著はいいです。17章以降は独りで隠れて読みましょう。
The Lottie Project, Jaqueline Wilson ☆☆☆ 50000
やっと読み終わりました。なかなか進まなかったです。
Bad Girlsよりは、すーっと読めましたが、あまり読めてないかも?
読んでいてあまり情景が浮かびませんでしたから。
John GrishamのThe Clientを100ページぐらい読んだんですけど
こちらの方が読みやすいです。
どうもJaqueline Wilsonは苦手なようです。
The Wide WIndow, Lemony Snicket ☆☆☆☆☆ 34000
第3巻は最初からイヤな感じです。
途中2巻と同じパターン?と思わせといてひと捻り!
どんな状況下でも文法の間違いを指摘するジョセフィンおばさんには大爆笑。
なんか不幸な感じがしないのは感覚が麻痺してきたからでしょうか?
今回もSunnyが大活躍です。
Misery(PRG6) ☆☆☆☆☆ 24000
ビデオ観てから読みました。
イメージしやすかったですが、ビデオとGRはかなり違います。
GRの方が”キングっぽ”くて恐いです。
心臓バクバクしながら、結局、最後まで読んでしまいました。
ホラーが苦手な人は絶対止めた方がいいです。
James and the Giant Peach, Roald Dahl ☆☆☆ 30000
まあまあです。一気に読むと言う感じではなかったです。
奇想天外な冒険物語なのですが、ちょっとアクがないというか・・・
私はダ−ルの作品のはかない終わり方が好きなので。
Captain Underpants #3, Dav Pilkey ☆☆☆☆☆ 5800
いやあ、本当にバカバカしいですね、といってもこれがいいんですが。
この本は気楽に読めるのですが、出だしはスターウォーズのパクリから入ったりするので
油断していると、こういうパロディーを見過ごてしまいます。気をつけないと。
Lorna Done(OBW4) ☆☆☆ 16000
読みやすかったです。
最後の章はもう少し細かく書いてくれれば、より感動的だったような気がします。
最後まで読んでいただいてありがとうございました。
皆さんもHappyyyyyyyyyy Reading!
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