Re: マリコさん、ありがとうございます。多聴の迷い道2

[掲示板: 〈過去ログ〉SSS タドキストの広場 -- 最新メッセージID: 9999 // 時刻: 2024/11/24(00:29)]

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3691. Re: マリコさん、ありがとうございます。多聴の迷い道2

お名前: しお
投稿日: 2003/7/31(10:04)

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マリコさん、こんにちは。しおです。

〉よかったですね!!
〉元気そうな投稿をみて、わたしもすごくうれしいです。

ありがとうございます!!

〉あのとき、
〉『もっと自信をもたれればいいのに・・・
〉英語の先生だし、レベルはみんなよりダントツに飛び抜けているのだから。
〉できない部分に目を向けないで、ひとよりできるところを見て、わたしってすごいと思えればいいのに・・・』
〉ということを思いながら言葉をさがしていました。

〉完璧主義の人を励ますのは逆効果だろうし、しおさんにたいしてわたしがほめるのもなんかへんですよね。
〉悩みを訴えながらも、ご自分でわかってらっしゃるようだし、時間がたつのを待つしかないのかなぁと今日の報告を待っていました。

どうも、ご心配をおかけしました。
英語の先生といっても、もとは経理屋で、教職免許などもっていません。SSSの掲示板のご縁でSEGの中高生100万語クラスを担当するようになり半年が過ぎ、「もっともっと実力をつけたい、他の英語の先生のレベルに少しでも近づきたい」と思いが非常につのっていました。
多読クラスですから、基本は自分がやさしいレベルを大量に読み、生徒さんひとりひとりの様子をみながら本をすすめていく、というのでいいはずですが、先生という立場になってみると、ただ読むだけでなく、やっぱりリスニングもスピーキングもライティングも何もかもできてないと、それもできるだけ早く、という気持ちになってしまったのです。やっぱり自分の知識に厚みがあるほど、アドバイスももっと的確になるのに。語学は時間がかかるから焦っても無理と分かっていても、インスタントにできるようになりた〜い、と焦る感情をコントロールしきれない状態でした。
100万語クラスでリーディング以外に要求されるのは、とりあえずリスニング&シャドウイング。ライティング、スピーキングは後回しにできるから、リスニングだけでもなんとかしたい〜と気持ちが全部そこに行って煮詰まってしまったみたいです。

〉レベルがあがるほど、力ののびを実感できなくなるんじゃないかと思います。
〉血液の酸素飽和度曲線のように、限りなくネイティブに近づいても、完璧を求めていたら決して満足は得られないのではないかと思って。
〉いつも満足を得られない状態は苦しいですよね。
〉もっと気楽に考えていたほうが、全体としての効果も上がりそうな気がします。
〉悩んでないしおさんのほうがすてきですよ。

そうですか(^^) 今回のことで、もう淡々とたくさんやっていくしかないな、あっさりあきらめられたので、気が晴れました。

〉よかったです。
〉しおさん、自分ですごいと思うでしょ?
〉もっと自信をもってください。
〉わたしは、プロに対しては、この分野にかけてはだれにも負けないというような自信をまとっていてほしいと思います。

私は「自分のことをすごいと思ってしまったら終わり」という考えなのですが、自分の性格上「あれもこれもできない」につながって逆効果みたいですね。
多読講師になって4〜7月にかけて悶々としつつも、できないことはいろいろあっても、とにかくやさしくて面白い本をすすめるのが私の使命なんだから「やさしい本を読んだ数にかけては誰にも負けない」ようになればいいんじゃないかと考え実行しています。マリコさんの言葉を読んでもっと気合がはいりました。バリバリ読みまーす!

もうひとつ、この分野にかけては誰にも負けないことは・・・・28歳くらいまで英語の音声をほとんど聞く機会がなく、英語の成績もふるわなかったので、聞き取れない悲しみと、英語の音が理解でき聞き取れるようになるまでの苦しみがよく分かるということです。これを分野といっていいのかな?
(田舎の中学高校だったので音声教材なし。たまに先生のカタカナ朗読を聞くのみ。発音記号は全く分からない。単語の発音は自己流、ただ記号をおぼえるようにこじつけでおぼえただけ。音読したこともない。大学の教養の授業で、英語のネイティブ講師のいうことがひとことも分からない。英語ができないのでバイトは古文の講師。しかし生徒がたまたま持ってきていた学校の英作文の宿題について聞かれ、簡単なものなのに分からないと答えて呆れられ、いまでも結構トラウマ(笑)会社でも英語ができず苦労する)
身近に音声があって自然にある程度聞き取れるようになった人にはその現状と悲しみは理解しがたいだろうと思います。生徒さんがいらぬ苦労をせずにすむになればいいのにと思っています。自分の上達の過程を観察できることを財産と考えて、自分の自信としていきたいと思います。


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